こども食堂ボランティア(2022年11月17日/12月15日)
泉南地区協議会 第9回地区委員会/OB会第9回総会(2022年12月9日)
泉州地区協議会 第9回地区委員会/OB会第9回総会(2022年12月1日)
堺地区協議会 第9回地区委員会/OB会第9回総会(2022年11月25日)
連合「2022平和行動 in 根室」―参加報告―(2022年9月)
連合「2022平和行動 in 長崎」―参加報告―(2022年8月)
連合「2022平和行動 in 広島」―参加報告―(2022年8月)
連合「2022平和行動 in 沖縄」―参加報告―(2022年7月)
連合政令指定都市地域協議会 第25回連絡会議(2022年5月19日)
第93回連合堺・泉州・泉南地区合同メーデー(2022年5月1日)
運動方針にも掲げている、「フードバンクやこども食堂の支援」について、社会貢献小委員会ではこの一年議論を重ねてまいりました。
しかしながら、学習会や行政との懇談で知識は得られても、“現場を知らなくては行動に移せない“との結論に達し、まずは推薦議員である浜田ちあき和泉市議が立ち上げから関わっておられる、こども食堂「てらこやハッピー」へのボランティア並びに食材寄付を、11月・12月限定で実施することにいたしました。
活動の詳細は以下の通りです。
日 時 | 2022年11月17日(木)13:00~17:00 |
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場 所 | てらこやハッピー(和泉市西教寺) |
参加者 | 5人(中井,藤原,山田,澤田,大林) |
食材配布数 | 172人分 |
単組からの寄付 (11/2~11/17) | ・旭精工労組(お菓子・ジュース・カップ麺・レトルトカレー等) ・栗本鉄工所堺工場労組(備蓄品) ・泉大津市労連(牛丼50食) |
日 時 | 2022年12月15日(木)13:00~17:00 |
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場 所 | てらこやハッピー(和泉市西教寺) |
参加者 | 6人(森,中井,藤原,大内,赤松,大林) |
食材配布数 | 215人分 |
単組からの寄付 (11/18~12/15) | ・北海鉄工労組(カップ麺20個) ・コーナン商事ユニオン(うまい棒300本、お菓子詰め合わせ700個) ・浅香工業労組(金一封、カップ麺20個、お菓子・レトルト詰め合わせ2箱) ・セイサ労組(レトルトご飯60個 レトルトカレー56個) ・JFE継手労組(お菓子詰め合わせ50袋) ・シマノセールス労組(サバイバルパン48缶、アルファ米70袋、梅粥50袋、 レディースセット30個、からだふきぬれタオル12個) ・堺化学労組(精米30kg) ・旭精工労組(カップスープ1箱、お菓子詰め合わせ、レトルト調味料、 野球部:ジュース60缶、クリスマスお菓子詰め合わせ60袋 フットサル部:カップ麺24個、釣り部:ポッキー段ボール2箱) ・コニカミノルタ労組関西支部(5箱(単組イベントでフードドライブを実施)) ・三菱マテリアル三宝製作所労組(カップ麺200個) ・JP労組堺西部支部(お菓子等詰合せ1袋) ・KN村田産業労組(カップ麺40個) ・関西競走労組(あきたこまち無洗米30kg、シーチキンL48個) ・栗本鉄工所堺工場労組(お菓子等1箱) ・ダイキン工業労組堺支部(ドリンク、カップ麺、お菓子等1袋) ・JP労組堺東部支部(お菓子等1袋)
・クボタさかいユニオン(金一封) |
「てらこやハッピー」では、現在コロナの影響で食事の提供ではなく食材の配布を実施しているため、ボランティアの内容は主に食材の運搬・仕分け・袋詰めでした。また、ご近所の農家が育てた野菜なども大量に持ち込まれ、大きな野菜は切り分けるなどして平等に配布されていました。
お米を小分けにする、駐車場に机を並べる、受付でこども達に名前を聞く、食べこぼしを掃除する、大量のダンボールを片付ける、小学校の先生や行政担当者が声掛けをするなど、様々な役割をたくさんのボランティアが黙々とこなしているのを見て、地域でこどもを支える枠組みをしっかりと創り上げてこられた「てらこやハッピー」の方々に改めて尊敬の念を抱きました。
参加した社会貢献委員からは、「今後もこども達の顔が見られる活動がしたい」「各地区で1カ所ずつ支援できないか」など、積極的な意見が多く出されました。この体験で得たことをもとに、連合大阪南としての長期的な支援行動を具体的に構築してまいります。
最後になりますが、短い期間での呼びかけにもかかわらず、たくさんの支援物品を寄付いただいた単組の皆様へ心より感謝申し上げ、報告とさせて頂きます。
日 時 | 2022年12月9日(金)17:00~18:20 |
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場 所 | スターゲイトホテル関西エアポート |
参加者 | 来賓7人,役員18人,代議員19人 |
委員会議長 | 基幹労連 神鋼鋼線工業労組二色浜地区 西井祐樹さん |
2022年12月9日(金)17時より、スターゲイトホテル関西エアポートにおいて、連合大阪泉南地区協議会第9回地区委員会を開催しました。
委員会では、冒頭に岸議長より1年間の諸活動を振り返り、コロナ禍で満足な活動を行うことができなかったお詫びと各単組のご理解とご協力と関係各位へお礼の挨拶で総会が始まりました。
つづいて、連合大阪大阪南地域協議会 森議長、岬町 田代町長、貝塚市議会 南野議員よりご挨拶を頂きました。
その後、澤田事務局次長より第33年度活動経過報告、久利事務局次長より第33年度会計決算報告、椎木幹事兼会計監査より第33年度会計監査報告を行った後、湯川副議長より第34年度補強方針(案)、井隈副議長より第34年度会計予算(案)、岩下副議長より役員の一部交代について提案し、全議案を満場一致で可決決定し、委員会は無事に終了しました。
<議案>
第1号議案 第34年度 補強方針(案)
第2号議案 第34年度 会計予算(案)
第3号議案 役員の一部交代(案)
第4号議案 第9回地区委員会 宣言(案)
第5号議案 第20回 統一地方選挙・トリプル選挙勝利にむけた特別決議(案)
また、今委員会で退任された以下の方々へ感謝状を授与いたしました。
<第33年度退任役員>
事務局長 | 原田 善弘さん | 泉南地区職員組合 |
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幹事 | 義本 翼さん | 熊取町職員組合 |
(事務局長 澤田元博)
日 時 | 2022年12月9日(金)18:30~19:00 |
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場 所 | スターゲイトホテル関西エアポート |
参加者 | 来賓7人,会員16人 |
<議案>
第1号議案 2022年度活動方針(案) ※名称変更を含む
第2号議案 2022年度役員選出(案)
【2022度役員紹介】
会長 宮﨑 孝行
事務局長 小川 正純
幹事 阪本 光司 杉村 和治 杉山 忠宏
百村 正義 松尾 滋行 村田 修
顧問 有馬 政之 田村 善行
-絆-
Ⅰ.はじめに
第33年度は、2021年12月10日に開催された第25回定期総会において確認された運動方針に基づき「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みを推進してきた。
