日 時 | 2012年12月14日(金) |
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場 所 | ベルビューガーデンホテル関西空港 |
参加者 | 役員17名,代議員24名 |
委員会議長 | 自治労 岬町職員組合 中筋さん |
泉南地区協議会は12月14日ベルビューガーデンホテル関西空港におきまして第4回地区委員会を開催いたしました。総会は役員17名代議員24名の参加で成立し、第23年度活動経過報告、決算・会計監査報告、第24年度補強方針(案)、第24年度予算(案)が満場一致で可決されました。
この定期総会におきまして、4名の方が退任されました。総会ではその功労を称え、連合大阪からの感謝状と泉南地区協議会からの記念品贈呈が行われました。
また、懇親会ではご来賓として連合大阪佐伯副事務局長,藤原貝塚市長,向井泉南市長,福山阪南市長,田代岬町長,有馬泉南地区相談役にもご参加頂きました。
【退任役員】
副議長 前田 奨さん(Kグランドサービス労組)
事務局次長 藤井 吉隆さん(阪南市職員組合)
監査(兼)幹事 片岡 正規さん(新日本工機岬工場労組)
日 時 | 2012年12月14日(金) |
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場 所 | テクスピア大阪 |
参加者 | 役員25名,代議員48名 |
私たち泉州地区協議会は12月14日(金)テクスピア大阪におきまして第4回地区委員会を開催いたしました。地区委員会は役員25名代議員48名の参加で成立し、経過・活動報告、決算・会計監査報告、第24年度運動補強方針・予算・役員体制が「異議なし」の声と満場の拍手で可決されました。
泉州地区協議会は23年度より、予算科目を上部団体の予算科目に合わせることと、労働福祉事業会計を新たに設けることとしました。この特別会計は行政からの労働者福祉事業に対する補助金の使われ方の「見える化」を図ることを目的とした会計です。各自治体において行財政改革が進む中、行政に向けて補助金の使われ方を明確にするとともに地区協議会の活発な活動の報告を行うことにより、労働者福祉に対する理解と、更なる充実を求めるためです。24年度についても引き続きこの方向性を踏襲し、予算科目の運用について更に連合大阪の運用に合わせることとしました。定期総会では、22年度より結成された行事運営実行委員会を基軸に、労働福祉事業活動の充実に引き続き取り組むことと、政治活動としては、民主党の責任ある応援団として、これまでと同様の支援を行うことが確認されました。
この定期総会におきまして、4名の方々が退任され、表彰規定によりその功労を称え表彰が行われました。
定期総会後の懇親交流会は、連合大阪南地域協議会鎌倉議長の挨拶と乾杯の発声で始まりました。来賓の阪口高石市長と和田忠岡町長も懇親会にご参加頂き、連合大阪推薦首長である阪口市長から連帯のご挨拶を頂戴しました。
終盤では、恒例となっている役員挨拶を兼ねた企業の営業広報活動が展開され、最後は反保副議長の閉会の挨拶、高橋副議長の「団結がんばろう!」で締めくくられました。
連合泉州は、愛のある‐[絆]-で繫がった地区協を目指し地道な活動を展開しています。今後ともよろしくお願いいたします!
(泉州地区協議会事務局長 藤原一也)
【退任役員】
副議長 山下 敏さん(三井化学労組)
事務局次長 山野 英次さん(センシュー労組)
事務局次長 谷内 直輝さん(日鐵住金建材労組大阪支部)
幹事 浜崎 和明さん(松浪硝子工業労組)
日 時 | 2012年11月30日(金)16:00~ |
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場 所 | ホテル第一堺 |
参加者 | 役員23名,代議員62名 |
委員会議長 | 大交労組 辻本さん,南海バス労組 中井さん |
11月30日(金)16時より、ホテル第一堺において、役員23名、代議員62名が出席し、連合大阪堺地区協議会 第4回地区委員会を開催しました。
地区委員会では、第24年度重点活動(案)、第24年度予算(案)、地区委員会決議など、4つの議案について審議し、全議案を満場一致で可決決定しました。
堺地区協議会の合言葉である「愛・笑顔・幸せ!!希望ある明日に向けて」の通り、「愛があふれ、笑顔いっぱいに、幸せを実感できる」社会をめざし、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みをさらに強化させていきます。
また、長きにわたって堺地区協議会にご尽力いただき、今期で退任された4名の役員の方に対し、その功績を称え表彰を行ないました。
【退任役員】
事務局次長 桐野 誠さん(関西電力労組南大阪支部)
幹事 渡邉 泰彦さん(シャープ労組堺支部)
幹事 熊野 昌也さん(南海電鉄労組)
オブ幹事 森 義仁さん(三宝伸銅労組)
(堺地区協議会事務局長 川井勇二)
日 時 | 2012年11月10日(土)11:30~14:00 |
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場 所 | シティホテルサンプラザ堺 |
参加者 | 32人 |
第4回連合大阪南地域協議会役員OB会を11月10日にサンプラザ堺に於いて開催いたしました。来賓として連合大阪大阪南地域協議会議長 鎌倉幸信さま、阪南市長 福山敏博さまにご出席を頂き総会に花を添えて頂きました。ありがとうございました。
さらに、衆議院議員の森山 浩行さまも市内巡回中に総会開催を知り立ち寄られ挨拶をされました。来賓としてではないですが、10月施行の泉南市議会議員選挙で見事に当選をされました木下豊和議員もOB会の一員としてご参加頂きました。
