活動報告(2020年)

連合大阪南
大阪南労福協

2020年

連合大阪泉南地区協議会 第8回地区委員会/OB会第7回総会

日 時202012月11日(金)18:3019:30
場 所阪南市 サラダホール
参加者来賓2名,役員19名,代議員8名,傍聴2名(一部オンライン参加)
委員会議長

私鉄総連 水間鉄道労組 六尾 安都子 さん

 20201211日(金)1830分より、阪南市サラダホールにおいて、役員19名(うちオンライン参加5名)、代議員8名が出席し、連合大阪泉南地区協議会第8回地区委員会を開催しました。

地区委員会では、冒頭に岸議長よりコロナウイルス感染拡大の影響により中止または延期の判断を余儀なくされた1年間の諸活動を振り返り、各単組のご理解とご協力に感謝と関係各位へお礼の挨拶で地区委員会が始まりました。

 つづいて、連合大阪大阪南地域協議会 森 議長、ならびに本年10月の泉南地区議会議員選挙にて再選された河部 泉南市議会議員よりご挨拶を頂きました。

 その後、原田事務局次長より第31年度活動経過報告および第31年度会計決算報告、椎木会計監査兼幹事より第31年度会計監査報告を行った後、原田事務局長より第32年度補強方針(案)、第32年度会計予算(案)、第32年度役員体制()など、3つの議案について審議し、全議案を満場一致で可決決定し、地区委員会は無事に終了しました。

 また、今期中および今委員会で退任された以下の方々へ感謝状を授与いたしました。

第31年度退任役員

前 副議長
秦 麻由子さん
泉南地区教職員組合
前 副議長
川合 幸夫さん
日本郵政グループ労組泉州南支部
前 幹事
大屋 真志さん熊取町職員組合
前 幹事
佐野 建也さん
泉南市職員組合

(事務局長 原田善弘)

泉南地区OB会第7回総会

日 時202012月1日(火)
方 法郵送による書面開催

 7回総会は、コロナウイルス感染拡大を受け、書面での開催となりました。ご報告として、挨拶文と議案を掲載いたします。

≪挨拶≫

■主催者挨拶 有馬 政之 会長

平素は、連合大阪泉南地区役員OB会の諸活動にご理解とご協力を戴き感謝申し上げます。

さて、総会のお知らせを致しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により予定していた諸活動並びに行事がほとんど出来ていません。

会員各位の感染防止と安全第一を考えて、総会、懇親会は中止と致します。

つきましては、書面による総会開催に変更致しますので、ご理解の程宜しくお願い致します。

さて、泉南市議会議員選挙では、OB会役員の皆さんには、大変なご協力を頂き、ありがとうございました。お陰さまで(河部まさる議員)四期目を当選させることが出来ました。また、OB会会員各位のご協力に感謝申し上げます。

新年を迎えるにあたり、くれぐれも、コロナウイルス、インフルエンザ等に、感染しないようにご自愛下さい。

また、皆さまと元気に会えることを願いましてご挨拶と致します。

 

■来賓挨拶 河部 優 泉南市議会議員

連合泉南地区協議会役員OB会第7回総会開催にあたり、心よりお慶び申し上げます。

日頃は、私の議員活動に対し、ご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、本年1025日に執り行われました泉南市議会議員選挙におきまして、役員OB会の皆様には絶大なるご支援を賜り、無事、4期目の当選を果たすことできました。皆様より賜りましたご支援に対し、厚く御礼申し上げます。

本来であれば、ご支援を賜りましたすべての役員OB会の皆様方に対し、当選の御礼を申し述べなければならないところでございますが、コロナ禍によってこのようなご挨拶となりましたことをお詫び申し上げます。

今後も連合の掲げる「働くことを軸とする安心社会の実現」に向けたさまざまな取り組みに対し、皆様と共に連帯してまいる所存でございますので今後とも変わらぬお力添えをお願い申し上げます。

結びに本総会を契機に連合泉南地区協議会役員OB会の皆様の今後ますますのご活躍とご健勝・ご多幸を心より祈念いたします。

 

 ≪議案≫

■第1号議案 2020年度活動方針

1.OB会役員の相互の親睦と交流を図り豊かな生活を創造する。

2.連合大阪泉南地区協議会の発展と諸活動の協力を推進する。

・メーデーの参加

・各級選挙協力と政治活動の支援

・クリーンキャンペーン等の参加協力等

3.その他、連合大阪南地域協の役員OB会との連携協力

 

■第2号議案 2020年度役員

会長    有馬 政之

事務局長  田村 善行

幹事    村田  修、阪本 光司、百村 正義、宮﨑 孝行

      小川 正純、松尾 滋行、杉山 忠宏、杉村 和治

泉南地区協議会 第32年度補強方針

Ⅰ.はじめに

31年度は、20191213日に開催された第24回定期総会において確認された運動方針に基づき「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みを推進してきた。

しかし、本年初頭に突如として現れた新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界的に蔓延し、感染の連鎖は人と人、組織と組織のつながりをも簡単に破壊し、これまで当たり前のように推進してきた労働運動にも多大な影響を及ぼすこととなり、様々な制限・制約の下での運動を余儀なくされた。

本協議会においても、地区メーデーをはじめ各種会議、イベントを中止せざるを得なくなったが、ビデオ会議を積極的に活用するなど機関会議の開催に努力し、活動を維持しながら、地区の取り組みを展開してきた。

本年1025日執行の泉南市議会議員選挙においては、大阪維新の会が候補者を倍増したことに加え有力新人候補の台頭など、序盤は非常に厳しい選挙戦を強いられていたが、結果、前回を上回る票数(順位)を勝ち取り推薦候補の再選を勝ち取ることができた。

ご支援・ご協力をいただいた各構成組織(単組・支部)の懸命な取り組みに対し、心から感謝を申し上げる。

今後も定例議会前後の地区幹事会において推薦議員より活動報告・議会報告を行っていただくなど本会を通じ各構成組織(単組・支部)と推薦議員との連携を強化する。

泉南地区協議会のメインテーマである「絆」を基軸として、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて運動を推進する。

  

Ⅱ 具体的な重点課題(第31年度の成果と課題)

1.組織運動

(1)これまで進めてきた上部団体未加盟組織に対する連合との共同活動(仲間づくり) への呼びかけを推進する。

関西空港を拠点とする構成組織や上部団体未加盟組織へのアプローチが出来なかったため「組織拡大」という面では課題が残った。さらなる組織拡大に向け検討する。

 

(2)各幹事単組・構成組織においてコミュニケーション向上運動を重点項目として具体策を検討し、展開する。

地区の構成組織(単組・支部)間でのコミュニケーションは図れなかった。今後も継続的に展開する。

 

(3)泉南地区協議会幹事役員単組間で、若年層および女性組合員を中心に交流を深める。

地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後は、上部団体の活動を参考に地区で展開可能な運動を検討する。

 

(4)泉南地区OB会と現役との交流を継続実施する。

役員OB会合同四役会を実施し、課題の共有に努めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大により各種イベントを中止したため交流を図ることができなかった。今後も連携強化に努める。

 

2.社会運動

(1)地区メーデーは例年どおり、連合大阪の方針に基づき、連合大阪・大阪南地域協議会の方針に基づき、開催日の検討を行うとともに地区メーデーを継続実施する。

新型コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言が202047日に発令されたことを受け、屋外会場等での開催を模索したが、参加者の安全を優先し、中止の判断を行った。

今後は、感染防止対策を協議し、開催に向けた準備を進め魅力ある地区メーデーを継続実施する。

 

(2)連合の進める環境・平和・人権・安全を中心とする社会運動に積極的に参加するとともに、環境美化活動のクリーンキャンペーンを継続実施し、大阪南地域協議会が取り組んでいる「ベルマーク運動」にも積極的に参画する。

クリーンキャンペーンについては、ファミリーイベントとの同日開催を模索したが、参加者の安全を優先し、中止の判断を行った。

今後は、連合大阪ピリカシステムを活用するなど継続して取り組む。

 

3.政策・制度予算要請行動

(1)すべての自治体における課題の解決を図るべく、引き続き独自要請を策定し、要請行動を展開する。

泉南地区内43町の政策課題(独自要請を含む)について、推薦議員との政策懇談会を開催し、協議・確認することができた。

今後も引き続き、推薦議員との連携強化を図り、要請行動を展開する。

 

(2)自治体への政策・制度予算要請は、可能な限り泉南地区協代表と泉南地区推薦議員とともに、首長および幹部との懇談会を開催することを基本として推進する。また、要請する各項目について、連合推薦議員と連携し、各議会等への展開を図る。

連合大阪、連合大阪南地域協議会の方針に基づき、6月に議員懇談会を開催し、9月初旬に要請行動を展開予定であったが新型コロナウイルス感染症の影響により議員懇談会は7月、要請行動は11月に延期し展開した。

要請行動は、地区内すべての市町で懇談し、意見交換及び要請行動を展開することができた。引き続き各市町の予算編成前に展開するとともに要求内容について、各議会に対し推薦議員と連携し、展開する。

4.男女平等運動・広報活動等

(1)連合大阪・大阪南地域協議会の運動方針に基づき、泉南地区として女性参画を推進する。

泉南地区内の構成組織では、元々、女性組合員が少ないこともあって地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後は、上部団体の活動を参考に地区で展開可能な運動を検討する。

 

5.教育・文化活動

(1)次世代の役員を育成する目的として各種研修会をはじめ人材育成のための諸施策を検討・実施する。さらに、連合大阪・大阪南地域協議会の実施する研修会等へ積極的に参加する。

地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後は、上部団体の活動を参考に地区で展開可能な運動を検討する。

 

6.政治運動

地域における政治活動については、連合大阪・大阪南地域協議会の方針を基本として取り組む。

(1)連合大阪の「政策・政治フォーラムの機能強化」に準じて、地区としても政治活動を強化すべく、「大阪南政策・政治フォーラム」の機能強化に取り組む。

 地区内の政治活動強化に向け、連合大阪・大阪南地域協議会と連携し、取り組みを推進する。

 