しかし、2020年初頭に突如として現れた新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活様式を一変させるとともに、地区運動に大きな影響を及ぼした。
これまで泉南地区協議会では、人と人との繋がり(face to face)を重視するとともに横断的な組織の繋がりを重視し、運動を展開してきたが、第33年度においても様々な取り組みについて、開催形態の変更を余儀なくされたが、上部団体(大阪南地域協議会)のオンライン設備を活用させていただくことにより幹事会等の機関会議についても遅滞なく開催し、顔の見える地区運動を継続・展開することができた。
また、昨年同様、開催が危ぶまれた地区メーデーについても上部団体に結集し、堺地区協議会・泉州地区協議会との合同(オンライン配信)により開催することかできた。
政治課題では、第49回衆議院議員選挙(2021年10月31日投開票)、第26回参議院議員選挙(2022年7月10日投開票)は、いずれも与党が大勝し、野党にとって厳しい結果となったが、大阪選挙区における各地区協の懸命な取り組みと産別・単組のご支援、ご協力に心から感謝申し上げる。
泉南地区管内では、貝塚市・泉南市において前市長が勇退し、後継候補が出ない状況であったが大阪維新推の会候補者が当選する結果となった。第20回統一地方選挙では、議員・候補者との日常的な連携を強化し、連合として政治に取り組む意義を再徹底しなければならない。
今後も泉南地区協議会のメインテーマである「絆」を基軸として、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて運動を推進する。
Ⅱ.具体的な重点課題(第33年度の成果と課題) 1.組織運動 (1)これまで進めてきた上部団体未加盟組織に対する連合との共同活動(仲間づくり) への呼びかけを推進する。 |
関西空港を拠点とする構成組織や上部団体未加盟組織へのアプローチが出来なかったため「組織拡大」という面では課題が残った。今後もさらなる組織拡大に向け取り組み内容等を検討する。 |
(2)各幹事単組・構成組織においてコミュニケーション向上運動を重点項目として具体策を検討し、展開する。 |
地区の構成組織(単組・支部)間でのコミュニケーションは十分図れなかった。今後も継続的に展開する。 |
(3)泉南地区協議会幹事役員単組間で、若年層および女性組合員を中心に交流を深める。 |
地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後も上部団体の活動を参考としながら地区で展開可能な運動を検討する。 |
(4)泉南地区OB会と現役との交流を継続実施する。 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、これまで合同開催としてきた各種イベント(交流会等)を中止したため、交流を図ることができなかった。今後も開催形態等も検討しつつ、連携強化に努める。 |
2.社会運動 |
新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で独自開催を模索したが、参加者の安全を優先し、3地区合同でメーデー実行委員会を結成し、「連合堺・泉州・泉南地区合同メーデー」をコロナ禍に対応した方法としてオンラインで開催した。今後も引き続き新型コロナウイルス感染症対策を十分に協議した上で開催に向けた準備を進め、魅力ある地区メーデーを継続実施する。 |
(2)連合の進める環境・平和・人権・安全を中心とする社会運動に積極的に参加するとともに、環境美化活動のクリーンキャンペーンを継続実施し、大阪南地域協議会が取り組んでいる「ベルマーク運動・使用済み切手運動」にも積極的に参画する。 |
クリーンキャンペーン(清掃活動)は、屋外がメインであることから通常開催(参集型)することができた。今後も引き続き連合大阪ピリカシステムを活用するなど社会貢献活動に継続して取り組む。地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後も上部団体の活動を参考としながら地区で展開可能な運動を検討する。 |
3.政策・制度予算要請行動
(1)すべての自治体における課題の解決を図るべく、引き続き独自要請を策定し、要請行動を展開する。 |
泉南地区内4市3町の政策課題(独自要請を含む)について、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で推薦議員との政策懇談会を開催し、自治体ごとの課題の共有と独自要請について協議・確認することができた。 今後も引き続き、推薦議員との連携強化を図り、要請行動を展開する。 |
(2)自治体への政策・制度予算要請は、可能な限り泉南地区協代表と泉南地区協推薦議員とともに、首長および幹部との懇談会を開催することを基本として推進する。また、要請する各項目について、連合推薦議員と連携し、各議会等への展開を図る。 |
連合大阪、連合大阪南地域協議会の方針に基づき6月に議員懇談会を開催し、10月に要請行動を展開することができた。 要請行動は、地区内すべての市町で首長または、職務代理者と懇談し、意見交換及び要請行動を展開することができた。今後も引き続き各市町の予算編成前に展開するとともに要求内容について、各議会に対し推薦議員と連携し、展開する。 |
4.男女平等運動・広報活動等
(1)連合大阪・大阪南地域協議会の運動方針に基づき、泉南地区として女性参画を推進する。 |
泉南地区内の構成組織では、元々、女性組合員が少ないこともあって地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後も上部団体の活動を参考に地区で展開可能な運動を検討する。 |
5.教育・文化活動
(1)次世代の役員を育成する目的として各種研修会をはじめ人材育成のための諸施策を検討・実施する。さらに、連合大阪・大阪南地域協議会の実施する研修会等へ積極的に参加する。 |
地区として、主たる運動を全く展開することができなかった。今後は、上部団体の活動を参考に地区で展開可能な運動を検討する。 |
6.政治運動 地域における政治活動については、連合大阪・大阪南地域協議会の方針を基本として取り組む。
(1)連合大阪の「政策・政治フォーラムの機能強化」に準じて、地区としても政治活動を強化すべく、「大阪南政策・政治フォーラム」の機能強化に取り組む。 |
地区内の政治活動強化に向け、連合大阪・大阪南地域協議会と連携し、取り組みを推進する。 |
(2)推薦議員との連携強化を図るため、推薦議員と日常的に相互関係を構築する。また、大阪南地域協議会が行う首長との懇談会についても積極的に参画し、良好な関係を構築する。 |
推薦議員と地区構成組織(単組・支部)の連携強化を目的として、幹事会等機関会議において議会報告および日常的な議員活動等に関して、推薦議員から報告をいただき相互関係の構築に向けた取り組みを展開できた。引き続き、良好な相互関係の構築を図る。 |
(3)各種選挙の取り組みについては、連合大阪の方針を基準としながらも、泉南地区協議会での検証・確認を充分行った上、推進する。推薦にあたっては、従来に増して活動実績の検証及び政策協定の意義を充分確認し、決定する。 |
推薦のあり方について、推薦候補者と地区協との間に独自の覚書を締結し、推薦議員との意思疎通を図ることができた。今後も可能な限り地区内のすべての自治体に1名以上の連携議員を置く取り組みを推進する。 |