今年度は役員OB会の綱領を一部改訂し「名誉顧問」「名誉会長」更に「議長経験者会議」開催等について満場一致で承認頂きました。総会で承認頂きました直後に、中西喜夫会長より「名誉顧問」に初代連合大阪会長の石原利昭さんを、「名誉会長」に連合大阪5区地域協議会初代議長の堀江高一さんに就任頂きたく提案をし満場一致で承認を頂きました。
さらに、議長経験者会議につきましては今後役員OB会が各種の活動を行っていく際にご意見を頂く場としていきたい、そしてより良い組織運営をしていくことを提案し了承頂きました。
その後は初代岸貝議長の西野武一さんの発声で懇親会に移り近況の話・また過去の連合での話題・更に家族や家庭菜園の話等、なごり尽きない話題で2時間半が矢のごとく過ぎ去って予定の時間をオーバーしてしまいました。
終わりに来年の再開を誓う中、OBの一員である大阪労福協専務理事 平田茂徳さんの発声により連合大阪南地域協議会役員OB会・連合大阪大阪南地域・各地区協の更なる発展と連合大阪諸活動に「力一杯」頑張ることを誓い、「ガンバロウー」で締めくくりました。
OB会事務局長 奥 泰孝
日 時 | 2012年11月9日(金)15:00~ |
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場 所 | ホテル第一堺 |
参加者 | 代議員70名,役員23名 |
委員会議長 | 電機連合 シャープ労働組合堺支部 稲葉 允さん 日教組 堺教職員組合 川井 俊治さん |
2012年11月9日(金)15時より、ホテル第一堺にて連合大阪大阪南地域協議会 第4回地域委員会を開催しました。概要は以下の通りです。
内容
<報告>
第23年度活動経過報告
第23年度会計報告・会計監査報告
<議案>
第1号議案 第24年度補強方針(案)
第2号議案 第24年度予算(案)
地域委員会決議 採択
12回目(雨天中止含む)となるクリーンキャンペーンを、今年も大阪南3地区一斉に開催しました。当日は大変気持ちの良い秋晴れになりましたが、参加された皆さんにとっては少し暑かったようです。それでも、OBさんから小さなお子さんまで一生懸命歩いてゴミを拾ってくださいました。
また、社会貢献小委員会で決定した大阪南の統一テーマ「防災」に基づき、昨年同様清掃ボランティアの合間に指定避難場所や防波堤の高さなどの確認を行いました。
日 時 | 2012年10月13日(土) |
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場 所 | 堺市内 |
参加者 | 350人 |
日 時 | 2012年10月13日(土) |
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場 所 | 岸和田市内 |
参加者 | 124人 |
日 時 | 2012年10月13日(土) |
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場 所 | 泉南市 男里川河口付近 |
参加者 | 70人 |
日 時 | 2012年9月26日(水)10:00~13:00 |
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場 所 | 岸和田市内 |
参加者 | 10人 |
OB会初の独自イベントとして、ハイキングを企画しました。今回はNHKの連続テレビ小説でも話題になった、だんじりの町岸和田を散策。
岸和田駅前商店街の中には、カーネーション公式ショップやドラマ衣装が展示してある“オハラ洋装店”、NHKギャラリーなどがあり、観光客がたくさん訪れているそうです。
商店街から一歩入ると、城下町の趣を残す町並みに出会えます。
地元すぎるのか、「前を通ったことはあるけど入ったことは無い」場所がほとんどで、皆さん興味津々でした。
途中、お仕事でどうしても参加出来なかったOBさんから差し入れを頂きました。
最後はだんじり会館でカッコよく締めくくり、「うお吉」さんの美味しいお弁当を食べて、皆さん笑顔で解散しました。
今回は初めての試みという事で残念ながら人数は少なめでしたが、次回はより多くのOBの方々にご参加頂ければと思います。
最後になりましたが、企画から当日の段取りまでお世話してくださいました山中さんに心より御礼申し上げます。有難うございました。
(2012年9月7日~10日)
9月8日から9日の2間にわたり「2012平和行動in根室」が開催され、全国から多くの仲間と共に参加しました。
7日の朝、伊丹空港を出発後羽田で乗り継ぎ空路中標津空港に午後1時40分に到着した連合近畿ブロックの32名の仲間と観光バスに乗車、北海道での一連の平和行動スタート。
バスは、一路、オホーツク海・根室海峡を眺望できる標津町海岸から国道244号線を南下、野付郡の道の駅おだいとうに到着、海の向こうには野付半島(海抜2~3メートル)その向こうにわずか16キロメートルに北方四島(択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島)の国後島が鮮明に浮かんで観え感動した。
再びバスに乗車、野付半島周遊し動物や植物又、地の文化など観ることが出来た。
8日、屈斜路プリンスホテルを出発、屈斜路湖の砂湯・快晴の摩周湖を眺望した後、一路蝦夷じか・牛・馬・狐・鶴など車窓を楽しみながら、北方四島学習会の開催される北方北海道立四島交流センター(略称:ニホロ)に到着、ニホロは、北方領土問題についての国内外の世論を一層盛り上げるとともに、北方四島(歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)に居住するロシア連邦国民との交流の促進を図る拠点施設。
場 所 | 内 容 | |
第1セミナー | 野外広場 (50人) | 「ふるさと北方四島への思い」 講師 高橋孝志 氏(元島民、歯舞群島 勇留島出身) |