(2)推薦議員との連携強化を図るため、推薦議員と日常的に相互関係を構築する。また、大阪南地域協議会が行う首長との懇談会についても積極的に参画し、良好な関係を構築する。

 推薦議員と地区構成組織(単組・支部)の連携強化を目的として、幹事会において議会報告および日常的な議員活動等に関して、推薦議員から報告をいただき相互関係の構築に向けた取り組みを展開できた。引き続き、良好な相互関係の構築を図る。

 

(3)各種選挙の取り組みについては、連合大阪の方針を基準としながらも、泉南地区協議会での検証・確認を充分行った上、推進する。推薦にあたっては、従来に増して活動実績の検証及び政策協定の意義を充分確認し、決定する。

推薦のあり方について、推薦候補者と地区協との間に独自の覚書を締結し、推薦議員との意思疎通を図ることができた。今後は、可能な限り地区内のすべての自治体に1名以上の連携議員を置く取り組みを推進する。

 

≪地区内の選挙≫

◎阪南市議会議員選挙 2021年9月30日(任期満了) 定数14

◎岬町長選挙 202110月8日(任期満了)

≪国政選挙≫

◎第49回衆議院議員選挙  20211021日(任期満了)

Ⅲ 組織運営

1.機関会議

(1)五役(四役)会議は重要案件について事前の意見交換・調整の場として運営する。

(2)幹事会は、泉南地区協議会の最も重要な機関会議であることから、毎月1回の定例開催とし、参加率を高めるため年間スケジュールを作成する。

 

2.任務分担

(1)役員の任務分担を明確にし、連帯感のある活動とスムーズな活動ができる運営体制を構築する。

 

3.事務局長会議

(1)地域・地区の活動を充実させるため、活動の平準化・相互協力の面から運営する。

連合大阪泉州地区協議会 第8回地区委員会/OB会第7回総会

日 時2020年12月4日(金)180019:10
場 所ホテルレイクアルスターアルザ泉大津
参加者来賓3名,役員19名,代議員20名
委員会議長

JP 日本郵政グループ労組 内田計さん

 124日(金)18時より、ホテルレイクアルスターアルザ泉大津において、ご来賓3名、役員19名、代議員20名が出席し、泉州地区協議会8回地区委員会を開催しました。

 開会の挨拶で田中議長より、連合のスローガンである“愛と絆で温もりのある連帯を築き働くことを軸とする安心社会を築こう”を取り組む為、推薦議員の必勝・地域地区一丸に向けて誓いあいました。

 その中で第31年度の活動経過報告等を行い、第32年度補強方針()、第32年度予算()、第32年度役員体制()、第8回地区委員会決議()、地区委員会特別決議()5議案について審議を行い、全議案が満場一致で可決決定されました。

第31年度退任役員

 前 副議長
大原 隆幸さん
泉大津市労組連合会
前 副議長
山口 早苗さん住友ゴム労組 泉大津支部
前 事務局長
松本 徳洋さん関西電力労組 岸和田支部
前 幹事
白川 寛康さん
忠岡町職員組合
前 幹事
足立 江美子さん関西競走労組
前 幹事
盛武 貴美枝さん
泉大津FAS労組
前 幹事
山本 遼さん朝日加工労組

 委員会後、コロナ禍で残念ながら役員の新旧交流会・OB会との懇親交流会は開催が出来ませんでしたが、今年度退任された役員の方々には感謝状を贈呈するとともに、代表して新旧事務局長が感謝の言葉・32年度の抱負を役員の前で語り合いました。

(事務局長 蛯原博志)

泉州地区OB会第7回総会

日 時202012月4日(金)
方 法郵送による書面開催

 7回総会は、コロナウイルス感染拡大を受け、書面での開催となりました。ご報告として、会長挨拶と議案を掲載いたします。

 ≪挨拶≫

■主催者挨拶 金子 豊光 会長

泉州地区協議会役員OB会の先輩諸兄姉には、平素より地区OB会の諸活動に何かとご支援ご協力を賜り、有形無形のご厚情に感謝申し上げます。

 さてこの一年を顧みますと新型コロナウイルス蔓延による活動の自粛が社会的規範となり、OB会もまた幾つかの行事の中止を余儀なくされました。

 分けても初夏を過ぎての暑気払いの懇親会、師走の定期総会後の交流会と、会員相互の親交を深める機会が二度も失われた事は大変残念です。

 しかしながら、「禍福は糾える縄の如し」現代医学の英知で好転の兆しも見えています。またの日に有志一同が集い、元気に杯を交わすのを楽しみに時を待ちます。その為にも、くれぐれもご自愛下さいますよう衷心よりお願い申しあげ、ご挨拶とします。

 「一期一会」今を精一杯生きましょう!

 

≪議案≫

■第1号議案 2020年度活動方針

(1)役員OB会員の豊かな生活の創造に向けた会員相互の親睦と交流を図るため会合を行う。

(2)連合大阪泉州地区協議会の諸活動の推進に向けた協力支援を行う。

・メーデー、クリーンキャンペーン等への参加

・各種推薦議員(候補者)選挙への積極的な対応

(3)連合大阪南地域協議会役員OB会との連携強化を図っていく。

(4)その他

 

■第2号議案 2020年度会計予算

 

■第3号議案 2020年度役員・顧問委嘱

会長     金子 豊光

副会長    坂下 善久、西野 幸男

事務局長   和田 泰延

顧問     西山  弘、西野 武一

   相談役    富川 

泉州地区協議会 第32年度補強方針

Ⅰ はじめに

連合大阪第26回地方委員会が10月23日に開催、連合大阪南地域協議会第8回地域委員会が11月12日にそれぞれ開催されました。そのなかで確認された方針に基づき連合泉州地区協議会は運動を進めていきます。連合は2020年12月目指すべき社会像として「働くことを軸とする安心社会」を広く提起し、その実現に向けた諸取り組みが全国で展開、推進されています。

大阪南地域協議会では、今年度もキーワードは引き続き[]-として、地域協・地区協組織・構成産別単組の強固な関係を維持発展させるとともに、働く仲間の皆さん全てを対象に、力強く、粘り強く、たくましい愛のある活動を強化していくとしています。

連合泉州地区協議会は第32年度の補強方針について、幹事単組間や幹事単組リーダーと組合員間、組合員と組合員、相互のコミュニケーション向上を図る運動の発展を展開することを引き続き目指しています。[]-愛のある活動から生まれます、幹事会の団結を機軸に新しい世代に繋げる愛のある活動を引き続き取り組んでいきます。また、これまでの運動の充実を基軸に、傘下の行政との連携を深め、市民・労働者と地方行政そして政府を愛のある‐[]-で繋げ「労働者を中心とした福祉型社会の実現」に向け引き続き取り組んでいきます。

今後の取り組みにおいては、「with/afterコロナ」に応じた新たな運動のスタイル・様式の構築が必要であります。AI・IoTなど社会のデジタル化が急速に進み、例外的な方法であった非接触型のつながりや活動のあり方が、共通の概念となりました。このような中、幹事会や各種イベントの開催方法においても情勢を見極めながら取組みを進め、連帯感のある連合運動につなげていきます。

また、連合の運動を永遠に繋げて行くよう、各構成組織・地区協組織・単組のご協力を切にお願いします。

 

Ⅱ 具体的な活動

1.組織運動

1)連合泉州地区組織に集う地域・地区組織・構成組織・各単組においてのコミュニケーション向上運動を、具体策を検討し展開致します。

2)「ライフサポートセンター大阪南」の広報を充実させ、地域の相談機能としてのワンストップサービス活動を充実します。また、ライフサポートセンターでの相談や地域での情報ならびに産別での取り組みなどと連携しながら、仲間の拡大にも取り組みます。

3)地区協・産別組織との連携で、傘下組合への訪問などにより構成組織のネットワークの強化を図るとともに「すべての職場に労働組合を」を合言葉に組織拡大、組織強化を推進します。

4)連合未加盟組合へ協調関係の呼びかけを、構成組織・地区協の協力を得ながら継続推進します。

  5)役員OB会との連携をしながら地域運動の組織強化を推進します。

 

2.社会運動

1)第92回泉州地区メーデーを開催します。

2)連合運動の市民への広報活動として、「連合大阪の日」に合わせ、街頭宣伝活動を行います。

3)連合の進める環境・平和・人権・安全を中心とする社会運動に積極的に参加し、目的を同じくする諸団体と連携して社会運動を強化していきます。

4)地区組織として「地球温暖化」問題の意識向上活動や独自の環境活動を推進します。

・クリーンキャンペーンの実施、大阪南ベルマーク運動・使用済み切手運動の継続。

5)「ベルマーク運動」(連合大阪大阪南地域協議会、大阪南労働者福祉協議会、近畿労働金庫、全労済の4団体で運営)を推進し、近隣の支援学校を中心に寄贈を展開します。

 

3.政策・制度運動

1)政策提言の取り組みは地域活動の重要な課題となっていることから、連合大阪からの要請のみならず地域・地区での政策課題については、従来に増して連合推薦議員と内容を充分協議して取り組むこととします。

2)自治体への政策・制度要請は、可能な限り地区協代表と首長および幹部との懇談会を開催することを基本として推進します。

 

4.雇用・労働施策

1)各自治体での労働政策関係部署の設置と拡充を求めるとともに、懇談会など機会ある毎に労働施策の推進に参加します。

 

5.男女平等運動

1)男女平等参画社会の実現に向けた取り組みに対して地区としても積極的に参加していきます。

2)地区組織会議への参加や各種イベント等に女性の参画を求めていきます。

3)女性参画促進の立場から女性役員の拡充に努力します。

 