≪地区内の選挙≫ ◎大阪府議会議員選挙 2023年4月29日(任期満了) 定数79 ◎第20回統一地方御自治体選挙 ・貝塚市議会議員選挙 2023年4月30日(任期満了) 定数17 ・泉佐野市長選挙 2023年4月25日(任期満了) ・熊取町議会議員選挙 2023年4月30日(任期満了) 定数14 ・田尻町議会議員選挙 2023年4月30日(任期満了) 定数10 ・岬町議会議員選挙 2023年4月30日(任期満了) 定数12 |
Ⅲ 組織運営
1.機関会議
(1)五役(四役)会議は重要案件について、事前の意見交換・調整の場として運営する。
(2)幹事会は、泉南地区協議会の最も重要な機関会議であることから、毎月1回の定例開催とし、参加率を高めるため年間スケジュールを作成する。
2.任務分担
(1)役員の任務分担を明確にし、連帯感のある活動とスムーズな活動ができる運営体制を構築する。
3.事務局長会議
(1)地域・地区の活動を充実させるため、活動の平準化・相互協力の面から運営する。
日 時 | 2022年12月1日(木)18:00~19:20 |
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場 所 | ホテルレイクアルスターアルザ泉大津 |
参加者 | 来賓7人,役員22人,代議員40人 |
委員会議長 | 私鉄総連 南海電気鉄道労組 藤原周司さん |
本大会は3年ぶりに代議員を通常人数招集して開催しました。また、地区委員会後には上部団体、首長、政策・政治フォーラム会員、きずなの会(OB会)との新旧役員交流会を開催しました。委員会では、来賓者のみ各代表者に制限した中で、12月1日(木)18時より、ホテルレイクアルスターアルザ泉大津において、ご来賓7名、役員22名、代議員40名が出席し、泉州地区協議会第9回地区委員会を開催しました。
来賓として連合大阪大阪南地域協議会 森議長、高石市 阪口市長、政策・政治フォーラム会員の高石市議会議員 清水議員、和泉市議会議員 浜田議員、泉大津市議会議員 野田議員・谷野議員にご臨席いただき森議長、阪口市長、浜田議員より激励のご挨拶を頂戴しました。その他、上部団体、首長にはご祝電を頂戴しました。
開会の挨拶を北野副議長から始まり主催者代表挨拶では田中議長より、第33年度はコロナ禍において昨年の衆院選に引き続き参院選の年であり、今回残念ながら連合の推薦候補者を当選させる事は叶いませんでしたが、ご支援をしてくださった関係役員・組合員の皆様に御礼と連合泉州スローガンの「愛と絆で温もりのある連帯を築き働くことを軸とする安心社会を築こう!!」をコロナ禍においても深める事が出来た事に感謝の挨拶が述べられました。
その後、第33年度の活動経過報告を和田副議長・会計決算報告を蛯原事務局長、議案では第34年度補強方針(案)を古川副議長、第34年度予算(案)を蛯原事務局長、第34年度役員の一部変更について、表彰に関する件について を正木副議長、第9回地区委員会宣言(案)を中橋副議長、特別決議(案)を小島事務局次長から提案・審議を行い、全議案が満場一致で可決決定され閉会挨拶を北野副議長において盛会裏に終了しました。
<第33年度退任役員>
副議長 | 刀祢 真基さん | 南海電気鉄道労組 |
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幹事 | 和田 亮祐さん | トーセン労組 |
幹事 | 野崎 孝則さん | 泉北地域公共サービスユニオン |
幹事 | 西又恵美子さん | 関西競走労組 |
委員会後では3年ぶりとなる新旧役員交流会も開催しました。今回退任された役員や委員会にご臨席いただいたご来賓の皆様方、さらには同時刻に隣の会場で開催されていた、きずなの会(OB会)の会員の皆様方にご参加いただき顔合わせ・心合わせ・力合わせを確かめ合い、絆をより一層深めたうえで第33年度の活動を終了しました。
(事務局長 蛯原博志)
日 時 | 2022年12月1日(木)18:00~18:40 |
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場 所 | ホテルレイクアルスターアルザ泉大津 |
参加者 | 来賓6人,会員17人 |
■ 金子会長 挨拶
この一年の活動を省みますと私自身としてはZoomのみの参加となり、現地参加の行事はすべて和田事務局長にご負担をお願いするという泉州地区OB会の代表として、まことに不甲斐なきことを痛感している次第です。先ずもって役員及び会員の皆様にお詫び申し上げますと共に、友愛と信義に感謝の念でいっぱいです。加えて今般私と坂下副会長の二人は諸般の事情により、本総会をもって退任することを決意しました。この件につきましては既に顧問、相談役を含めた役員にもご了承を頂いております。何卒一段のご理解のほど宜しくお願い申し上げます。現役議長8年、OB会長8年と末広がりの縁起の良い区切りで大過なく退任できるのも、ひとえに連合泉州地区の現役、OB諸氏のご支援とご協力あってのことと強く思っています。改めてお礼申し上げます。
会の名称も新役員体制発足と符合するようにきずなの会となり新たな展開が予想されますが、OB会の身の丈に合った自然体で歩むのが肝要かと思われます。
最後になりますが連合泉州地区きずなの会の益々のご繁栄を心より祈念致しましてご挨拶とします。
▽ 来賓として、高石市 阪口市長、高石市 清水議員、泉大津市 野田議員、谷野議員、和泉市 浜田議員、連合大阪南地域協議会 森議長にご臨席を賜り、総会に花を添えて頂くとともに、皆さま方から激励のご挨拶を頂きました。
▽ 2021年度活動経過、会計報告を行い、続いて2022年度活動方針(案)、会計予算(案)、役員体制(案)、名称変更(役員OB会から「きずなの会」)を提案、可決承認され成功裡に総会を終えました。
【2022年度 役員体制】 (出身労組)
会 長
吉村 純二 (北海鉄工労組)
副会長
西野 幸男 (泉大津市労連)
事務局長 和田 泰延 (関西電力労組)
顧 問 金子 豊光 (サンロックオーヨド労組)
顧 問 坂下 善久 (住友ゴム労組)
相談役
富川 彰 (KN村田産業労組)
相談役
西山 弘 (栗本鉄工泉北労組)
相談役 西野 武一 (NTT労組)
今年も現役役員の協力をいただきリアル開催できたこと、また現役世代に匹敵する熱量ある先輩 諸氏が大勢おられることを頼もしく思い、今後もヨコのきずなを深められるよう活動を展開させていきたいと考えます。
最後に、役員OB会の会合案内等、日常活動の推進に多大なご尽力を頂いております大阪南地域協議会事務局の大林さんに深く感謝を申し上げます。
(事務局長 和田泰延)
Ⅰ はじめに
連合大阪第27回地方委員会が10月28日に開催、連合大阪大阪南地域協議会第9回地域委員会が11月10日にそれぞれ開催されました。そのなかで確認された方針に基づき連合泉州地区協議会は運動を進めていきます。連合として2035年の社会を見据え、めざすべき社会像の「働くことを軸とする安心社会」を深化させた「-まもる・つなぐ・創り出す-」の連合ビジョンを示し、その実現に向けて「働くこと」につなげる「5つの安心の橋」を構築に力を尽くしてきた。
大阪南地域協議会では、今年度もキーワードは引き続き‐[絆]-として、地域協・地区協組織・構成産別単組の強固な関係を維持発展させるとともに、働く仲間の皆さん全てを対象に、力強く、粘り強く、たくましい愛のある活動を強化していくとしています。