第2セミナー | 交流ホール (200人) | 「北方領土の現状と問題点」 講師 児玉泰子 氏(北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長) |
第3セミナー | 対話ルーム (40人) | 「北方領土の日本家屋」 講師 佐藤久夫 氏(連合北海道釧路地協会長) |
第4セミナー | 視聴覚室 (40人) | 「北方四島の自然と諸問題」 講師 本間浩昭 氏(毎日新聞社記者) |
第5セミナー | 調理実習室 (25人) | 「ロシア風水餃子 “ぺリメニ”づくり」 講師 佐々木アンナ 氏(ロシア料理家) |
各セミナーで、押し詰め状態、会場に入りきれない事態であった。私は、本間さんの北方四島の自然と諸問題と、児玉さんの北方領土の現状と問題点、を受講。
本間さんは記者として、数回ビザなし交流会に参加し北方領土の島の現状を記録し出版しています。島では開発が進み動物の生態系に変化が出てきていることや空港整備で益々返還交渉が難しくなるのでは?と危惧していました。
又、児玉さんは島の出身者で自由に島へ帰れる日が早く来ることを臨んでいます。島の出身者の高齢化が進んでいることや、約17,000人の元島民も現在7,200人余りになっていることなどの説明と参加者皆さんが、今日見たこと、聞いたことを皆さんの地域で語って頂き返還運動を全国で盛り上げて頂きたいと声を大にして唱えている事に感動を致しました。
9日、納沙布岬・希望の岬公園で2012平和ノサップ集会が開催。
全国仲間1,400名が結集した集会に参加、主催者挨拶で連合古賀伸明会長は、旧ソビエトによる不法占拠を受けてから67年経った今も、北方四島一括返還がされていない現状やロシア政府が進めている四島の開発、ロシア首脳の国後島視察強行など現状の取り巻く状況について触れ、現状を踏まえて連合が取組むべき課題として、ビザなし相互交流をこれまでの文化交流や対話交流に加えて、長期滞在あるいは、経済交流を含めた戦略的な交流を検討する。北方四島にかつて日本人が住んでいた証しとして日本建築物保存と再建について関係団体との協議に入ること。また、高齢化が進む元島民の方々の語り部継承運動へ着手し、戦争の悲惨さを風化させることなく平和活動を未来に繋げるため若い人を中心とした次世代の語り部育成に取組むと述べた。
最後に、「参加の皆さんが語り部となり職場や地域で語り伝えることが、真の運動の広がりと深まりに繋がると確信する。返還が実現するまで運動を続けていくことを誓う」と結んだ。
来賓の挨拶では、元島民の切実な願いの実現に向け日本政府は、日ロ両国の平和と友好、信頼関係を一層醸成させ、日ロ平和条約の締結に向け粘り強い外交を積極的に進めて行くことを政府に対し求める。元島民の高橋さんから、当時強制的に島を追われた悲惨な状況について語ると共に、領土問題について関心を寄せて世論を高めて欲しいと訴えた。
特別報告で竹島問題について、岩田連合島根副事務局長の報告、引続いて平和リレーが行われ、平和4行動スタートの地、沖縄へピースフラッグが受け渡された。最後に地元連合釧根地協佐藤会長が北方四島一括返還を願って力強く団結がんばろうで締めくくった。
引続いて、歯舞漁港で2012平和ノサップ集会記念「根室水産フェスタ」が開かれ、ホタテ焼・イカのごろ焼・さんま焼・おにぎりを、腹いっぱい堪能しました。
帰りバスの運転手さんの計らいで午前中ガス(霧)がかかっていたため見えなかった貝殻島や水晶島が見えるかも分からないので一度戻って見ることになりました。道中期待感の高まりを押さえ希望の岬公園に到着すると視界が広がり貝殻島の旧日本の灯台や水晶島を観ることが出来て一同、喜びと・感激でいっぱいになりました。運転手に感謝いたします。
10日、釧路空港から羽田経由伊丹空港にて全員怪我もなく帰路に着く。
今回、連合「2012平和行動in根室」に参加させていただき、戦後67年経過しましたが北方領土問題(北海道)・竹島(島根)・尖閣諸島(沖縄)と日本固有の領土が一部不法占拠されている現状を国民全体が認識を深め解決に向けていかなければ領土を失う危険性が有るのではないでしょうか。
この度、大阪南地域協議会枠として平和行動in根室へ参加させて頂きました。私が根室へ行きたいと思った理由は、北方領土問題をリアルに感じたかったからです。
この二年ほど“北方領土の日祈念大阪府民大会”へ参加し、歴史的・政治的経緯を学習してきました。しかし、どこか遠い出来事の様な感覚を拭い去れず、ぼんやりとした認識にとどまっている感がありました。
一生懸命返還を訴える元島民や地元の高校生の気持ちを自分に置き換えて感じたい。近いと言われる島々をこの目で見てみたい。また、どうしても疑問に思ってしまう“ビザなし交流”の意義を知りたい。たくさんの気持ちを抱えて大阪を発ちました。
北海道に着き、中標津空港からバスで約一時間。生まれて初めて見る北方領土は、道の駅「おだいとう」北方展望塔からの国後島になりました。その後、野付半島から更に近い国後島を見て、想像以上に衝撃を受けている自分がいました。「近い」という言葉がやっと私の中で現実になった瞬間だと思います。
この僅かな距離の間に越えられないラインがあるなんて、信じられない気分でした。
翌日、北海道立北方領土交流センターで開催された北方四島学習会では、元島民の方の体験談「ふるさと北方領土への思い」と、北方領土返還要求運動連絡協議会で事務局長をされている児島泰子さんの「北方領土の現状と問題点」を拝聴しました。
元島民である高橋さんは、思い出したくもない苦しみの記憶と向き合い、語り部の使命として、故郷を奪われ強制送還された辛い過去を話してくださいました。「ずっと根室にいるのは、いつかロシアが引き上げて故郷へ帰れる日が来ると信じているからだ。」「年々帰りたい思いは強くなるが、高齢になり、思いに身体がついていかない。自分にはもう時間がない。」といった言葉が、講演後もずっと心に残りました。