6.教育・文化活動

1)連合大阪が進める若年者に対する労働教育についても、連合大阪講師団の活用も含め、次の時代を担う連合のリーダーを育成していくことに努めます。

2)連合大阪が取り組む教育活動と連携しながら、研修会をはじめ人材育成のための諸施策を検討・実施していきます。

3)労働運動・文化の継承の必要から、産別を越えた若手男女リーダーの組織的な活動を進めます。

 

7.広報活動

1)大阪南地域協議会のHPを活用し、傘下組合の紹介や地域のトピックスを積極的に掲載し、社会的に認知されるよう情報発信をして行きます。

2)「連合大阪の日」の街頭行動を継続実施し、連合運動の社会的アピールをして行きます。

3)連合大阪マンスリーに地域の活動を掲載することなどを検討し、傘下組合員の末端への広報活動に努めます。

 

8.政治運動

1)連合大阪推薦議員と地域の政策・制度について、定期的な意見交換をしていきます。また、大阪南協議会と連携し、首長との懇談会をもつなど、関係強化を図ります。

2)連合大阪の方針に則り、推薦候補者の必勝のために地域・地区協の役割を果たしていきます。

3)各種選挙の取り組みについては、連合大阪の方針を基準としながらも、地区協での検証・確認を充分行い推進します。推薦に当たっては、候補者の推薦基準を重視し、従来に増して活動実績の検証及び政策協定の意義を充分確認し決定いたします。

4)首長・市町議会議員選挙の取り組みについては、支援候補者の必勝に向けて地域・地区協一丸となった取り組みを進めて行きます。

5)連携が図れる首長・議員の誕生に向けた取り組み

 私たちと連携が図れる首長・議員を多く誕生させられるよう取り組みます。特に、新しい候補者の推薦決定については、地域地区協議会で充分に検証するとともに、首長・議員としての誕生に全力で取り組みます。

連合大阪堺地区協議会 第8回地区委員会/OB会第7回総会

日 時202011月27日(金)150016:30
場 所サンスクエア堺
参加者役員19名,代議員46名
委員会議長

自治労 堺市職員労組 北川 達也 さん

JR連合 JR西労組   奥畑 和之 さん

 20201127() 15時より、サンスクエア堺において、連合大阪堺地区協議会 第8回地区委員会を開催いたしました。今年は新型コロナウィルス感染症拡大のため、懇親会を中止し、代議員数も絞ることとなり、役員も含め65名での開催となりました。

地区委員会では、第31年度活動経過報告・決算報告・会計監査報告を承認いただいた後、6つの議案について審議し、全議案を満場一致で可決決定いただきました。

 第1号議案 第32年度補強方針(案) 

 第2号議案 第32年度予算(案)

 第3号議案 地区委員会決議(案)

 第4号議案 特別決議(案)

 第5号議案 第32年度役員選出(案)

 第6号議案 表彰に関する件

 今年度は、中間期でありましたが、5名の方が退任となり、感謝状を授与いたしました。

第31年度退任役員

前 副議長
丸谷 紀文さん
南海電鉄労組
前 副議長
稲葉  允さん
シャープ労組堺支部
前 副議長
和田 真一さん
浅香工業労組
前 幹事
大野 健一郎さん
南海バス労組
前 幹事
寺田 賢剛さん
南海バス労組

長きに渡り、連合堺地区協議会の発展にご尽力いただきありがとうございました。お疲れ様でした。

 

31年度は、新型コロナウィルス感染症に振り回される1年でした。

32年度も、収束は見えていないものの、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け、役員や組合員の皆さんの安全に配慮しながら、運動を進めていきたいと思います。

(連合大阪堺地区協議会 事務局長 山口由紀子)

堺地区OB会第7回総会

日 時202011月5日(木)
方 法郵送による書面開催

7回総会は、コロナウイルス感染拡大を受け、書面での開催となりました。ご報告として、議案を掲載いたします。

 ≪議案≫

■第1号議案 2020年度活動方針

(1)OB会役員の相互の親睦と交流を図り豊かな生活を創造する。

(2)連合大阪堺地区協議会の発展と諸活動の協力を推進する。

・メーデーの参加

・各級選挙協力と政治活動の支援

・クリーンキャンペーン等の諸行事への参加協力

(3)その他、連合大阪南地域協の役員OB会との連携協力

 

■第2号議案 2020年度会計予算

 

■第3号議案 2020年度役員・顧問委嘱

会長   一瀬  幹雄

副会長  清水 謙一、川井 俊治

事務局長 池口 敏雄

顧問   戸田  啓義、髙橋 宣久、藤原  広行

堺地区協議会 第32年度補強方針

Ⅰ.はじめに

連合は、結成30年を迎え新たなビジョンとして「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す」を策定し、「持続可能性」と「包摂」を基底に置いた社会像を示し、その実現に向け働く者が協力・連帯することで運動に集う仲間を増やし、他団体とも連携をはかり社会的影響力を強化するため、「まもる・つなぐ・創り出す」運動を提起し、第31年度をスタートしました。しかしながら、今年初頭に発生した新型コロナウイルス感染症は、世界中に多大な被害をもたらし、私たちの運動にも大きな影響を及ぼしました。

私たちはこれまで労働運動の原点である、職場組合員とフェイスtoフェイスを基本に、人と人のつながりの中で諸活動を展開してきました。コロナ禍によって人と人、人と組織のつながりが難しくなりWEB会議の活用や新たな生活様式を踏まえた各種活動の推進など、様々な制約の中で今できる活動を精一杯取り組んできました。

今後においては、「with/afterコロナ」に対応した、新たな労働運動のスタイルを確立していかなければなりません。労働環境が厳しさを増す中で、働く仲間の安全と生命を守るため政策・制度の確立を目指した運動を社会に根付かせるべく、労働運動を強化していく必要があると考えます。

 連合は、立憲民主党・国民民主党との間で、「命とくらしを守る生活保障ですべての人々を包摂する社会」「あらゆる分野において分断を生まない持続可能な社会」「働き方・くらし方を柔軟に選択できる社会」を目指すべき社会像とした「共有すべき理念」を公表し、その実現に向け協調してくこととしています。

 私たち堺地区協議会は、堺市において将来にわたり持続可能な社会を構築していくために、目指すべき社会像を地域社会に広く発信していく必要があります。そのためにも連合大阪や大阪南地域協議会をはじめ各構成組織・単組との連携を強化し、労働運動の原点である、職場組合員から信頼される活動を展開し、その実現に向け、補強方針を掲げ、積極果敢に運動を推進していきましょう。

 

Ⅱ.具体的な取り組み

1.      組織運動

 連合の社会的影響力を強化するためにも、堺地区の組織力「強化」と、仲間を増やす「拡大」は最も重要な活動であることからも、下記を強化していきます。

(1)    堺地区に集う産別組織や各単組で認識統一された活動を機敏かつ活発的に推進するために、三役が中心となって積極的に構成組織、単組への訪問活動を行い、意思疎通を図ります。

(2)    各種会議体、諸行事、セミナーなどに対する参加単組数を向上させ、地区全体としての連合活動を強化します。

【補強方針】

これまでも構成組織協力の下、多くの単組から参加をいただいていましたが、新型コロナウィルス感染症拡大の中、31年度は中止・延期の判断を余儀なくされました。32年度は様々な会議体、イベントを再開していくとともに、WEBの活用を検討し、活動を強化していきます。

(3)    将来の組織発展や男女共同参画社会の実現に向けては、若手および女性役員の育成が急務であり、若手・女性を中心とした交流会や研修会を大阪南地域協議会と連携の下開催し、人材育成に努めるとともに、役員登用に向け積極的に取組んでいきます。

(4)    地区活動を展開する協議機関として、幹事会を毎月定例開催し、上位方針や取組みを構成組織に展開します。

(5)    三役会議では、重要案件について事前に意見交換・調整の場として、運営します。

(6)    堺地区OB会とは、連絡会議の開催や各種イベントへの参加要請ならびに各級選挙への支援協力など連携を深める活動を展開し組織全体としての強化を図ります。

(7)    大阪南地域協議会と連携を取りながら連合未加盟労組および未組織労働者への連帯活動を強め、組織拡大に努めます。

 

2. 社会運動

 連合としても重要と考えている「環境・平和・人権・安全」を中心とする社会運動に関係諸団体と連携しながら活動を推進します。

(1)  働く仲間の祭典「メーデー」に組合員と家族がそろって参加できるように様々な企画を織り交ぜ、堺地区で開催します。

【補強方針】

31年度は新型コロナウィルス感染症拡大による緊急事態宣言が発令され、歴史上初めて集合型のメーデーが中止されました。連合大阪によるメッセージのWeb発信などには努めたものの、今後は感染防止対策等も講じながら開催に向けての準備を進めます。

(2)  連合の運動が市民にも見え、広く伝わる活動として、「連合大阪の日」にあわせ、街頭宣伝活動を行います。

(3)  社会貢献活動として、堺地域労使会議で取組んでいる清掃活動「クリーンキャンペーン堺」を引き続き開催するとともに、ベルマーク運動にも積極的に取組みます。

【補強方針】

 31年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点からクリーンキャンペーンは中止となったが、今後は連合大阪のピリカシステムを活用していきます。

また、大阪南地域協議会と連携し、ベルマーク運動を継続していくと同時に、31年度よりスタートしている、「使用済みハガキ・切手収集」も強化していきます。

(4)  自然災害などで、被災された方への支援が必要であれば、支援の輪を広げる運動を積極的に取組みます。

(5)  過去の戦争を風化させず、世界平和を実現に向けて取組まれている「連合平和行動」に積極的に参加していきます。

(6)  人権・平和活動の推進組織として部落解放同盟堺支部と連合大阪堺地区協議会で20105月に設立した「ふれあい人権フォーラム堺」の活動については、人権を尊重し差別のない社会を目指す趣旨を理解しつつ、組織の連携について対応していきます。

【補強方針】

31年度から「ふれあい人権フォーラム堺」を再開させたものの、新型コロナウィルス感染症拡大を受け、イベントは中止となりました。今後は感染防止対策等も講じながらイベントの開催や、啓発活動に向けての準備を進めます。