連合泉州地区協議会は第34年度の補強方針について、幹事単組間や幹事単組リーダーと組合員間、組合員と組合員、相互のコミュニケーション向上を図る運動の発展を展開することを引き続き目指しています。‐[絆]-は愛のある活動から生まれます、幹事会の団結を機軸に新しい世代に繋げる愛のある活動を引き続き取り組んでいきます。また、これまでの運動の充実を基軸に、傘下の行政との連携を深め、市民・労働者と地方行政そして政府を愛のある‐[絆]-で繋げ「労働者を中心とした福祉型社会の実現」に向け引き続き取り組んでいきます。
今年度の取り組みにおいては、「with/afterコロナ」に応じた運動のスタイル・様式のひとつの形として、幹事会や各種イベントの開催方法においても情勢を見極めながら取組みを進め、連帯感のある連合運動につなげていきます。
また、連合の運動を永遠に繋げて行くよう、各構成組織・地区協組織・単組のご協力を切にお願いします。
Ⅱ 具体的な活動
1.組織運動
1)連合泉州地区組織に集う地域・地区組織・構成組織・各単組においてのコミュニケーション向上運動を、具体策を検討し展開致します。
2)「ライフサポートセンター大阪南」の広報を充実させ、地域の相談機能としてのワンストップサービス活動を充実します。また、ライフサポートセンターでの相談や地域での情報ならびに産別での取り組みなどと連携しながら、仲間の拡大にも取り組みます。
3)地区協・産別組織との連携で、傘下組合への訪問などにより構成組織のネットワークの強化を図るとともに「すべての職場に労働組合を」を合言葉に組織拡大、組織強化を推進します。
4)連合未加盟組合へ協調関係の呼びかけを、構成組織・地区協の協力を得ながら継続推進します。
5)役員OBとの連携をしながら地域運動の組織強化を推進します。
2.社会運動
1)第94回泉州地区メーデーを開催します。
2)連合運動の市民への広報活動として、「連合大阪の日」に合わせ、街頭宣伝活動を行います。
3)連合の進める環境・平和・人権・安全を中心とする社会運動に積極的に参加し、目的を同じくする諸団体と連携して社会運動を強化していきます。
4)地区組織として「地球温暖化」問題の意識向上活動や独自の環境活動を推進します。
・クリーンキャンペーンの実施。
・ベルマーク運動をします。(連合大阪大阪南地域協議会、大阪南労働者福祉協議会、
近畿労働金庫、こくみん共済coopの4団体で運営をし、近隣の支援学校を中心に寄贈を展開します。)
・使用済切手運動を推進します。(連合大阪大阪南地域協議会の新たな社会貢献事業として
2020年3月開始しました。集まった使用済み切手は「日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)」に送付後、コレクターへ販売され、その資金が国際保健医療協力活動に役立てられます。
3.政策・制度運動
1)政策提言の取り組みは地域活動の重要な課題となっていることから、連合大阪からの要請のみならず地域・地区での政策課題については、従来に増して連合推薦議員と内容を充分協議して取り組むこととします。
2)自治体への政策・制度要請は、可能な限り地区協代表と首長および幹部との懇談会を開催することを基本として推進します。
4.雇用・労働施策
1)各自治体での労働政策関係部署の設置と拡充を求めるとともに、懇談会など機会ある毎に労働施策の推進に参加します。
5.男女平等運動
1)男女平等参画社会の実現に向けた取り組みに対して地区としても積極的に参加していきます。
2)地区組織会議への参加や各種イベント等に女性の参画を求めていきます。
3)女性参画促進の立場から女性役員の拡充に努力します。
6.教育・文化活動
1)連合大阪が進める若年者に対する労働教育についても、連合大阪講師団の活用も含め、次の時代を担う連合のリーダーを育成していくことに努めます。
2)連合大阪が取り組む教育活動と連携しながら、研修会をはじめ人材育成のための諸施策を検討・実施していきます。
3)労働運動・文化の継承の必要から、産別を越えた若手男女リーダーの組織的な活動を進めます。
7.広報活動
1)大阪南地域協議会のHPを活用し、傘下組合の紹介や地域のトピックスを積極的に掲載し、社会的に認知されるよう情報発信をして行きます。
2)「連合大阪の日」の街頭行動を継続実施し、連合運動の社会的アピールをして行きます。
3)連合大阪マンスリーに地域の活動を掲載することなどを検討し、傘下組合員の末端への広報活動に努めます。
8.政治運動
1)連合大阪推薦議員と地域の政策・制度について、定期的な意見交換をしていきます。また、大阪南協議会と連携し、首長との懇談会をもつなど、関係強化を図ります。
2)連合大阪の方針に則り、推薦候補者の必勝のために地域・地区協の役割を果たしていきます。
3)各種選挙の取り組みについては、連合大阪の方針を基準としながらも、地区協での検証・確認を充分行い推進します。推薦に当たっては、候補者の推薦基準を重視し、従来に増して活動実績の検証及び政策協定の意義を充分確認し決定いたします。
4)首長・市町議会議員選挙の取り組みについては、支援候補者の必勝に向けて地域・地区協一丸となった取り組みを進めて行きます。
<選挙予定(任期満了)>
○高石市長選挙:2023年4月
○第20回統一地方選挙:2023年4月30日任期満了
5)連携が図れる首長・議員の誕生に向けた取り組み
私たちと連携が図れる首長・議員を多く誕生させられるよう取り組みます。特に、新しい候補者の推薦決定については、地域地区協議会で充分に検証するとともに、首長・議員としての誕生に全力で取り組みます。
日 時 | 2022年11月25日(金)16:00~17:20 |
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場 所 | ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺3F春慶 |
参加者 | 来賓15人,役員16人,代議員60人 |
委員会議長 | 基幹労連 IHI労働組合連合会 堺支部 堀田慎吾さん
電力総連 関西電力労働組合 南大阪支部 岩崎竜也さん |
2022年11月25日(金)16時より、ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺において、連合大阪堺地区協議会 第9回地区委員会を開催いたしました。しっかりと感染対策を行いながら、多くの方に参加頂き、懇親交流会についても開催いたしました。
委員会では、第33年度活動経過報告・決算報告・会計監査報告を承認いただいた後、6つの議案について審議し、全議案を満場一致で可決いただきました。
第1号議案 第34年度補強方針(案)
第2号議案 第34年度予算(案)
第3号議案 第9回地区委員会決議(案)
第4号議案 第20回統一地方選挙・大阪トリプル選挙勝利にむけた特別決議(案)
第5号議案 第34年度役員選出(案)
第6号議案 表彰に関する件について
<第33年度退任役員>
事務局長 | 山口 由紀子さん | UAゼンセン コーナン商事ユニオン |
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長きに渡り、連合堺地区協議会の発展にご尽力いただきありがとうございました。お疲れ様でした。
懇親交流会では、きずなの会の皆さんをはじめ、各産別単組の役員、連合推薦議員団、連合推薦立候補予定者、行政関係者に参加頂きました。短い時間ではありましたが、多くの皆さんと交流を深めることができ、来年4月の統一地方選挙に向け必勝を祈願しました。