「北方領土の現状と問題点」を講演してくださった児玉さんも元島民ということで、言葉の端々に島への憧れを感じました。スライドで見る島の自然は雄大で美しく、訪れたくなる魅力に溢れています。それらを含む様々な資源と、今ロシアが急速に推し進めているインフラ整備・観光開発計画の説明を受け、いろいろな意味で本当に時間が無いのだということを痛感しました。
9月9日に納沙布岬で行われた「2012平和ノサップ集会」は終始濃い霧に包まれ、わずか3.7キロ先の歯舞群島・貝殻島さえ見ることが出来ませんでした。しかし、全国から集まったたくさんの仲間たちは、近くて遠いその島をそれぞれの心に描いていたと思います。
また、集会中盤では特別報告として連合島根から竹島問題の報告もあり、国民ひとりひとりが全ての領土問題に関心を持たなければならない時が来ているのだと再認識しました。
集会を終え歯舞漁港で昼食を取った後、僅かな天候の回復に期待を寄せ、釧路へ向かう予定を変更し再度納沙布岬を訪れました。そこにはっきりと見えた貝殻島は、時々霧に隠されて見えなくなるけれど、確かに自分はそこにいるのだと訴えかけている様でした。
領土問題は知れば知るほど難しいものです。行く前に感じていたビザなし交流の疑問も、結局すっきりとは納得できていません。それは日本という国が、国民の思いが、まだひとつの意思で固まっていないからかもしれません。
世界中にいる故郷を追われた人々が一人でも多く笑顔で帰れる日が来ることを願い、私も微力ながら今回の行動で知り得たことを誰かに伝えられればと思います。
(2012年8月7日~9日)
8月7日から9日の3日間、長崎県で開催された「平和行動in長崎」に参加しました。連合大阪からは8名が参加し、連合泉州地協からはJFE継手労組の谷口執行委員と共に参加しました。
<1日目>
1日目、長崎空港に到着後、オリエンテーションを実施した後、「核兵器廃絶2012平和ナガサキ大会(写真)」が開催される長崎県立総合体育館に移動しました。この大会は、連合、原水禁(原水爆禁止日本国民会議)、核禁会議(核兵器禁止平和建設国民会議)3団体が共同開催しているもので、長崎県知事、長崎市長を来賓に迎え、多くの方が参加されました。私が特に印象に残ったのは、被爆体験者の中島正徳さん(長崎県被爆者手帳友愛会会長)による「被爆者の訴え」です。原爆が投下された当時の状況や、仕事先から自宅に向かうまでに遭遇した出来事を詳細に説明して頂きました。私自身、このような体験談を聞いたことが無く、非常に衝撃を受けた内容でした。
<2日目>
2日目は、午前中から「ピースウォーク」に参加しました。原爆投下中心地公園をスタートし、「原爆投下中心碑」、「浦上天主堂遺壁(写真)」、「平和の泉」などを連合長崎のスタッフの方に案内と説明を受けました。ピースウォークの途中、長崎平和公園内にある「長崎の鐘」では、打鐘のリハーサルが行われようとしていました。我々連合大阪の一員も参加させて頂き、原爆投下時間である11時2分に合わせて打鐘を行いました。原爆投下の前日とはいえ、大変貴重な体験ができたと同時に、記念に頂いた携帯ストラップは大切に保管しておこうと思います。
ピースウォーク終了後、次の行事まで時間に余裕があったので、数名の方と「長崎原爆資料館」へ見学に行きました。資料館では、被爆体験者の方に館内を案内して頂きながら、ご自身の体験談も聞かせて頂きました。広島(「リトルボーイ(ふとっちょ)」)と長崎(「ファットマン(ちび)」)に投下された原爆の種類や、長崎に投下された理由など、丁寧に説明をして頂きました。「あと3分だけ時間を下さい」とギリギリまで説明をして頂いた方に感謝すると同時に、自身の体験を多くの人に伝えようとする熱意を感じました。
資料館の見学後、「2012平和シンポジウムin長崎(写真)」に参加しました。内容は、「2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けた取り組み」について広島大学の水本教授の講演と、外務省の吉田課長を交えたパネルディスカッションが行われました。NPTにおける日本としての取り組み内容や、今後の課題について議論されました。
<3日目>
3日目は、「被爆67周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(写真)」に参加してきました。当初は、会場に入ることすら困難ではないかと思っていましたが、なんとか席を確保することができました。テレビでは毎年見ていましたが、実際に参加できたこと光栄に思っています。式典には、野田首相を始め、国内外から来賓の方が参加されていました。一般参加者の中には、海外からの参加者もおられ、関心の大きさを感じることができました。式典は、何事も無く終わることができましたが、唯一残念だったのは、式典中に平和公園の外から聞こえるマイクの音です。広島でも同じ出来事があったと聞き、残念でなりません。
<最後に>
私はこれまで、沖縄平和行進や、非核平和行進などの「平和活動」に参加させて頂きました。今回の「平和行動in長崎」も含め、労働組合の役員であったからこそ、これらの行動に参加できたのではないかと思っています。人間だれしも「平和」であることを望んでいる訳で、それを達成するための行動に参加できることを光栄に思っています。初日の「核兵器廃絶2012平和ナガサキ大会」にて、高校生平和大使が言われた「私達は、微力かもしれないが、無力ではない」という言葉が印象に残っています。私自身も微力ですが、この言葉を肝に銘じ、今後もさまざまな平和行動に参画し、この体験を多くの方に伝えていきたいと考えています。
最後に、この3日間を共に行動した7名の皆さんのおかげで、すべての行程を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
(2012年8月4日~6日)
8月4日から6日の3日間、連合「平和行動in広島」に林副議長と共に、初めて参加させていただいた。長崎出身の私にとっては願ってもない機会であった。被爆地からは距離の離れた県内ではあったが、8月9日「長崎原爆の日」は必ず学校は登校日であり、被爆体験者の講話を聞く学校生活が、12年続いた。あれから、20年の年月が経過し、再び、「原爆の日」を被爆地で迎えることになった。