 

3. 政策・制度運動

 各行政への「政策・制度予算要請行動」は、その重要性を増している。堺地区としても活動を強化します。

(1)  「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す」の実現のために堺地区での政策課題について、連合推薦議員と連携を取り政策懇談会を開催して、堺市に対し、政策・制度予算要請を行います。

【補強方針】

堺市へ行った政策・制度予算要請を具現化するために、連合推薦議員が議会での発言や活動を進めて行くことができるよう、連携を強化します。

(2)  堺市の審議会や外郭団体にも積極的に参画し、勤労者の立場だけでなく、市民としての視点も持ち、福祉の増進や市民生活の向上などの提言をしていきます。

 

4. 雇用・労働施策

 雇用の確保と創出、労働環境の維持・改善については、行労使の連携が不可欠であることから、法改正や社会環境の変化に合わせて、問題意識の共有化を積極的に図っていきます。

(1)  堺経営者協会と大阪南地域協議会で組織する堺地域労使会議において、堺地域における労使それぞれの情報を交換し、堺市の発展に向けて、労使共通の政策・制度を堺市に要請します。

(2)  堺市域の雇用・労働問題への対処するために産業界・行政・労働界等で組織する堺雇用推進会議(堺市域労働ネットワーク)に参画し、雇用推進や労働、働き方改革に関わる課題解決に向けて取組みます。

【補強方針】

堺市勤労者福祉協議会の諸団体との持ち回りで担当となり、32年度は委員ではないが、大阪南地域協議会と連携し課題解決に向けて取り組みます。

 

5. 教育・文化体育活動

 労働組合の組織率が20%を切る一方、ブラック企業問題の深刻化や、世界経済の不透明感など、労働組合の必要性はむしろ高まっていると言えます。次世代育成はもちろん、役員の知識レベルの向上も必須であると考えます。

(1)  スポーツ活動を通じて働く仲間の交流の場として、堺地区でソフトボールやボウリング大会を開催するとともに、大阪南地域労働者福祉協議会の活動にも積極的に取組みます。

(2)  人材育成は、今後の連合運動を強化していくためにも重要性が高まるとの認識の下、連合大阪が取組む教育活動や労働教育などへ積極的に参画します。また、次世代育成にも積極的に取組んでいきます。

(3)  連合活動が多岐に渡る中、堺地区役員の更なる知識レベルの向上に向け、他分野でのセミナー等を企画します。

 

6. 政治運動

 組合員とその家族の雇用と生活を守るためには、政治活動は不可欠であるが、現状、政治と組合員の距離は開いている。まずは、地方議員との連携を強化し、距離を縮める活動を進めます。

(1)  物価、税金、社会保障、教育、経済政策等の諸問題は、企業内における労使の努力だけでは解決できないため私たちの政策・制度の実現に向けて政治運動を推進します。

(2)  各級選挙の候補者推薦については、活動実績の検証・評価を行い、連合大阪の政策を誠実に履行することを確認し政策協定を締結した上で地区として手続きを進めます。

(3)  堺地区協議会の推薦候補者については、必勝に向け組織一丸となって取り組みます。

【補強方針】

       連合堺地区の推薦議員団の諸活動をより身近に感じ、様々な政策を実現していくために、現職による市政報告会を毎回の幹事会で実施しました。

       今後、堺市全区に推薦議員を配置すること を目標に、32年度以降も継続していきます。

第8回地域委員会

日 時202011月12日(木)14:301600
場 所ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺 利休
参加者来賓2名,役員21名,代議員38名
委員会議長

UAゼンセン 川本産業労組 西脇 芳幸 さん

日教組 泉南地区教職員組合 西田 晴香 さん

 次第

<来賓挨拶>

 連合大阪 井尻事務局長

 大阪南政策・政治フォーラム 木畑代表幹事

<報告>

 第31年度活動経過報告

 第31年度会計決算報告及び会計監査報告

<議案>

第1号議案 第32年補強方針()

第2号議案 第32年度予算()

第3号議案 役員の一部交代について

第4号議案 第8回地域委員会決議()

第5号議案 地域委員会特別決議()

 

20201112日(木)ホテアゴーラリージェンシー大阪堺にて、第8回地域委員会を開催しました。森議長からの主催者代表挨拶の後、連合大阪 井尻事務局長、大阪南政策・政治フォーラム 木畑代表幹事よりご祝辞を頂戴しました。

 本委員会については、新型コロナウイルス感染防止対策をはかりながら、規模を縮小し開催いたしました。ご来賓についても、連合大阪と大阪南政策・政治フォーラムのみに絞ってのご案内といたしました。

 先ず活動経過報告を、原田事務局次長から行いました。政策・制度予算要請行動や、首長との政策懇談会、ユニオンセミナーなど、定例となった取り組みについてコロナ禍のなか中止・延期をせざるをえないなか、WEB等を活用しながら実施に向け取り組んだこと、各会議体についても同様に丁寧な合意形成のあり方について取り組みを進めたことが報告されました。次に、決算報告を松本事務局次長から報告し、報告事項の確認がなされました。

議案としては、第32年度の補強方針並びに予算が藤原事務局長から、役員の一部交代が吉田副議長から、委員会決議が田中副議長から上程され、確認されました。

 最後に、地域委員会特別決議が山口事務局次長から上程され、出席代議員の満場の拍手で確認されました。

 また、第31年度中に退任された役員の皆様におかれましては、大阪南地域協議会の発展にご尽力いただきましたことに敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。

第31年度退任役員

前 議長代行
部家 昌弘さん
自治労 貝塚市役所職員労働組合連合会
前 幹事兼会計監査
小川 愼一さん
私鉄総連 南海電鉄労組
前 幹事
宮下  徹さん
JEC連合 コスモ石油労組
前 幹事
山口 早苗さん
ゴム連合 住友ゴム労組泉大津支部
前 幹事
川合 幸夫さん
JP労組 日本郵政グループ労組泉州南支部

今期は、引き続きコロナ禍の中の活動となりますが、WEB会議を活用するなど機関会議の開催に努力し活動を活性化し、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向かって、更大阪南地域協は、「絆」を繋ぐ運動を目指し、諸先輩をはじめとして、多くの仲間と喜び合える事業を展開していきます。

また、2021年は衆議院議員の任期満了年でもあります。速やかに組織一丸となって闘う環境を整備し、推薦候補者の勝利にむけ、大阪南政策政治フォーラムと連携し組織の総力をあげて、取り組みを展開しなければなりません。取り組みを強化・推進していきます。

 ともにがんばりましょう!

第32年度補強方針


Ⅰ はじめに

31年度は、連合がめざす「働くことを軸とする安心社会」を大阪南地域で実現するために、各地区と連携しながら連合運動の活性化に努めてきた。しかしながら、2020年初頭に突如として現れた新型コロナウイルス感染症は、社会の様相を一変させ、私たちの運動に大きな影響を及ぼした。

これまで大阪南地域協は、人と人が直接つながり、「絆」を繋ぐ運動を目指し展開してきた。コロナ禍によって、人と人、人と組織のつながりが難しくなり、様々な制約の下での活動を余儀なくされた。

このような状況のなか、中止を余儀なくされた取り組みが発生したが、WEB会議を活用するなど機関会議の開催に努力し活動を維持しながら、更なる質の向上に力点を置いて取り組みを展開してきた。その結果、各小委員会で企画する取り組みにおいても実行委員会形式を立ち上げ、より組合員目線での企画・運営を目指すなど、目的意識は高まってきたものと考える。

今後の取り組みにおいては、「with/afterコロナ」に応じた新たな運動のスタイル・様式の構築が必要である。AI・IoTなど社会のデジタル化が急速に進み、例外的な方法であった非接触型のつながりや活動のあり方が、共通の概念となった。このようななか、役員研修会においてWEB研修会を開催し新たな形態に取り組んできたが、周知の方法やWEB環境の有無等解決すべき課題が現れている。幹事会をはじめ、各種小委員会が参集形式で実施できない場合でも、WEB会議(参加)を活用するなど、丁寧な合意形成のあり方について取り組みを進め、連帯感のある連合運動につなげていく。 

昨年は、統一地方選挙及び大阪府・市のダブル選挙、続く堺市長選挙において、大阪維新の会が台頭し、この間実施された周辺自治体の首長選、議会選においてもその勢いは止まっていない。

更に、大阪維新の会が候補者を倍増させるなかで、和泉市議会議員・泉南市議会議員選挙において現職議員の再選を勝ち取った事は、称賛に値するものと考える。大阪南地域としては、各地区協の懸命な取り組みと産別・単組のご支援、ご協力に心から感謝申し上げる。しかし、方針にも掲げてきた地方議員の増には、充分な成果を上げる事ができなかった。

推薦議員・候補者との日常的な連携を強化し、連合として政治に取り組む意義を再徹底しなければならない。

労働者を取り巻く状況は、新型コロナウイルス蔓延による社会経済活動の制限とともに新しい生活スタイルが求められ、消費の低迷による経済の悪化は、雇用に大きな影響を及ぼしている。特にパート・有期、派遣や曖昧な雇用で働く仲間、さらには学生、外国人など、より弱い立場の人々は深刻な状況におかれている。また、社会生活の維持に最前線で力を尽くすエッセンシャルワーカーとその家族が、理不尽な偏見・差別にさらされている状況は看過できない。

また、コロナ禍に向き合う中、働き方改革など、さまざまな分野におけるパラダイムシフトが急速に加速した。働き方をめぐってはテレワークを導入する企業・団体が急速に拡大したが、労務・業務管理や設備面での環境整備、労使間の適正なルール構築など、顕著化した課題への対応に向け、取り組みを強化・推進していかなければならない。 

連合大阪大阪南地域協議会は、3地区協議会(堺、泉州、泉南)とともに「絆」を基軸として、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、力強く、粘り強く、たくましく運動を推進する。