未だ新型コロナウイルスの収束が見えないまま34年度のスタートとなりますが、平間議長の元、連合堺地区協議会はより強固な結束と、堺市を中心に「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け、これからも議論を尽くし運動を進めて参ります。
(連合大阪堺地区協議会 事務局長 満重成祥)
日 時 | 2022年11月25日(金)17:00~17:40 |
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場 所 | ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺3F蘭 |
参加者 | 来賓8人,会員14人 |
■主催者挨拶 一瀬 幹雄 会長
堺地区OB会総会が久し振りに開催できますことを共に喜び合いたいと思います。ご参加頂きました会員の皆様ありがとうございます。又、ご来賓の皆様におかれましては、ご多忙の中ご出席いただきましたこと厚くお礼申し上げます。
コロナ禍では、世の常として、我々のOB会等の仲良し友好団体は仕事や生活に直結していない分どうしても自粛や中止が優先され、後回しになるという辛い性があります。そのような中で活動も充分できないまま3年振りの総会となりました。本総会を機にウィズコロナで本来の活動に戻していけるよう工夫して参りたいと考えております。
堺OB会の今後の重要テーマとして二つあります。一つには「堺きずなの会」としての新たなスタートであります。大阪南OB会の方針に基づき各地区も「きずなの会」として改称していく予定であります。従来から大阪南、堺は連合大阪のモデル地区としてリーダーシップをもって活動しているという自負があります。「きずなの会」としても、そのネーミングに相応しく、連合を絆として集う仲間が暖かい心のふれ合う活動を目指して頑張って参りたいと思います。その実践により「きずなの会」の名称が連合大阪の各地域地区OB会に広く拡大していくことを願っております。
二つ目は来年のトリプル選挙の勝利です。堺市議会議員選挙では、我々の推薦議員を全員当選させなければなりません。これ以上維新の台頭を許す訳には行けません。地方議員の人数を増やして地盤強化を図り、大阪府知選挙、堺市長選挙の勝利も目指して現役皆さんと協力・連携して活動して参ります。
最後になりましたが今年度を機に会長職を退任させて頂くことになりました。自治会活動を初め、その他多くの役割を戴いていることや農園などの趣味にも時間を割きたいという思いであります。更には今年から民生委員に加えて堺市選挙管理委員に任命され、いずれも選挙活動が制限される立場で会長として来年の大事な統一地方選挙に携わる事が出来ないという事の決断でもあります。そして、堺OB会の設立当初より8年間に渡りご活躍頂きました池口事務局長もご退任されます。今日までの御苦労に感謝申し上げます。後任として北野新会長と宮田新事務局長へとバトンを繋ぎ新たな体制での活動になります。ご両人のご活躍をお祈りすると共に会員皆様の大いなるご支援をお願いいたします。私も連合を愛し、育てられた一人として引き続き応援して参る所存ですのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
≪議案≫
■第1号議案 2022年度活動方針
(1)OB会役員の相互の親睦と交流を図り豊かな生活を創造する。
(2)連合大阪堺地区協議会の発展と諸活動の協力を推進する。
・各級選挙協力と政治活動の支援
・メーデーの参加
・クリーンキャンペーン等の諸行事への参加協力
(3)その他、連合大阪南地域協のきずなの会との連携協力
■第2号議案 2022年度会計予算
■第3号議案 2022年度役員・顧問委嘱
会長 北野 昌作
副会長 清水 謙一
副会長 川井 俊治
事務局長 宮田 浩二
顧問 戸田 啓義 髙橋 宣久 藤原 広行 吉田 大輔 一瀬 幹雄
■第4号議案 名称の変更について
ジェンダー平等の観点から『役員OB』という限定された名称を大胆に改名します。改名にむけては、会員からの「新名称」の募集をおこない、大阪南地域協議会役員OB会第2回地域地区代表者会議(8月25日)において新名称を確認しましたので承認をお願いします。
新名称 『連合大阪堺地区協議会きずなの会』
なお、泉州地区協議会役員OB会、泉南地区協議会役員OB会も同時に「きずなの会」への改名を要請されています。
■第5号議案 その他
会員構成の一部追加について、提案します。連合大阪大阪南地域協議会きずなの会の方針に基づき、堺地区協議会役員OB会に「政策・政治フォーラム会員経験者」を新たに加えます。元議員の方々で希望される方にも会員として入会頂くことにします。Ⅰ.運動にあたって
連合は、第17回定期大会(2019年10月)において、2035年の社会を見据えた「持続可能性」と「包摂」を基底に置いた社会像として「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す」をビジョンとして示し、その実現に向け「働くこと」につなげる「5つの安心の橋」の構築に尽力してきました。
連合大阪は、①全ての働く仲間の拡大と集団的労使関係の構築、②雇用の安心と多様化する働き方の推進、③一人ひとりが尊重された「真の多様性」とジェンダー平等の推進、④浮き彫りとなった政策課題への対応力強化、⑤助け合い・支え合い運動の推進と社会連帯の強化、⑥時代に合った新たな運動スタイルの構築の6つの視点を軸に、「持続可能性」・「包摂」・「多様性」を基底においた連合ビジョンの実現に向けて運動を展開しています。
そうした中、2020年初頭に発生した新型コロナウイルス感染症は、世界中に多大な被害をもたらし、私たちの運動にも大きな影響を及ぼし、これら環境変化に対応した労働運動が今、まさしく求められています。この1年、私たちはこうした環境変化に伴う、さまざまな制約の中で、労働運動の原点であるフェイスtoフェイスの考え方は堅持しつつも、新しい労働運動様式の構築に向け、オンライン会議を活用するなど、精一杯の運動を展開してきました。
今後においては、新たな労働運動のスタイルを模索し確立していかなければ運動の停滞を招いてしまいます。こうした労働環境が変化し、厳しさを増す今こそ、労働組合の運動の基盤である人と人とのつながりが重要であり、「つながり方」の変容が必要だと考えます。職場組合員をはじめ多くの働く仲間とのつながりを大事に、「働く仲間・生活者の安全と生命を守る」ための政策・制度の実現を目指した運動を社会に根付かせるべく、労働運動を強化していかなければなりません。
私たち堺地区協議会として、この堺の地において将来にわたり、全ての働く人の多様性を認め合い、誰もが取り残されることのない、持続可能な社会を構築していくために、目指すべき社会像を職場組合員とも共有するとともに、地域社会にも広く発信していかなければなりません。そのためにも、連合大阪や大阪南地域協議会をはじめ各構成組織・単組との連携、さらには私たちが推薦・支援する議員との連携を強化し、目指すべき社会像の実現に向け、向こう2年間の方針に基づき、積極果敢に運動を推進していきましょう。
Ⅱ.具体的な取り組み
1. 組織運動
連合の社会的影響力を強化するためにも、堺地区の組織力「強化」と、仲間を増やす「拡大」は最も重要な活動であることからも、下記を強化していく。
(1) 堺地区に集う産別組織や各単組で認識統一された活動を機敏かつ活発的に推進するために、三役が中心となって積極的に構成組織、単組への訪問活動を行い、意思疎通をはかる
【補強方針】
新型コロナウイルス感染拡大の中で対応が難しかった単組訪問を、感染対策を講じた上で再開する。