今までと違った視点から戦争なり原爆の怖さを体感することができた。これまでは、一度に大勢の命が奪われること、放射線被害が長期に渡ることの怖さばかりが記憶されていた。今回の行動を通じて、戦争や原爆はまさしく「人権問題(差別社会そのもの)」であることを実感した。被爆から67年が経過し、被爆体験者の平均年齢は、78歳と高齢になり、社会的には風化の一途をたどっている状況にある。
私たちは、唯一の原爆による被爆国であり、世界に向けて核兵器の廃絶を求めると共に、代々にわたりこのことを伝承していくことが大切であると改めて感じた。
広島・長崎の「原爆の日」を正確に言える割合は減少し、今や半数程度のまで落ち込んでいる現状を踏まえ、次世代の伝承に向けての様々な活動に積極的に取り組んで行きたいと思う。
連合が取り組んでいる、沖縄・広島・長崎・根室それぞれの平和行動は、現在の日本にとって大きな意義があると感じた。歴史的にも、領土問題が戦争に繋がってきたことも踏まえると、現在激化している領土問題を国際的な視点で平和裡に解決されることを望むばかりである。
最後に、是非、来年も林副議長と共に平和行動に参加していきたいと思う。
以上
(2012年6月23日~25日)
6月23日から25日に沖縄県で行われた「2012平和行動in沖縄」に、泉南地区協議会から松尾事務局次長と共に参加しました。
1日目は平和オキナワ集会が那覇市民会館で行われました。
この集会は連合が主催し、第一部は「変わりゆくアジア情勢と日本の対応」と題した道下徳成氏の基調講演、第二部は平和式典が行われました。会場には北海道から沖縄までの各地方連合と各産別組織から1,600名以上の仲間が集結しました。
今年沖縄は日本への復帰を果してから40年という節目の年になります。戦後27年間米軍の統治下におかれ、1952年の琉球政府発足後も自冶は限定され、軍事基地から派生する様々な問題で苦しめられてきた県民が島をあげて復帰運動を進めた結果、県民の悲願だった祖国復帰を果しました。しかし、沖縄県には全国の米軍基地の74%が未だに集中しており、この米軍基地があるが故に起こる事件・事故などで県民の生命と生活が脅かされています。世界の基地の中で、最も危険といわれている普天間基地の早期返還を求めるとともに、普天間周辺地域の危険性の除去や騒音問題の対策を示すよう日米両政府に強く求めています。
また、普天間基地へ配備するとしている垂直離着陸機オスプレイは過去の事故から危険性が指摘されており、今年4月にモロッコで、6月にはフロリダ州で墜落事故も起きています。沖縄県内41市町村議会全てが配備に反対し、撤回を求める意見書や決議を可決しております。
集会アピールでは沖縄戦の実相と悲惨さ、平和の尊さを学び、米軍基地問題の解消をめざし、基地の整理縮小と日米地位協定の抜本的見直しを求めて、粘り強く平和運動を推進することを誓い合いました。
終了後、日航那覇グランドキャッスルホテルにて、平和交流会として琉球舞踊、沖縄民謡を鑑賞しながら交流を深めました。
2日目はピースフィールドワークで、連合沖縄青年委員会の方々にピースガイドとして付き添っていただき、糸数アブチラガマ~ひめゆりの塔・資料館~魂魄之塔~平和祈念館・資料館と見学を行いました。
南城市にある糸数アブチラガマ(アブ=深い縦の洞窟)(チラ=崖のこと、沖縄の方言で崖が縦に大きく落ち込んだ所)(ガマ=沖縄の方言で洞窟やくぼみのこと)は全長270mもある巨大な自然洞窟で、ヘルメットを装着し懐中電灯を手に入っていきました。灯りは無く当時のままで、石が堅固に築かれた爆風よけの壁などがあり、まるで巨大迷路のようでした。奥の鍾乳洞の天井は自然のままでしたが、入口付近の天井は米軍の火炎放射器で黒く焦げ、その時爆発したドラム缶が突き刺さったままでした。
ここで負傷兵、軍医、看護婦、ひめゆり学徒隊、住民約600人が数か月も立て籠もり、生活をしていたと洞窟の中で説明を聞いても、私自身は想像がつきませんでした。でもこの事実を私たちはしっかりと後世に伝えていかなければと改めて思いました。
最後に、懐中電灯の電気を消して黙祷を捧げ洞窟を後にしました。
その後、ひめゆりの塔・資料館、平和祈念公園・資料館を見学し、平和祈念公園では沖縄から平和を世界にと、沖縄で亡くなった日米双方の名前が書かれた平和の礎の説明を受けました。6月23日は沖縄県の条例により戦争が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久平和を希求するとともに、戦没者の霊を慰めるため、慰霊の日に定められています。名前の書かれた礎の前で多くのひとが花束や飲み物を置いているのを見て、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、命の大切さについて改めて感じました。
夕方に那覇市民会館横の与儀公園に集合し、米軍基地整理、縮小と日米地位協定の抜本的見直しを求める行動の集会に参加し、集会後に県庁前県民広場までデモ行進しました。
3日目は連合大阪独自の行動で、対馬丸記念館と佐喜眞美術館を見学しました。
対馬丸とは、沖縄から県外へ集団疎開する多くの学童を乗せた船で、航海中の深夜に潜水艦により撃沈されました。乗船者1,788名の内約8割が亡くなり、また、助かった人はこの話を決してかたってはいけないとかん口令がしかれ、生存者にとって二重の苦しみとなりました。その悲劇を繰り返さない為、風化させない為、県内の小学校では毎年6月に慰霊碑の清掃活動や対馬丸の劇を通じて、戦争の恐ろしさと平和の尊さを学ぶ平和学習を行っています。
佐喜眞美術館には、沖縄戦の図(4m×8.5m)があります。これは沖縄戦を体験した多くの人がモデルになっていますので、沖縄に行かれたら是非、見ていただきたい絵です。美術館は普天間基地が隣接しており、屋上からはヘリコプターの離発着も見ることが出来ました。