 

Ⅱ 具体的な活動

1.組織活動

組織に関する活動には、主に「強化」と「拡大」がある。連合の社会的影響力を強化するためにも、仲間を増やす「拡大」は最も重要な活動である。しかし、土台となる地域・地区協議会の組織力が強くなければ、結集する意味さえない。先ずは、地域・地区協議会の組織力「強化」に取り組む。

(1)組織強化

①構成単組への訪問活動を実施し、連合運動への理解活動を強化する。

②各種会議体、諸行事、セミナーなどに対する参加単組数を向上させ、地域全体としての連合活動を強化する。

③地域地区役員OB会との連携を強化し、地域の政治・政策力を強化する。

 【補強方針】

①構成単組への訪問活動を三役組織から開始したが、新型コロナ感染拡大を受け中止となった。感染状況を注視し、再開へむけ取り組む。

  ②行事・セミナーは構成組織の協力の下、多くの単組から参加者をいただいていたが、新型コロナウイルス感染拡大のなか、中止・延期の判断をしてきた。会議体は、WEB会議を活用し再開させて取り組みを進める事ができた。継続して強化する。

  ③役員OB会との連携は、日々強化されている。継続して取り組む。

 

(2)組織拡大

①連合大阪と連携して、未加盟組織への働きかけを強化する。

②地域の未組織労働者に対する、情報発信を強化する。

③「連合大阪なんでも相談」の広報を充実させ、地域での浸透を図る。

 【補強方針】

組織拡大については、推進する事ができなかった。重要な課題であり、連合大阪、産別と連権を強化し、具体的な取り組みについて検討を進める。

  

2.社会運動

(1)連合大阪の方針に基づき、3地区協議会でのメーデー開催を継続実施する。

 【補強方針】

新型コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言が発令され、今回集合型地方メーデーがはじめて中止された。各地区メーデーについても開催を模索したがやむなく中止の判断を行った。連合大阪はメッセージをWEB発信するなど、アピールに努めた。地区協と連携し、感染防止対策を踏まえた開催会場等の課題を解決し開催に向けた準備を進める。

(2)連合としても重要と考える「環境・平和・人権・安全」を中心とする社会運動に、地域の諸団体と連携しながら積極的に参加する。

 【補強方針】

地域としては、平和行動in沖縄、広島、長崎、根室に、参加することを目標としているが、連合平和行動が中止されるなか、参加できなかった。第32年度も継続目標とする。

(3)3地区協議会でのクリーンキャンペーンを継続実施する。

 【補強方針】

31年度は各地区で集合型のクリーンキャンペーンは実施できなかったが、連合大阪ピリカシステムを活用し実施した。状況に合わせた形態を模索し、しっかりと継続する。

(4)「ベルマーク運動」を継続推進する。連合大阪大阪南地域協議会、大阪南地域労働者福祉協議会、近畿労働金庫、こくみん共済coop<全労済>の協賛する4団体で取り組みを強化し、近隣の支援学校を中心に寄贈を実施する。

 【補強方針】

ベルマーク運動については、年1回の寄贈となるが、今回マスクの寄贈を合わせて行った。半年毎であった集計を年一回とし、4団体の連携を強化しながら継続・実施する。

また、「使用済み切手の収集」「絆のマスク収集運動」を新たに実施した。

 

 

3.政策・制度予算要請行動

連合運動において、各行政への「政策・制度予算要請行動」は、その重要度を増している。活動を整理し、改めて強化を図る。

(1)泉州地域9市4町における広域的な連携を強化する為にも、大阪南地域協議会として統一要請項目の策定に努力する。

 【補強方針】

31年度は、2項目の独自要請項目を付加して、政策・制度予算要請を実施できた。32年度も継続・実施する。 

(2)それぞれの市町における課題の解決を図るべく、独自要請項目の策定に努力する。

 【補強方針】

31年度は、3地区で独自要請項目を付加して、政策・制度予算要請を実施できた。第32年度も継続・実施する。 

(3)要請する各項目について、連合推薦議員と事前協議し、各議員の議会における発言につなげる。

 【補強方針】

31年度は、3地区で独自要請に関する議員懇談会を実施し、連携を強化できた。引き続き、各議員の議会での発言につなげるため、各議員の議会活動を注視するなど、連携を強化する。また、推薦議員のいない自治体をなくす運動を強化し、地域政策の実現に努力する。 

(4)各自治体の予算編成に間に合うよう、スケジュールが前倒しとなった。各地区としてもできるだけ前倒しできるよう、改善を進める。

 【補強方針】

2021年度の要請行動は、新型コロナウイルス対策の影響をうけ7月の地域・地区代表者会議が開催できないなど、連合大阪のスケジュールがタイトになった。9月議会後の要請日程となったが、新型コロナウイルス感染症対策の要請を合わせて実施した。2022年度は、自治体の予算編成前に要請できるよう取り組みを強化・推進する。

(5)自治体への政策・予算要請は、首長および幹部との懇談を基本として推進する。

 【補強方針】

31年度に実施した要請行動では、全自治体において首長または幹部との懇談を実施し、内容を説明しながら要請することができた。合わせて連合大阪の要請により「学校の働き方改革」「持続可能な水道事業の実現」に向けた要請行動も実施した。今後も継続・強化する。

  

4.地域・地区で顔の見える労働運動

実施されている地域・地区の活発な運動を、より単組や組合員に寄り添った運動、求められる運動に深化させる事が重要である。より積極的な情報の発信に努めると共に、当面のスケジュールを公開するなど、新しい取り組みにも挑戦していく。

(1)各地区協議会の活動に積極的に関与し、より単組や組合員に寄り添った活動を展開する。

(2)「連合大阪の日」に合わせて、各地区で街頭行動を実施する。

(3)独自のホームページを活用し、積極的な情報発信に努める。

(4)当面のスケジュールをホームページで紹介し、参加者の枠を広げて行く。

 【補強方針】

地域と地区の連携強化のため実施している事務局長会議は、各地区協の活動への早いレスポンスの実現へ重要な役割を果たしている。今期も継続する。

「連合大阪の日」に合わせた街頭行動は、今後も継続する。しかしながら、コロナ禍のなか「with/afterコロナ」を展望し、アピール方法や配布方法の工夫について連合大阪と連携しながら、より効果的な広報活動に取り組む。

独自のホームページについては、積極的に更新しているが、今後更に閲覧者の増加に努める。

  

5.雇用・労働施策

雇用の確保と創出、労働環境の維持・改善については、行労使の連携が不可欠である。法改正や社会環境の変化に合わせて、問題意識の共有化を積極的に図っていく。

(1)「首長との政策懇談会」を継続開催し、94町における連合の存在意義を高める。

(2)堺経営者協会と連携する「地域労使会議」において、連合運動への理解活動を展開する。

(3)堺及び阪南雇用労働推進会議において、連合運動への理解活動を展開する。

(4)各自治体との懇談会などで、労働施策の推進に協力する。また、各自治体での審議会等に積極的に参画し、労働者代表としての意見反映に注力する。

 【補強方針】

堺地域労使会議や地域労働ネットワークに、積極的に参加した。「首長との政策懇談会」については、「働き方改革」をテーマに行政規模ごとのパネルディスカッション形式での開催に向け準備をしてきたが、コロナ禍のなかで中止を余儀なくされた。このなかで各自治体と調整を行った内容については、全ての自治体に共有し連携を強化していく。第32年度についても同様のテーマで開催する。

 

6.男女平等運動

各地区の協力により、女性役員を配置する事ができた。総会・地域委員会における女性の参加率についても、30%を目ざして取り組みを強化したい。また、組織強化委員会の主催により「第2回女性交流会」を開催した。

(1)女性交流会を継続し、女性委員会の設置に向けて、多くの女性の意見を集約する。

(2)定期大会(地域委員会)の女性参画率の目標を30%にする。

 【補強方針】

第3回となる女性交流会はコロナ禍のなか中止となったが、女性交流会の開催に向け実行委員会を立ち上げた。今後の女性交流会の企画・運営を参加者目線で実施していく。このような取り組みを重ね将来の女性委員会設置に向けて取り組みを強化・推進する。

 

7.教育・文化活動

労働組合の組織率が20%を切る一方、ブラック企業問題の深刻化や、世界経済の不透明感など、労働組合の必要性はむしろ高まっている。平和教育の継続など、次世代の育成は必須である。

(1)ユニオンセミナーの継続

 【補強方針】

ユニオンセミナーの開催に向け研修小委員会として若手役員による実行委員会を立ち上げ企画を進めてきたが、コロナ禍のなか延期し、第32年度開催とすることとした。開催に向けては、「with/afterコロナ」を見据えた企画・運営を実施していく。

(2)平和行動への積極的な参画

 【補強方針】

連合平和行動in沖縄、広島、長崎、根室に参加することを目標としたが、連合平和行動が中止された為、参画できなかった。第32年度も継続目標とする。 

(3)研修会・見学会の検討

 【補強方針】

役員研修会はテーマを「都構想学習会」として、7月に実施予定であったが、コロナ禍のなか9月に延期し集合型ではなくWEB研修会とし開催した。今後「with/afterコロナ」を見据えた企画・運営が課題となるが、学びの機会の構築に向け取り組みを強化する。

 

8.政治運動

組合員を守る為に、政治活動は不可欠である。しかし、政治と組合員の距離が開いている今、活動の強化は容易ではない。先ずは、地方議員との連携を強化し、距離を縮める努力が必要だ。

(1)「政策・政治フォーラム」の機能強化による推薦議員・候補者との日常的な連携強化

 【補強方針】

大阪南政策・政治フォーラムでは、総会・幹事会・常任幹事会の開催を定例化し、機能強化に取り組んで来た。今後は、日常的な連携を強化し、さらに意思疎通ができるよう努力する。