(2) コロナ禍にあっても、各種会議体、諸行事、セミナーなどに対する参加単組数を向上させ、地区全体としての連合活動を強化していくため、引き続きオンライン併用によるwith/afterコロナを展望した運営の検討を行う
【補強方針】
新型コロナウイルスがある程度の収束となった後でも、各種イベントへの参加・参画を募っていくために新しい労働運動の確立を行う。
(3) 将来の組織発展や男女共同参画社会の実現に向けては、若手および女性役員の育成が急務であり、若手・女性を中心とした交流会や研修会を大阪南地域協議会と連携の下開催し、人材育成に努めるとともに、役員登用に向け積極的に取組む
(4) 地区活動を展開する協議機関として、幹事会を毎月定例開催し、上位方針や取組みを構成組織に展開する
【補強方針】
幹事会の中で出された意見は上位団体へ具申していく。
(5) 三役会議では、重要案件について事前に意見交換・調整の場として、運営する
(6) 堺地区OB会とは、連絡会議の開催や各種イベントへの参加要請ならびに各級選挙への支援協力など連携を深める活動を展開し組織全体としての強化を図る
(7) 大阪南地域協議会と連携を取りながら連合未加盟労組および未組織労働者への連帯活動を強め、組織拡大に努める
2. 社会運動
連合としても重要と考えている「環境・平和・人権・安全」を中心とする社会運動に関係諸団体と連携しながら活動を推進する。
(1) 働く仲間の祭典「メーデー」に組合員と家族がそろって参加できるように様々な企画を織り交ぜるとともに、長引くと思われる新型コロナウイルスへの感染防止対策を講じた上で開催できるよう、準備を進める
【補強方針】
組織運動同様オンラインを併用した、今後の新しい労働運動の確立へ向けて検討、準備を進める。
(2) 連合の運動が市民にも見え、広く伝わる活動として、「連合大阪の日」にあわせ、街頭宣伝活動を行う
(3) 社会貢献活動として、堺地域労使会議で取り組んでいる清掃活動「クリーンキャンペーン堺」を引き続き開催するため、ピリカシステムの活用も視野に入れた企画を行う。また、ベルマーク運動、使用済み切手の収集にも積極的に取組む
【補強方針】
ピリカシステムについては、クリーンキャンペーンでなくても清掃活動を継続できることから、各構成組織へ広く周知していく。
(4) 自然災害などで、被災された方への支援が必要であれば、支援の輪を広げる運動を積極的に取組む
(5) 過去の戦争を風化させず、世界平和を実現に向けて取組まれている「連合平和行動」に積極的に参加する
(6) 人権・平和活動の推進組織として部落解放同盟堺支部と連合大阪堺地区協議会で2010年5月に設立した「ふれあい人権フォーラム堺」の活動については、人権を尊重し差別のない社会を目指す趣旨を理解しつつ、組織連携を図る
3. 政策・制度運動
各行政への「政策・制度予算要請行動」は、その重要性を増している。堺地区としても活動を強化する。
(1) 「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す」の実現のために堺地区での政策課題について、連合推薦議員と連携を取り、政策懇談会を開催して堺市に対し、政策・制度予算要請を行う
(2) 堺市の審議会や外郭団体にも積極的に参画し、勤労者の立場だけでなく、市民としての視点も持ち、福祉の増進や市民生活の向上などの提言をする
(3) 私たちの政策・制度の実現のため、毎月の幹事会にて連合推薦議員より市政報告を受け、行政の取組み状況や課題について情報を収集し、意見交換する場とする
4. 雇用・労働施策
雇用の確保と創出、労働環境の維持・改善については、行労使の連携が不可欠であることから、法改正や社会環境の変化に合わせて、問題意識の共有化を積極的に図っていく。
(1) 堺経営者協会と大阪南地域協議会で組織する堺地域労使会議において、堺地域における労使それぞれの情報交換を行い、堺市の発展に向けて、労使共通の政策・制度を堺市に要請する
(2) 堺市域の雇用・労働問題への対処するために産業界・行政・労働界等で組織する堺雇用推進会議(堺市域労働ネットワーク)に参画し、雇用推進や労働、働き方改革に関わる課題解決に向けて取組む
5. 教育・文化体育活動
労働組合の組織率が20%を切る一方、ブラック企業問題の深刻化や、世界経済の不透明感など、労働組合の必要性はむしろ高まっていると言える。次世代育成はもちろん、役員の知識レベルの向上も必須である。
(1) スポーツ活動を通じて働く仲間の交流の場とするべく、ソフトボールやボウリング大会を開催するとともに、大阪南地域労働者福祉協議会の活動にも積極的に取組む
(2) 人材育成は、今後の連合運動を強化していくためにも重要性が高まるとの認識の下、連合大阪が取組む教育活動や労働教育などへ積極的に参画し、次世代育成にも積極的に取組んでいく
(3) 連合活動が多岐に渡る中、堺地区役員の更なる知識レベルの向上に向け、他分野でのセミナー等を企画する
6. 政治運動
組合員とその家族の雇用と生活を守るためには、政治活動は不可欠であるが、現状、政治と組合員の距離は開いている。まずは、地方議員との連携を強化し、距離を縮める活動を進める。
(1) 物価、税金、社会保障、教育、経済政策等の諸問題は、企業内における労使の努力だけでは解決できないため、私たちの政策・制度の実現に向けて政治運動を推進する
(2) 各級選挙の候補者推薦については、活動実績の検証・評価を行い、連合大阪の政策を誠実に履行することを確認し政策協定を締結した上で地区として手続きを進める
(3) 堺市全区に推薦議員を配置することを目標にし、堺地区協議会の推薦候補者については、必勝に向け組織一丸となって取り組む。また私たち労働者はもちろん、堺市民としての政策・制度を確実によりスピーディーに実現させるため、連合推薦の堺市長を奪取すべく、対応を強化する。
【補強方針】
堺地区協議会の推薦候補者については、必勝に向け組織一丸となって取り組む。
日 時 | 2022年11月10日(木)15:00~16:40 |
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場 所 | スターゲイトホテル関西エアポート |
参加者 | 来賓9名,役員22名,代議員84名 |
委員会議長 | 基幹労連 三菱マテリアル堺工場労組 山田貴彦 さん |
次第
<来賓挨拶>
田中宏和 連合大阪会長
木畑 匡 大阪南政策・政治フォーラム代表幹事
<報告>
第33年度活動経過報告
第33年度会計決算報告及び会計監査報告
<議案>
第1号議案 第34年度補強方針(案)
第2号議案 第34年度予算(案)
第3号議案 役員の一部交代について(案)
第4号議案 表彰に関する件について
第5号議案 第9回地域委員会宣言(案)
第6号議案 第20回統一地方選挙・大阪トリプル選挙勝利にむけた特別決議(案)
2022年11月10日(木)スターゲイトホテル関西エアポートにて、第9回地域委員会を開催しました。森議長からの主催者代表挨拶の後、連合大阪 田中会長、大阪南政策・政治フォーラム 木畑代表幹事よりご祝辞を頂戴しました。
本地域委員会については、縮小ではなく新型コロナウイルス感染防止対策をはかり、通常開催といたしました。ご来賓については、感染防止対策を優先し、議事に重点をおいたタイムスケジュールとさせていただき、連合大阪と大阪南政策・政治フォーラムのみとさせていただきました。