この3日間で感じたことは、戦争は繰返すものではなく、平和を尊重するのは当たり前だが、平和を維持するには日米同盟や米軍基地問題、近隣諸国との付き合い方など、様々な問題を日本は抱えている。その問題を考える前に皆が沖縄に足を運び、沖縄の現状や過去の戦争の悲惨な歴史を認知してから議論をして欲しいということです。
また、資料館などでは生存者の体験談の映像も流れていました。終戦から67年を迎える中で、沖縄の悲劇を決して忘れてはいけません。後世にしっかりと語継いでいく事が平和行動に参加した私たちの使命と強く感じました。
日 時 | 2019年5月11日(土) |
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場 所 | 浜寺公園 |
参加者 | ソフトボール17人,BBQ28人 |
6月9日土曜日、浜寺公園ソフトボール場にて堺地区ファミリーイベント「マラソンソフトボール&BBQ大会」を開催しました。ソフトボール69名、BBQ126名というたくさんの参加者の思いが通じたのか、前日の雨で使用が危ぶまれていたソフトボール場もなんとか回復し、10時~15時まで思いっきりソフトボールを楽しむことができました。
“マラソンソフトボール”というのは、全員を2チームに分け延々と試合を続けるというハードな試合方法です。今回は南海バス労組さんの参加者が多かった為、南海バスチーム(NB)vs連合チーム(RG)という形式で戦って頂きました。結果は33対38で連合チームの勝利でしたが、大敗していた南海バスチームの午後からの追い上げは見事なものでした!
チーム | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 |
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NB | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
RG | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 7 | 4 |
13回 | 14回 | 15回 | 16回 | 17回 | 18回 | 19回 | 20回 | 21回 | 22回 | 23回 | 24回 | 25回 | 26回 | 27回 | 合 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 0 | 0 | 0 | 6 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 4 | 33 |
0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | × | 38 |
お昼はソフトボールを一時中断して、小さなお子さんも一緒にみんなでBBQを楽しみました。男性が多かった為か、あっという間にお肉が消えて行った気がします。
たくさんの飲み物やお肉を差し入れしてくださった皆さん、本当に有難う御座いました。
堺地区として周年行事以外のファミリーイベントは久しぶりでしたが、レク行事(労福協関連)担当の吉田副議長のご尽力で、堺地区のスローガンでもある“笑顔”の溢れる素敵なイベントになりました。
今後もこのような活動を継続していきたいと考えていますので、より多くの皆様のご参加をお願いいたします。
日 時 | 2012年5月20日(日) |
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場 所 | 和歌山県白浜温泉 |
参加者 | 15人 |
5月20日(日)、和歌山県白浜温泉にて15名の参加の下、泉南地区協議会第2回地域政策研修会が開催されました。地元選出の議員(泉南市議3名、阪南市議1名)を講師にお招きし、それぞれの課題について担当としての立場から詳細な説明を頂き、その後質疑応答の中での議論ということで熱のこもった研修会になりました。
第1回開催(昨年8月)に次いで今回が第2回目ということで、より地域に根ざした政策・制度に絞ったということもあって、各役員からもかなり突っ込んだ討議がなされました。
◆研修会の概要
・開会挨拶 宮﨑議長
・テーマ 泉南市、阪南市の情勢について
①泉南市のごみ問題について・・・・・・・泉南市議会議員 真砂 満
②泉南市の教育・福祉について・・・・・・泉南市議会議員 河部 優
③泉南市内企業の労働協約について・・・・泉南市議会議員 木下 豊和
④阪南市行政の課題と今後の展望について・阪南市議会議員 木村 正雄
・総括 大阪南 鎌倉議長
・閉会挨拶 津田議長代行
日 時 | 2012年5月9日(水)~10日(木) |
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場 所 | 広島市 |
参加者 | 大阪南 鎌倉議長,宮田事務局長/堺 藤原議長,川井事務局長 |
第17回連絡会議は、2012年5月9日~10日、本年度新しく政令指定都市に昇格した熊本市を加え総勢約130名の参加のもと、平和のシンボル都市「広島市」にて盛大に開催されました。
◆内容
原子爆弾が投下された歴史を踏まえ、広島市は自らを平和記念都市として、平和の確立と核兵器の廃棄を求める活動を市民全員が活発に行っており、改めて平和のありがたさを実感しながらの有意義 な会議でありました。
本年度は東日本大震災における復興から1年、連合宮城地協の災害支援の取り組みなどを生々しいビデオを見ながらの報告と今話題の大阪市をめぐる諸課題について、連合大阪市地協からの報告があり、いずれの報告も会場全員の方々がかたずを飲んで熱心に聞いておられました。大阪南地域協議会からは4名が参加し、各政令指定都市の役員の皆さんと和気藹々のもと多くの情報交換と懇談を行って参りました。