(2)各種選挙での取り組み

①9市4町に少なくとも各1名以上の連携議員を置く取り組み

地域・地区の活動には、連携できる地方議員の存在が不可欠である。政策・政治フォーラムへの加入を前提とし、連携できる議員の継続的な配置、また誕生に向けて全力で取り組む。

 【補強方針】

大阪維新の会候補者が倍増する厳しい状況のなか、和泉市議会議員・泉南市議会議員選挙において推薦候補者勝利を勝ち取った。今後、9市4町に少なくとも各1名以上の連携議員を置く取り組みに向けて、引き続き取り組みを強化・推進する。 

②連携が図れる首長の誕生に向けた取り組み

連合の政策予算要請行動の推進には、各首長との連携が不可欠である。連合推薦首長との連携継続、また誕生に向けて全力で取り組む。それ以外の首長とも「政策懇談会」を中心としながら、連携できるよう取り組みを進める。

 【補強方針】

「首長との政策懇談会」を更に深化させ、各首長との連携強化に取り組む。 

32年度選挙予定(任期満了)>

国政選挙…第49回衆議院議員選挙(202110月)

首  長…泉大津市(202012月),岬町(202110月)

市町議会…阪南市(2021年9月)

  

Ⅲ 組織運営

(1)毎月1回、幹事会を開催する。基本的に、連合大阪執行委員会の翌週に設定し、方針や取り組みを遅滞なく展開する。但し、単なる展開に留まらないよう、議論し易い環境整備に注力し、納得ある活動の展開に努める。

(2)幹事会の前段で、三役会を開催する。重要案件について事前の意見交換・調整の場として運営する。

(3)隔月で、事務局長会議を開催する。大阪南地域協議会と3地区協議会の連携を強化し、活動の高位平準化を目標として運営する。

(5)これまで継続してきた以下の小委員会について、取り組みを継続する。但し、小委員会活動の更なる深化を求めて、継続的に取り組みの見直しを行う。取り組むべき課題に応じて、小委員会の追加・削除も含めて検討する。

①組織強化委員会

組織強化は非常に重要な課題である。特に、女性の活躍推進については、益々重要度を増している。女性交流会を主催しながら、地域組織の連携強化に向けた取り組みを検討する。

 【補強方針】

組織強化小委員会は、女性交流会の開催に向け女性交流会実行委員会を立ち上げ、女性組合員に参画をいただいた。第3回となる女性交流会はコロナ禍のなか中止となったが、今後の女性交流会の企画・運営を参加者目線で実施していく。

女性の活躍推進は、組織の活性化としても重要な課題であり、このような取り組みを重ね将来的には女性委員会の設置を目標として、地域での活動を強化・推進する。 


②政策委員会

「首長との政策懇談会」は、連合大阪南地域協議会として最も重要な取り組みの一つである。時間をかけながら実行委員会形式へ移行する事が確認されたが、政策委員会としても側面的に支援し、取り組みを強化・継続する。

政策・制度予算要請行動は、各自治体への独自要請など取り組みの強化が進んでいる。しかし、回答を受け、総括し、次年度につなげるといった全体管理が不十分である。今後、より一層取り組みを強化・継続する。

 【補強方針】

「首長との政策懇談会」「政策・制度予算要請行動」の各地区との連携強化を目的に、政策委員会へ各地区事務局長に参画いただいた。「首長との政策懇談会」については、コロナ禍のなかで中止を余儀なくされた。今回「働き方改革」をテーマに行政規模ごとのパネルディスカッション形式での開催とし準備をしてきたが、このなかで各自治体と調整を行った内容については、全ての自治体に共有し連携を強化していく。

また、政策・制度予算要請行動に加え、「学校の働き方改革」「持続可能な水道事業の実現」に向けた要請行動も実施した。2021年度政策・制度予算要請行動については、新型コロナウイルス感染症対策の要請を合わせて実施することとした。今後、推薦議員との連携強化など、更に活動を深化させられるよう、取り組みを強化・推進していく。 


③社会貢献委員会

新規事業として立ち上げた「ベルマーク運動」も定着し始め、集まる点数も多くなってきている。協賛する4団体と共に、活動の強化・推進に取り組む。

 【補強方針】

環境行動については、前期は各地区で集合型のクリーンキャンペーンは実施できなかったが、連合大阪ピリカシステムを活用し活動を進めた。状況に合わせた形態を模索し、今後も各地区の重点活動として取り組みを強化・推進する。

ベルマーク運動については、年1回の寄贈となるが、今回マスクの寄贈を合わせて行った。半年毎であった集計を年一回とし、4団体の連携を強化しながら継続・実施する。

また、「使用済み切手の収集」「絆のマスク収集運動」を新たに実施した。

 

④研修委員会

「ユニオンセミナー」は、次世代育成として非常に重要な取り組みである。実行委員会形式に移行する事が確認されたが、研修委員会としても側面的に支援し、取り組みを強化・継続する。

特に今期は、大阪都構想の住民投票に対抗すべく、勉強会を企画・開催する。

 【補強方針】

研修小委員会は、ユニオンセミナーの開催に向け若手役員による実行委員会を立ち上げ、共に企画を進めてきた。しかしながら、コロナ禍のなか延期を余儀なくされ、第32年度開催とすることとした。開催に向けては「with/afterコロナ」を見据えた企画・運営を実施していく。

   研修委員会としては、引き続きユニオンセミナーの企画・運営に関与しながら、労働運動を担う次世代の育成に向けて、新しい取り組みを検討するなど、活動を強化・推進する。


役員OB会 第12回総会

日 時202010月26日(月)
方 法郵送による書面開催

 第12回総会は、コロナウイルス感染拡大を受け、書面での開催となりました。ご報告として、挨拶文と議案を掲載いたします。

 ■主催者挨拶 森本 實 会長

大阪南地域協議会役員OB会の会員の皆さんお元気ですか。日頃は会の運営に何かとご支援ご協力を賜り有難うございます。

しかしながら、今年は春先から世界的に新型コロナウイルスの猛威で社会的に活動が自粛されて今日に至っております。既にご承知の通りこの影響で私たちの会も多くの活動が中止や延期となって皆さんとお逢いする機会が無いのがとても残念です。一方この様な状況下にあっても安堵していますのは、会員の皆さんや関係者の皆さんの中でコロナウイルスに感染された方がいないと言う事です。どうか引き続き日常の行動には細心の注意を払って健康な毎日を過ごして頂くようにお願い致します。

医療関係者や行政の皆さんをはじめ関係方面のご努力によって、近い内に感染も収束に向かうものと信じております。その時には会員が二倍三倍もの楽しい交流が出来ます様に今から知恵を絞っておきましょう。

政治の動きも中央・地方で有りますが、この面でも連合大阪の方針・指示に沿って協力も宜しくお願い致します。

 

■連合大阪挨拶 田中 宏和 会長

連合大阪大阪南地域協議会役員OB会第12回総会の盛会誠におめでとうございます。

日頃は、連合大阪南地域協議会並びに連合大阪の取り組みに対しまして、多大なるご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。皆様のお力添えをいただき、連合大阪は昨年の1216日に、結成30周年を迎える事ができました。

しかしながら、2020年初頭に突如として現れた新型コロナウイルス感染症は、多くの人々の尊い命と自由を奪い、経済に深刻な打撃を与えました。そして、絆を第一とする私たちの運動に、多大な影響を及ぼしています。

私たちは、このような状況だからこそ、働く仲間・生活者の先頭に立って、力強く運動を展開し、この国難を乗り越えて行きたいと思います。最後に、今後とも現退一致で運動を進めていただくことをお願いし、ご挨拶とさせていただきます。

 

■友誼団体代表挨拶 森山 浩行 衆議院議員

連合大阪大阪南地域協議会役員OB会第12回総会の盛会誠におめでとうございます。

私が国政の運動に携わるようになってから13年、この間、連合大阪南のOBの先輩方には実に多くのことを学ばせていただいています。私自身、沢山のご指導、ご支援をいただきながら「働くことを軸とした安心社会」「真面目に働く人が報われる社会」を目指してまいりました。

先輩方の積み重ねをしっかり踏まえつつ、現役の皆様との絆をますます強める中で政治の面からともに連合運動の目標を達成できるよう、努めてまいります。

ますますのご健勝とご多幸を祈念するとともに、これからもご指導いただきますようお願いしてお祝いの言葉といたします。

 

 ≪議案≫

■第1号議案 2020年度活動方針

(1)はじめに

昨年の第11回総会(11/11)を終えて以降のOB会活動は、その主目的である会員相互の親睦を目的とした諸行事が、新型コロナの影響で「集う」ことが会員の安全を脅かすことから全てを延期、中止とさせていただきました。唯一、1月に開催しました「中西喜夫さんを囲む会」が多くの仲間の参加を頂き、実施できたことが何よりでした。

 さて、来る1029日に開催予定の大阪南地域協議会役員OB会第12回総会も懇親を深める場を設定できない状況を踏まえまして本書面による開催とさせて頂きました。なお、活動方針は昨年同様としました。会員のみなさまの健康を第一に、次年度も親睦の場が安全な環境下での開催を役員会で検討してまいります。会員のみなさまの結集を引続きお願いします。

 また、本年のメーデー案内時に送付を予定しておりました「アンケート」を本議案書とともに送付させていただきます。ご返信へのご協力をよろしくお願いします。

(2)具体的な活動

①役員OB会組織強化について(3地区協OB会との連携)

組織の連携強化・活性化を図るため、会員拡大活動を継続して行っていく。

また、各地区OB会とより連携を深めた取り組みを行う。

 ②各自治体議員との懇談会の実施

連合が推薦する議員との懇談会を実施する。

 ③選挙への対応について

連合大阪南の協力依頼に対し、積極的な取り組みを行う。

 ④役員相互の連携(連絡網)の策定について

役員相互の連携を深めるため、連絡網の充実を図って行く。

 ⑤その他

  ・OB会有志によるゴルフコンペを開催する。

  ・アンケートによる会員名簿の整理・配布を行う。

 

■第2号議案 2020年度会計予算

 