先ず活動経過報告を、藤原事務局長から行いました。政策・制度予算要請行動や、首長との政策懇談会、ユニオンセミナーなど、定例となった取り組みについてコロナ禍のなか、リアル開催に向け取り組んだこと、各会議体についても同様に丁寧な合意形成のあり方としてオンラインを活用し取り組みを進めたことが報告されました。次に、決算報告を蛯原事務局次長から報告し、報告事項の確認がなされました。
議案としては、第34年度の補強方針並びに予算が藤原事務局長から、役員の一部交代と表彰に関する件についてが中井副議長から提案され、確認されました。
確認された補強方針と予算は2005年以降、地域協議会の活動に求められた「12の機能」を見直し、「2つのコア活動」と「各地域の特色を活かした活動」に再構成され、これに対応した取り組みの後半年度の内容が確認されました。
最後に、「委員会決議」が山口事務局次長から、来春実施される第20回統一地方選挙・大阪トリプル選挙にむけた「特別決議」が田中副議長から提案され、出席代議員の満場の拍手で確認されました。
また、第33年度をもって退任された役員の皆様におかれましては、大阪南地域協議会の発展にご尽力いただきましたことに敬意を表するとともに、心から感謝申し上げます。
副議長 | 吉田 大輔さん | 電力総連 関西電力労組堺港支部 |
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幹事兼監査 | 岡澤 善之さん | 私鉄総連 南海電気鉄道労組 |
幹事 | 韓 秀根さん | 日教組 泉南地区教職員組合 |
幹事 | 中濱 秀之さん | 基幹労連 日本製鉄和歌山労組(堺地区) |
幹事 | 山本 晃林さん | JEC連合 コスモ石油労組 |
幹事 | 日茂 辰徳さん | フード連合 不二製油労組 |
今期は、引き続き「with/afterコロナ」に対応した機関会議、各種取り組みの実施に努力し、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた活動を活性化していきます。更に、大阪南地域協は、「絆」を繋ぐ運動を目指し、諸先輩をはじめとして、多くの仲間と喜び合える事業を展開していきます。
また、2023年は第20回統一地方選挙・大阪トリプル選挙が予定されています。速やかに組織一丸となって闘う環境を整備し、推薦候補者の勝利にむけ、大阪南政策・政治フォーラムと連携し組織の総力をあげて、取り組みを強化・推進していきます。
Ⅰ はじめに
1989年、労働界の官民が団結し、「平和 幸せ 道ひらく」をスローガンに掲げて結成された連合は、第17回定期大会(2019年10月)で意義深い30周年をむかえた。そして、2019年12月には連合大阪も結成30周年を迎えた。この2年間の運動では、連合として2035年の社会を見据え、めざすべき社会像の「働くことを軸とする安心社会」を深化させた「-まもる・つなぐ・創り出す-」の連合ビジョンを示し、その実現にむけて「働くこと」につなげる「5つの安心の橋」の構築に力を尽くしてきた。
連合は外部有識者による「連合評価委員会」から「労働の価値の再確認、社会的不条理に対する異議申立て、自分より弱い立場にある人との共闘、職場や地域で働く労働者の頼りになる存在となること」等の提言を受けて、2005年10月に「地方連合会・地域協議会改革の具体的実施計画」を決定し、全国260地域協議会の体制整備を行った。連合大阪もその方針を受けて、2005年に従来の地域協議会の組織体制の見直しを行った。大阪南地域協議会は、連合大阪のモデル地協の一つとして、活動領域の整備を行い、連合の地域における運動の質・量ともに強化を図ってきた。
一方で2020年初頭に突如として現れた新型コロナウイルス感染症は、社会の様相を一変させ、私たちの運動に大きな影響を及ぼした。
これまで大阪南地域協は、人と人が直接つながり、「絆」を繋ぐ運動を目指し展開してきた。しかし、コロナ禍によって、人と人、人と組織のつながりが難しくなり、様々な制約の下での活動を余儀なくされた。
このような状況のなか、中止を余儀なくされた取り組みが発生したが、オンライン会議を活用するなど機関会議の開催に努力し活動を維持しながら、更なる質の向上に力点を置いて取り組みを展開してきた。その結果、各小委員会で企画する取り組みにおいても実行委員会を立ち上げ、より組合員目線での企画・運営を実行できたことは、今後の地域運動の活性化につながるものと考える。
今年度の取り組みを、「with/afterコロナ」に応じた運動のスタイル・様式のひとつの形として、今後の活動に生かしていきたいと考える。
政治課題では、第49回衆議院議員選挙(2021年10月31日投開票)、第26回参議院議員選挙(2022年7月10日投開票)は、いずれも与党が大勝し、野党にとって厳しい結果となったが、大阪選挙区における各地区協の懸命な取り組みと産別・単組のご支援、ご協力に心から感謝申し上げる。
コロナ禍による社会課題やウクライナ危機を含めた国際情勢の不安、さらには円安・物価高に対する生活不安が増幅しているにもかかわらず、自公政権が支持され、緊張感ある政治体制が確立できていない。国政レベルでは野党第1党の立憲民主党も大阪においては第5党、国民民主党も第6党の状況にあり、働く者の立場に立った政治勢力の拡大にむけては、両党の深い相互理解と構成組織・連合大阪が改めて強固な協力関係を構築することが肝要である。
他方、岸田政権は、政治と旧統一教会との関係をめぐる問題、国葬儀の問題などで、あいまない説明に終始し、国民に大きな政治不信を招いた。また、東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件が政界に及ぶとの見方もあり、今後、政治情勢が大きく動く可能性がある。働く者・生活者の立場に立つ政治勢力の拡大に向けて、野党には信頼の置ける政策を掲げて与党と対峙し、選挙で闘う構図をつくることが求められている。
このような状況下でむかえる第20回統一地方選挙は、大阪府知事・大阪市長・堺市長選挙のトリプル選挙が想定され、他党も含め、維新の会と対峙した政策課題や政党・各種団体の相乗効果が発揮できる体制づくりが求められている。その政策課題のひとつが、住民投票を求め20万筆の署名が集まった「IR・カジノ誘致」の区域計画の検証や住民との合意形成である。
2022年に実施された府域の首長選挙では、任期満了による豊中市長選挙では現職の長内市長が再選を果たしたが、交野市長選挙では連合推薦候補である黒田前市長が惜敗し、現職市長が厳しい選挙戦を強いられる状況も見られた。大阪南地域では、貝塚市・泉南市において前市長が勇退し後継候補が出ない状況であったが大阪維新の会候補者が当選する結果となった。第20回統一地方選挙では、議員・候補者との日常的な連携を強化し、連合として政治に取り組む意義を再徹底しなければならない。
このように社会が大きく変わる分岐点をむかえ、働き方・暮らし・社会の新しいカタチ(ニューノーマル)を模索し、連合の改革パッケージと連動させながら、取り組みの強化をはかっていく。さらに連合大阪組織運営PTや30周年記念事業からの提言内容を盛り込み、「持続可能性」、「包摂」、「多様性」を基底に、連合ビジョン「働くことを軸とする安心社会-まもる・つなぐ・創り出す」の実現にむけ、地域からの原動力の先頭に立っていく。
連合大阪大阪南地域協議会は、3地区協議会(堺、泉州、泉南)とともに「絆」を基軸として、組織力、政策力、発信力に磨きをかけ、時代の変化にしなやかに対応し、地域に根差した運動に邁進していく。
〈 連合(連合大阪)のめざすべき社会像 〉
連合がめざす社会は、働くことに最も需要な価値を置き、誰もが公正な労働条件のもと、多様な働き方を通じて社会に参加でき、社会的・経済的に自立することを軸として、それを相互に支え合い、自己実現に挑戦できるセーフティネットが組み込まれている活力あふれる参加型社会である。