◆次第
1.主催者挨拶 連合広島地協議長 沖田 肇 氏
2.来賓挨拶 連合広島会長 伊丹 幸男氏
広島市長 松井 一實氏
(代理 経済観光局 谷本 睦志氏)
3.特別講演 「世界に誇れるまちの実現に向けて」
講師:広島市企画双務局 企画調整部長 久保下雅史氏
4.地協報告 仙台地協事務局長 冨田 清和氏
大阪地協事務局長 廣石 健次氏
5.地協事務局長会議
※ 2013年度の開催は東日本担当で「名古屋市(名古屋地域協議会)」にて開催。
5月1日、前日の雨を心配しながらも当日は日差しの強い好天に恵まれ、私たち働く仲間とその家族、約3,000人が堺・緑のミュージアム「ハーベストの丘」に結集し、盛大に開催されました。
今年のメーデーは、「仲間のために笑顔の力を!」を堺地区のサブスローガンとし、昨年同様、東日本の復興支援活動として、ご当地のレトルトカレー即売会を行い、たくさんのご支援をいただきました。また、堺地区のスローガンでもあります「笑顔」を題材にしました「家族の笑顔」の絵画展を同時に催しました。出展された作品は、どれもすばらしいものばかりで、集まった人達の心を癒されるものでありました。
式典につきましては、電機連合・木村様と、UIゼンセン同盟・坂本様の両議長によって進められ、主催者を代表し、藤原実行委員長より、「現在の大阪府域における労働組合を取り巻く状況は、本来の組合活動に取組む前に、組織を否定する存在と闘わなくてはならない。労働者の立場を理解し、弱者を作らない地方政治にしなければならない。しかし、労働組合も原点を見つめ直して労働運動をしていかなければならない」。と力強く話されました。政治政策については、政権政党の民主党に対しまして喝をいれられました。また、堺市関連につきましては、「自治都市堺を守るべく竹山市長のリーダーシップのもと、健全な市政が進められておる中、市長と市民が同じベクトルでブレることなく行動をしてほしい」。最後に、「堺地区協議会は、笑顔で働くことができる労働環境の整備、笑顔で暮らすことができる街づくりに努力していく」。と挨拶されました。
来賓には、連合大阪大阪南地域協議会・山本副議長、堺市竹山市長をはじめ、連合が推薦する議員、統一地方選挙に挑戦された方、部落解放同盟堺支部や近畿労金・全労済等の方々を迎え、それぞれ挨拶を受け、書記の岩井様(JAM)の祝電披露に続き、木村 智美様(JP)よりメーデー宣言(案)が提案され、満場一致で採択されました。
最後に、越智企画副委員長の発声のもと、力強いがんばろう三唱で、無事式典が終了しました。
終了後、「家族の笑顔」の絵画展の最優秀賞者の表彰式を行った後、恒例の福引抽選会を行い、大盛況のうちに終了しました。
ご協力ありがとうございました。
(堺地区協議会第83回メーデー企画委員長 林 英男)
昨年とは打って変わり晴天に恵まれた5月1日、岸和田市立浪切ホールにおいて、第83回連合泉州地区メーデーが開催されました。
本年は平日開催ということで、実行委員会を立ち上げた当初より参加者の減少が危ぶまれておりましたが、当日は泉州地区で働く仲間とその家族、1,057名もの参加者が結集しました。
開会に先立ち、「いまだ続いている東日本大震災がもたらした被災地の、早期復興への願い」と、「労働者は働くことで繋がり、支え合いながら生きている」とした上で、「大変厳しい経済環境下の中ではあるが、労働者の雇用を守ることで働くことを軸とする安心社会を実現することで、地域のみならず、日本経済に活気と潤いを与えましょう。」と開会宣言がなされました。
続いて、野内連合泉州地区協議会議長より、「いま、大阪は都構想の渦に嵌りつつある。昨秋の大阪W選以降、維新の会の進め方で大阪は本当に良い方向に向かっていくのか?労使は車の両輪であり、決して交わることはなくとも目的を共有し、そこに到達するために双方は欠かせない存在である。また、国政では政府の都度の対応の不味さが際立ち、与党民主党の応援団である連合としても腹立たしい思いである。現在抱える様々な課題は政権交代があったから起こった問題ではなく、55年体制の負の遺産が根本の原因である。中川衆議院議員には、地区を代表するものとして政局に巻き込まれることなく、これまで同様愚直に仕事をしていただきたい。
本年9月に行われる和泉市議選では、現時点で大橋・浜田両議員について連合大阪からの推薦決定を受け、泉大津市長選については、現職である連合大阪推薦首長神谷市長が挙手された際には、直ちに支援体制を整えることを伝え、本メーデーに参加されている皆様へ後の選挙への益々のご支援とご協力をお願いいたします。
結びに、今後も連合泉州地区は愛と絆を基軸とし、働くことを軸とした安心社会を実現するために活動を展開することを本メーデーで再確認するとともに、皆様方のご健勝とご多幸を祈念致します。」と力強い主催者挨拶がなされました。
次に来賓の皆様から、連合大阪を代表して連合大阪南地域協議会 鎌倉議長より連帯の挨拶、大阪府総合労働事務所南大阪センター長より松井大阪府知事のメッセージの代読、連合大阪泉州地区の行政4市1町全ての首長が駆けつけるなか、代表して和泉市辻 宏康市長より激励の挨拶を受けました。
続いて民主党大阪選出の国政議員を代表して中川おさむ衆議院議員より、挨拶と和泉市議選への支援要請がありました。
式典の最後は、「メーデー宣言(案)」が満場の拍手で採択、反保副実行委員長の閉会挨拶のあと、山中議長代行の発声による「団結がんばろう」で締めくくりました。
このあと、第二部では北海鉄工労組の紹介でハウスダンスチームAlbero.g(アルベロ・ジー) によるダンスイベントが催され、メーデー参加者も壇上に上がり、働く仲間と共に踊ることで絆を深めることができました。
最後は泉州地区恒例の大抽選会が催され、例年にも増して大いに盛り上がり、組合員(なかま)と家族の『絆(きずな)』が深まりました。
(泉州地区協議会第83回メーデー実行委員長 高野 佳人)