■第3号議案 運営要綱の改定について

 「財政」の「会費」を削除し、「交付金」とする。

 

■第4号議案 2020年度役員

会  長   森本  實 (大阪南3代目議長)

長   鎌倉 幸信 (大阪南4代目議長)

       山脇 和夫 (連合大阪元副会長)

事務局長   南出 正昭 (大阪南3代目事務局長)

地区代表者  地区OB会会長   3名

地区OB会事務局長 3名

 顧  問   中西 喜夫

絆のマスク運動 マスク寄贈訪問

日 時2020年10月19日(月)11:00〜11:30
場 所貝塚市役所
枚 数3,280枚
参加者

(貝塚市) 藤原 市長、鈴木 教育長、樽谷 教育部長、浦川 教育部参与

(連合南)森 議長、豊岡 副議長(社会貢献委員長)、藤原 事務局長、野口 幹事

 連合大阪大阪南地域協議会では、コロナ禍での社会貢献活動として、71日~8月初旬にかけて「絆のマスク運動」を実施しました。

この運動は、マスクが入手しやすい時期に関係団体や労働組合から社会貢献活動としてマスクの寄贈を受け付け、高齢者や子どもなど必要な人や施設に届けて、今後に備えていただこうというものです。受け付けるマスクについては、市販のマスクが対象で、未使用・未開封のものとし、政府から配布された布マスクについても可としました。

 結果、多くの方々からご協力を頂き、3,280枚ものマスクが集まりました。有難うございます。

マスクの寄贈先は、子どもたちへの支援を第一に考え、行政の教育施設へお贈りすることになりました。具体的には、日教組幹事役員支部の所在する貝塚市に、推薦議員を通して寄付させていただきました。寄贈式には貝塚市長も見えられ、「先ほど、こども園をはじめ市内で開催された運動会で子供たちの笑顔にふれてきました。これからインフルエンザ感染も危惧される時期です。頂いたマスクはしっかりと子供たちの安全の為に使わせていただきます。」とお礼とともに今後とも連合大阪との連携をお願いしたいと挨拶をいただきました。

全世界でまだまだ新型コロナウイルスの収束が見えない状況が続いています。海外をはじめ都市部では感染者の増加報告が相次ぎ、第3波への懸念も広がっています。

 小さな活動ではありますが、この運動が少しでも子どもたちの安心に繋がれば幸いです。


~ご寄付いただいた皆さま(到着順)~

・日鉄鋼板労組堺支部 ・関西電力労組岸和田支部 ・コーナン商事ユニオン ・大阪府労働環境課

・清水明治 高石市議会議員 ・近畿労働金庫堺支店 ・宮﨑孝行様(泉南地区OB)

・泉大津市労連 ・野田悦子 泉大津市議会議員 ・吉川工業労組堺支部

・有馬政之様、田村善行様(泉南地区OB) ・忠岡町職員組合 ・ジェイ-ワイテックス労組

・連合大阪 ・日鉄建材労組 ・住友ゴム労組泉大津支部 ・川本産業労組

 *皆さまのあたたかいご協力に心より感謝申し上げます。

役員研修会「大阪都構想の問題点~なぜ連合大阪が反対するのか~」

日 時2020年9月19日(土)14:00〜16:20
場 所オンライン(Zoom)
参加者58人(現地:16人,オンライン42人)
内 容

1部 14001500

    講義:「都構想の解説」

    講師:宮崎 正 自治労大阪府本部副委員長

2部 15151620

    パネルディスカッション「都構想の問題点と周辺自治体への影響」

  コーディネーター:西 哲史 堺市議会議員

パネラー    :黒田悦治 連合大阪副事務局長

         野々上愛 大阪府議会議員

         福田武洋 大阪市会議員

 2020919日(土)連合大阪大阪南地域協議会の第31年度役員研修会が、大阪南地域・地区協議会役員、構成組織役員、推薦議員、大阪南OB会役員の参加者を得て、WEB研修会として開催されました。当日は配信会場の役員を含め58人が視聴しました。

 この研修会は、連合大阪南研修小委員会が主体となり、大阪の今後を大きく左右する「大阪市廃止を問う住民投票」「大阪都構想」の問題点を理解し、連合大阪がなぜ反対の方針を打ち出しているのかを確認するため企画されました。当初は718日開催予定でしたが、コロナ禍のなか延期を余儀なくされ、919日まで持ち越しとなりました。

三密対策をしたうえで100名規模での研修会を企画し会場を設定してきましたが、新型コロナウイルス感染症対策を万全とするためWEB研修会の形態をとり、開催にこぎつけました。

 研修会は2部構成とし、第1部は講義形式で「大阪都構想」の制度面の理解を深めることを目的とし、自治労大阪府本部より宮崎副委員長を講師にお迎えしました。

 講義では「前回の制度との違いって何?」「一部事務組合って何?」など、大阪市以外では中々、実感がわかない問題をわかりやすく解説いただきました。

 2部はパネルディスカッション形式で、コーディネーターは西堺市議会議員、パネラーは、連合大阪から黒田副事務局長、大阪府議会から野々上府議会議員、大阪市会から福田市会議員に登壇いただき、第1部での課題をさらに深めるとともに周辺自治体への影響を議論いただきました。

 参加者からは、「大阪府、大阪市の議員の話を聞く機会があまり無いので聞けて良かった。」「このまま大阪市の都構想化が進めば、次に周辺の市町村に拡大影響することが良く解った。」「堺市は飲み込まれる危機感。もっと離れた、欲しくないと思われている市町村は、放ったらかしにされる危機感を持っています。」など、率直な感想を頂きました。

 この研修会で学び、感じた内容を、是非単組組合員の皆さんと共有し、議論頂ければと思います。

 最後に、事務局との打合せが満足に出来ない状況であったにもかかわらず、素晴らしいコーディネーター力を発揮してくださった西議員に心より感謝申し上げます。

女性交流会実行委員研修会

日 時2020年9月5日(土)10:00〜12:00
場 所ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺 ガーデンコート
参加者15人
内 容

1部 セミナー(10001050

    テーマ:「連合における女性活躍推進の取り組み」

講 師:松井千穂 連合大阪局長

2部 意見交換会(11001200

 例年9月に実施している「女性交流会」の開催に向け、大阪南組織強化小委員会では年初より議論を重ねてきました。その中で、今期は役員以外の女性を含む実行委員体制で企画・運営し、より参加者目線に立った内容を目指すことが確認されました。

しかし、コロナウイルスの影響(イベントの人数制限)で女性交流会自体の開催が困難になったことから、今回は「実行委員研修会」に切り替え、来期交流会の企画にむけたセミナー・意見交換会を実施しました。

 第1部では、「連合における女性活躍推進の取り組み」と題し、連合大阪松井局長より講義を頂きました。松井局長は、昨年十数年ぶりに男女平等を担当することになったのですが、男女平等・女性参画のあまりの進捗の無さに愕然としたそうです。講義の序盤に出された「女性活躍推進法に基づく自社の行動計画を読んだことがありますか?」という問いに、ほぼ全員が手を上げられなかったことも、運動が進んでいない裏付けかもしれません。

連合本部・連合大阪における取り組みもご報告頂きましたが、やはり目標の未達や期間の延長など、マイナスイメージが目立っていました。松井局長から、「女性活躍推進は女性のいる職場だけの課題ではない。取引先や家庭も含め、周囲に女性がいる場合すべてに当てはまる。つまり、関係のない人などいない。」という指摘を受け、どこかで他人事にしていなかったか?そこまで仕事相手のことを思いやれていたか?と、思わず自問自答してしまいました。基本に返り、相手の立場になって物事を考えることが、女性参画を進める上で最も重要なのだと再確認できました。

 今回、松井局長にはオンラインで講義頂きましたが、このような形が参画のハードルを下げることに繋がるのであれば、今後は参加者にも積極的に導入していきたいと考えています。

 第2部は、自分の職場における女性活躍推進について、自由に意見交換を行って頂きました。組合員との意見交換の場として、一人ひとりの意見を丁寧に汲み上げる「座談会」形式を導入した職場では、既成概念にとらわれない女性社員の要望が見えてくるなど、大変意義のある取り組みになったそうです。また、出産・育児・介護・配偶者の異動などで退職した人材を離職時と同じ条件で再雇用する「ジョブリターン制度」を導入している職場も多くあり、それぞれからご報告を頂きました。

 その他にも、女性の多い職場ならではの悩みや、「女性だから」と集められることへの不満など、もっと掘り下げてお聞きしたい内容があったのですが、残念ながらあっという間に一時間が過ぎてしまいました。

今回の研修会で、性別での格差を無くし、全員で働きやすい職場を構築していくには、男女共に更なる意識改革が必要だと痛感しました。

 今後もこのような意見交換を重ねながら、次回「女性交流会」の企画を進めてまいりますので、実施する際は構成組織の皆様の積極的なご協力をお願い申し上げます。

和泉市手作りマスク寄贈

日 時2020年6月19日(金)11:00〜12:00
場 所和泉市役所
出席者

和泉市 辻市長,浜田市議会議員

関西競走労組 表委員長,西又書記長

    連合泉州地区 松本事務局長

    連合大阪南 藤原事務局長

 新型コロナウイルス感染防止のため非常事態宣言が出され、全国で一時休業やテレワークの対応をせざるを得ない状況が続いていました。このなか、連合大阪泉州地区協議会の幹事単組である関西競走労働組合は、自宅でできる社会貢献の取り組みとして「手作りの布マスクとダスター」を全組合員で作成されていました。

関西競走労働組合から、連合泉州地区を通じて、作成した「手作り布マスクとダスター」を地域への社会貢献に役立てて欲しいと申し出があり、自治体へ寄贈することとしました。