「希望と安心の社会づくり」第83回泉南地区メーデーは、5月1日火曜日、泉南地区協議会に結集する仲間1,012人が貝塚市コスモスシアターに集まり、小川事務局長の司会進行により開催しました。
第一部の式典では、メーデー実行委員長である杉山副議長の開会宣言により式典が開会し、続いて、泉南地区協議会の宮崎議長より「社会や職場の絆と連帯を深め、社会保障不安や雇用不安を吹き飛ばそう」と力強い主催者代表あいさつがありました。
次に、来賓の方々からのあいさつがあり、連合大阪大阪南地域協議会の宮田事務局長からは、「日本の経済・社会の前に大きく立ちはだかっている震災の復興・原発事故の後処理・デフレによる不況、この3つの大きな問題を乗り越えていくためには、絆を強くする労働運動に徹するということがキーワードとなってくる。連合大阪大阪南に集うみなさんの更なる結集をお願いする」との連帯の挨拶がありました。
そのあと、大阪府総合労働事務所南大阪センターの遠藤センター長より、松井大阪府知事のメッセージが代読され、続いて、泉南地区の行政4市3町の首長を代表し、藤原貝塚市長から「企業の海外移転の動きが貝塚市内においても出てきている。雇用の場の確保、地域経済の振興に向け行政側としても精一杯取り組んでいる。泉南地域の発展活性化のために力を合わせ共にがんばりましょう」との挨拶がありました。
また、連合推薦の各級議員団を代表して、長安たかし衆議院議員から「国民の生活が第一、国民の目線で政治を行うことを目標に掲げ、皆さんの期待を頂いて政権交代を実現できた。震災復興・電力・雇用・生活、様々な課題に対して、与党としてしっかり政権運営を行い、皆さんの期待に応えられるよう全力で取り組んでいく」との挨拶があり、自治体推薦議員を代表して泉南市議会議員の木下議員からは「組合出身者として、連合や労働組合が諸悪の根源であるかのようになされている偏ったマスコミ報道に憤りを感じる。連合が掲げる政策制度要求を地域で全うするために、自治体議員としてがんばる」と力強いあいさつがありました。
司会者から祝電メッセージが披露されたあと、自治労岬町職員組合の中筋さんから「メーデー宣言(案)」が提起され、満場一致の盛大な拍手で採択されました。
式典の最後は、津田副議長による「震災復興への道のりはまだまだ長く険しい。社会保障と税の一体改革の問題など非常に厳しい時代を迎えているが、連合泉南としては絆を大切に活動を展開していくので、皆さんの結集をお願いする」との閉会挨拶と、「団結がんばろう」三唱で締めくくられました。
第二部では、前田副議長の進行により、恒例の大抽選会が開催され、また会場の出入口では、東日本大震災被災地復興支援活動の一環として、被災地の物産販売と義援金カンパ活動を行い、メーデー参加者の協力により宮城県産レトルトカレー300食を完売するとともに18,418円の募金を頂きました。ご協力ありがとうございました。
(泉南地区協議会第83回メーデー実行委員会事務局 藤井吉隆)
日 時 | 2012年4月9日(月) |
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場 所 | ホテルレイクアルスターアルザ泉大津 |
参加者 | 156人 |
去る4月9日(月)大阪南地域協、堺地区協、泉州地区協、泉南地区協役員及び労組三役を対象として研修会を開催いたしました。
比較的三地区の皆さんが集まり易いということで、泉大津市駅前のホテルレイクアルスターアルザ泉大津の大ホールをお借りして、第1部を連合大阪・川口会長の「連合運動の地域への展開」というテーマでの講演、第2部を役員懇親交流会という構成で、総勢156名の皆さんにご参加を頂き盛大に開催することが出来ました。
第1部の川口会長の講演では、まず連合大阪の近況報告がなされ、3月24日に行われた民主党大阪府連との政策懇談会の内容と、4月6日の国会要請行動及び政治研修会における国会議事堂での輿石民主党幹事長、樽床副幹事長への要請行動。そして首相官邸訪問での藤村官房長官との懇談など、働く者の立場から国政へのアピールをしている旨の報告があった。
さらに大阪都構想問題にも触れられ、今行われている大阪市政の独裁的行政のあり方に疑問を投げかけ、日本の仕組みは民法を基に私権は公共に添いながら、権利の主張は誠実に行い、権利の乱用はけして許さない、このことは労働運動の基本でもあるとの教えも頂きました。そして労組の現状については、成熟し過ぎてその存在すら必要性を失ってしまっているのではないか?このことをことわざを引用されての説明では「創業は易く守成は難し」・・・新たに事業を興すよりも、その事業を維持発展させるのはさらに難しいという意味のわかりやすい説明があり、これからの労組活動の難しさも思い知らされました。
まとめとしては地域地区のこれからの運動のあり方として、毎年努力して政策要請を出してもらっている中で、地域で何をやりたいのか?その課題を見つけ出して、府政・国政に繋げるというもっと顔の見える活動をしてほしい。さらに地域地区には優秀な先輩方が沢山おられるので、OB会を発足させ充実させることで地域の起爆剤的な役割が果たせるようにして、先輩方の力を借りながら労組の活動を進めるともっと充実するのではないか?など、約50分の時間ではとても短くて物足りない貴重な内容のご講演をいただきました。
第2部の懇親交流会にも引き続き川口会長にはご参加を頂き、それぞれ三地区の役員テーブルを約20分間ずつの持ち時間で回って頂きながら、文字通り膝を交えての有意義な懇談及び交流が出来たのではないかと喜んでおります。
最後になりましたが、この役員研修会の素晴らしい企画運営をしていただきました野内研修会委員長を始めその研修委員メンバー全員の方にお礼を申し上げると共に、お忙しい中を泉大津までわざわざおいで頂き研修会を盛り上げて頂きました、各産別の役員の皆さんに心から感謝を申し上げ、連合大阪大阪南地域協議会の役員研修会の報告とさせて頂きます。