 寄贈は、関西競走労働組合の地元自治体である岸和田市と、子ども食堂の支援活動を行っている浜田市議会議員を通じて、和泉市へ行いました。

 2020619日、寄贈に伺った和泉市では、この取り組みへ辻市長から感謝のご挨拶と表彰がなされました。

寄贈へは、関西競走労働組合表委員長、西又書記長、寄贈の橋渡しをいただいた濱田和泉市議会議員、連合大阪から泉州地区協松本事務局長と大阪南地域協藤原事務局長の5名で伺いました。

辻市長からは和泉市でのコロナ対応の報告と実情についてお話があり、意見交換もさせていただきました。

意見交換では辻市長より、コロナ感染防止対策や、国からの支援金事業の窓口である自治体での膨大な業務への対応が報告されました。また、今後の対応についても迅速に行っていきたいと述べられ、寄贈された「手作り布マスクとダスター」については、再開される子ども食堂等へ届けたいとのお話をいただきました。

表委員長からは、「業務多忙な職員への労いを是非お願いしたい。今後とも労組として地域への社会貢献活動を積極的に取り組みたい」と表明がなされました。

連合大阪としても、コロナ禍での働き方改革や感染防止対策等について自治体行政への要請行動に反映させていかなければならないと考えます。

 今回の関西競走労働組合の取り組みは、どの様な状況でも「組合員の団結で社会に貢献できること」が示されたと思います。連合大阪南地域協議会の社会貢献活動への取り組み方のお手本としたいと考えます。

第6回ベルマーク寄贈訪問

日 時2020年3月12日(木)11:30〜12:00
場 所大阪府立堺聴覚支援学校
参加者社会貢献委員会  豊岡 委員長
大阪南地域協議会 森 議長、藤原 事務局長、大林 職員

 連合大阪南社会貢献委員会を中心に取り組んでいる「ベルマーク運動」について、6回目となる寄贈に行ってきましたので報告します。

 連合大阪大阪南地域協議会・大阪南地域労働者福祉協議会・近畿労働金庫・こくみん共済coop4団体の協同事業として2015年より取り組んでいる「ベルマーク運動」ですが、2019年の集計結果は、昨年の倍以上の18738.8となりました。皆さんのご協力により、運動が浸透していることに改めて感謝申し上げます。

寄贈実績

回数 収集期間 寄贈先 点数
第1回 2015年9月~2015年12月 堺市立上神谷支援学校 3058.3点
第2回 2016年1月~2016年6月 堺市立上神谷支援学校 3045.7点
第3回 2016年7月~2016年12月 堺市立上神谷支援学校 4209.3点
第4回 2017年1月~2017年12月 大阪府立堺聴覚支援学校 11435.4点
第5回 2018年1月~2018年12月 大阪府立堺聴覚支援学校 9063.7点
第6回 2019年1月~2019年12月 大阪府立堺聴覚支援学校 18738.8点

 2020312日、社会貢献委員会として、寄贈先である「大阪府立堺聴覚支援学校」に伺いました。学校側は、校長先生の吉田様、各学年担任の先生方が対応してくれました。

 校長室で、森議長から集計されたベルマークを、豊岡委員長から連合大阪から寄贈されたマスク500枚を、それぞれ吉田校長先生に受け取って頂き、記念写真を撮りました。

 昨年は、PTA役員の方々も対応頂きましたが、コロナウイルス対策で休校が続くなか、連合大阪南地域協議会からは少人数での訪問をさせていただき、吉田校長先生からお話を聞きました。全校生徒が66名と少数で、PTAと生徒会でベルマーク運動を継続していますが、なかなか点数が確保できないそうです。吉田校長先生から、18000点もの点数をいただき有難うございます、生徒の為に有意義に活用させていただきます。翌日13日は登校日であり、卒業式も控えております。本校は、堺市から岬町までを校区としており、公共交通機関を利用しての通学となることから、今回あわせて寄贈していただいたマスクについて本当に助かります。早速、生徒の感染予防のため使わせていただきます。」と、感謝の言葉が述べられました。 

堺聴覚支援学校の校区と連合大阪南地域の構成が同一であり、ベルマーク運動の寄贈先として地域貢献の一助として、今後とも活動の輪を広げ、より多くのベルマークを寄贈できるよう、取り組みを強化していきます。

 今後とも、よろしくお願いします。

ベルマークを送ってくださった皆さま

  • DIC労組堺工場支部

  • 泉佐野職員組合
  • 大阪府総合労働事務所
  • 大阪労働者福祉協議会
  • 関西競走労組
  • 関西電力労組岸和田支部
  • 関西電力労組堺港支部
  • クボタ堺労組

  • コーナン商事ユニオン
  • シマノ労組
  • 住友ゴム労組
  • 日鉄日新製鋼労組阪神支部
  • 浜田千秋 和泉市議会議員
  • 連合大阪大阪市地域協議会
  • 連合大阪河内地域協議会

*郵送等で頂き、団体名が判明している組織のみの掲載となっております。記載漏れがあるかと思いますが、ご了承ください。この他にもたくさんの方にご協力頂きました。心より感謝申し上げます。

連合大阪大阪南地域政策・政治フォーラム 第6回定期総会

日 時2020年2月1日(土)16:00〜19:30
場 所デリシャスダイニングサカイ
参加者79人
内 容

①学習会 16001630

「大阪都構想」~法定協議会での動き~

講 師:黒田悦治 連合大阪副事務局長


②今更聞けない座談会 16301720

 テーマ:大阪都構想ってどうなん?

 司 会:藤原一也 副幹事長

 座 長:黒田悦治 連合大阪副事務局長

 参加者:吉田大輔 副代表幹事(連合堺地区 議長)

     清水明治 副代表幹事(高石市議会議員)

     浜田千秋 和泉市議会議員

     河部 優 泉南市議会議員

③定期総会  17:3018:00

④懇親交流会 18001930

202021()連合大阪大阪南地域政策・政治フォーラムの学習会・第6回定期総会が、大阪南地域・地区協議会役員、構成組織役員、推薦議員、連携候補者、大阪南OB会役員、計79名の参加者を得て、デリシャスダイニングサカイ(堺市)で開催されました。

 第1部の学習会では、連合大阪から黒田副事務局長より「大阪都構想」~法定協議会での動き~と題して講演をいただきました。これまで、産別や連合大阪が主催の学習会や動員で取り組まれてきた課題でありますが、大阪市以外では中々、実感が感じられなかったり、そもそも都構想が悪いことばかりなのか?等、学習会に引き続いて「座談会」形式で、素朴な疑問から問題を掘り下げました。

座談会では、大阪市を解体して4つの特区になって「市民サービスはどうなるのか?」「市の財政・財産はとうなるのか?」「議会はどうなるのか?」の三つテーマについて黒田副事務局長を座長に、議論を進めました。

なかでも参加者全員から意見がでた「市民サービス」の課題は、最も疑問が多く活発にメリット・デメリットが議論されました。見かけ上、市民窓口は各区役所にあって変わりがない様にみえますが、防災の指揮拠点等の重要な部署は、現在の中之島市役所に置かれ各区独自での迅速な判断・対応に疑問がでる等、デメリットが多い内容となりました。

 大阪南地域協では、今回の、「学習会」「座談会」におきましては、参加者アンケートを実施し、寄せられた意見を研修小員会で総括し、7月に開催予定の研修会へ繫げていくこととします。

続く定期総会では、冒頭、森代表幹事、木畑代表幹事の挨拶のあと、森山衆議院議員(顧問)からもご挨拶をいただきました。

続いて、小堀副代表幹事から経過報告並びに会計報告、小川会計監査から会計監査報告がなされました。

その後、小堀副代表幹事から協議事項が提案されました。協議事項では会則の一部改定、新たな活動方針が提起され、新しい役員体制のもと、活発な活動の推進が確認されました。

最後に、田中副代表幹事から閉会の挨拶をいただき、総会は盛会裏に終了しました。

部家副代表幹事の乾杯で始まった懇親交流会では、連合推薦議員と予定候補者から、決意の挨拶をいただきながら、それぞれに議論を深めました。

最後に、岸副代表幹事による挨拶と、乾杯で会は締めくくられました。

土曜日の開催にも関わらず、多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、連携する議員・候補者との絆を深めながら、大阪南政策・政治フォーラムを更に前進させていきましょう。

(連合大阪南事務局長(大阪南政策・政治フォーラム副幹事長) 藤原 一也)

中西喜夫さんを囲む会

日 時2020年1月25日(土)11:30〜13:00
場 所ホテルレイクアルスターアルザ泉大津
参加者50人

 昨年の第11回定期総会で連合大阪南地域協議会役員OB会初代会長をご退任された「中西喜夫さん」を囲み、125日ホテルレイクアルスターアルザ泉大津でOB会主催の細やかな「囲む会」を開催しました。

 囲む会は、年始早々にOB会会員のみなさまにご案内したところ35人の会員にご参加頂き、10人の現職役員、連合大阪から田中会長をはじめ5人の事務局のみなさんが飛び入り参加を頂く盛大な会となりました。

 森本OB会長、田中連合大阪会長からは、永年の中西喜夫さんのリーダーとしての功績とご指導への感謝のご挨拶があり、中西さんが築いていこられた「絆」を大切にする運動を引き継ぐ決意を表明されました。

 また、連合5区地域協議会設立準備委員会からともに歩んできた槌谷先輩からは、中西さんを初代事務局長、二代目議長に就任頂くに至った「リーダー中西」について熱く語って頂きました。

 ご本人への記念品は、不参加の多くの賛同者の心遣いとともに鎌倉副会長と連合大阪岩﨑さんから贈って頂きました。

 中西喜夫さんは壇上に立たれ、何一つ悔いない労働運動を皆さんのおかげで成し遂げることができた。自らの老いを受け止め、病と闘い続ける中、かすれ声ではありましたが、元気な元気なお礼の挨拶をされました。

 そして、山脇副会長による閉会の挨拶の後、堺化学労組執行委員長安部さんの「中西さんのご健康を祈念する」乾杯で幕を閉じました。

(連合大阪南役員OB会 事務局長 南出 正昭)