加えて、「持続可能性」と「包摂」を基底に置き、年齢や性、国籍の違い、障がいの有無などにかかわらず多様性を受け入れ、互いに認め支え合い、誰一人取り残されることのない社会をめざす。その実現に向けて、「働くこと」につながる5つの安心の橋を整備していくことが求められている。
〈 大阪南地域協議会に求められている機能 〉
2005年以降、地域協議会の活動は、最低実施基準(第1ステップ)として①政策提言機能、②政治活動機能、③生活相談機能、④組織拡大機能、⑤交渉機能、⑥中小労組支援機能、⑦中小・地場企業支援機能と、第2段階基準(第2ステップ)として⑧専門家やNPO・ボランティア団体とのネットワーク機能、⑨共済機能、⑩退職者の拠り所機能、⑪働く人のまちづくり機能、⑫就労支援機能の「12の機能」を段階的に取り組むよう求められてきた。
その後、2019年に連合本部の「連合運動強化特別委員会」の検討内容にもとづき、これまでの「12の機能」を見直し、「2つのコア活動」と「各地域の特色を活かした活動」に再構成されることとなった。
Ⅱ 具体的な活動
1.連合組織内の連携を強化するための活動
(1)機関運営(幹事会等)の充実と活性化
①総会・地域委員会で決定した方針に基づき、具体的活動の議論・決定の機関会議として幹事会を定例開催する(毎月開催)
②活動根幹に関する案件について事前の意見収集の場として、三役会議を開催する
③地域・地区協議会の連携強化と地区協議会の高位平準化のために、地域・地区事務局会議を隔月で開催する
④これまで継続してきた小委員会については引き続き取り組みを継続するが、小委員会活動の更なる深化を求めて、継続的に取り組みの見直しを行い、取り組むべき課題に応じて、実行委員会の設置や小委員会の追加・削除を含めて検討する
⑤コロナ禍の影響によりオンライン会議の活動を推進してきたが、引き続き「with/afterコロナ」を展望した機関会議・セミナー・諸行事の運営の検討を行う
⑥連合大阪ジェンダー平等推進計画の取り組みに応じた地域・地区協議会での活動を推進する
⑦地域協議会のホームページの運用充実と役員間の状況共有を促進する
⑧地域・地区役員OB会との連携を強化する
三役会・幹事会・事務局長会議は、定例開催を実施した。「with/afterコロナ」に対応した機関会議・セミナー・諸行事の運営についてはオンライン環境を整え、対応できる体制を構築した。今後、機関会議は、参集型を基本とし参画率向上に資するためオンライン参加を継続する。 |
(2)単組役員・組合員の地協活動への参加機会の創出
①各種セミナー、諸行事などを開催し、地域全体としての連合活動を強化する
②大阪地方メーデーの開催要領に基づき、地域の特性を活かした地区メーデーを開催する
③社会貢献活動として、3地区協議会でのクリーンキャンペーンを継続実施する
また、街頭行動と同時に周辺の地域清掃も実施する(連合大阪が運用するピリカを活用)
④連合大阪大阪南地域協議会、大阪南地域労働者福祉協議会、近畿労働金庫、こくみん共済coop<全労済>の協賛する4団体と地域の絆として「ベルマーク運動」を継続推進する
⑤新たな社会貢献の取り組みとして「使用済み切手の収集」に取り組み、地域に根差した運動として連合大阪と連携し、フードバンクや、子ども食堂の支援等、情報収集を行い支援のあり方を模索する
⑥連合平和行動へ積極的に参画する
地区メーデーについては、3地区合同でメーデー実行委員会を結成し、「連合堺・泉州・泉南地区合同メーデー」をコロナ禍に対応した方法としてオンラインで開催した。 環境行動については、泉州・泉南地区で集合型のクリーンキャンペーンが実施できた。堺地区は昨年度実施した単組・事業所周辺での清掃活動となったが、全地区において連合大阪ピリカシステムを活用し活動を進めた。ピリカシステムは地域各地区の街頭行動時にも行った。状況に合わせた形態を模索し、今後も各地区の重点活動として取り組みを強化・推進する。 |
2.地域で働くすべての働く仲間を支えるための活動
(1)政策提言・政策実現に向けた取り組み
①大阪南9市4町における広域的な連携を強化するため、連合大阪の要請事項をベースに、大阪南地域協議会として独自要請項目の策定を実施する
②「首長との政策懇談会」を継続開催し、9市4町における連合の存在意義を高める
③それぞれの自治体における課題の解決を図るべく、地区協議会・フォーラム議員と連携をとり独自要請事項の策定に努力する
④自治体への政策・制度予算要請する各項目について、連合推薦議員と事前協議し、各議員の議会における発言につなげる
⑤自治体への政策・予算要請は、首長および幹部との懇談を基本として推進する
⑥大阪南政策・政治フォーラムの機能を強化し、推薦議員・候補者との日常的な連携強化に努める
⑦各級選挙ですべての推薦候補者の必勝にむけて取り組む
(2)組織拡大に向けた情報収集と組織内外との連携
①連合大阪、産別と連携を強化し、未加盟組織への働きかけを強化する
②関係団体(労福協など)との連携による情報収集を行う
③商工会議所、商工会、地元企業への情報提供活動を行う(堺経営者協会と連携する「堺地域労使会議」等)
④地域内未組織企業に関する情報を連合大阪へ提供する
⑤自治体の審議会等への積極的な参画による経営者との関係構築に努める(地域労働ネットワーク等)
Ⅲ 組織運営
1.毎月1回、幹事会を開催する。基本的に、連合大阪執行委員会の翌週に設定し、方針や取り組みを遅滞なく展開する。但し、単なる展開に留まらないよう、議論し易い環境整備に注力し、「with/afterコロナ」に応じた取り組みとしてオンライン開催にも対応し丁寧な合意形成に努める。
2.幹事会の前段で、三役会を開催する。重要案件について事前の意見交換・調整の場として運営する。
3.隔月で、事務局長会議を開催する。大阪南地域協議会と3地区協議会の連携を強化し、活動の高位平準化を目標として運営する。
4.これまで継続してきた以下の小委員会について、取り組みを継続する。但し、小委員会活動の更なる深化を求めて、継続的に取り組みの見直しを行う。取り組むべき課題に応じて、実行委員会の設置や小委員会の追加・削除も含めて検討する。
(1)組織強化小委員会
組織強化は非常に重要な課題である。特に、女性の活躍推進については、益々重要度を増している。女性交流会の開催を継続し、企画・運営にあたっては参加者目線で構築するため実行委員会を立ち上げ、実施していく。このような取り組みを重ね将来的には女性委員会の設置を目標として、地域での活動を強化・推進する。
また、組織拡大の取り組みの一歩として、連合大阪、産別と連携し、未加盟組織への働きかけ強化と、未組織企業等の情報共有を行う。
女性活躍推進に向けた取り組みとして女性交流会を実施した。企画運営にあたっては実行委員会が全て行った。女性委員会の設置を目標として継続していく。 組織拡大の取り組みは、連合大阪組織拡大委員会で新たに結成された組織拡大オルグ会議と連携し、連合未加入・未組織企業等のリスト化を行い、訪問活動につなげる。 |
(2)政策小委員会
「首長との政策懇談会」は、連合大阪南地域協議会として最も重要な取り組みの一つである。時間をかけながら実行委員会形式へ移行を進め、政策委員会としても側面的に支援し、取り組みを強化・継続する。
政策・制度予算要請行動は、各自治体への独自要請など取り組みの強化が進んでいる。回答を受け、総括し、次年度につなげる全体管理の推進と、地区協議会との連携強化のため各地区事務局長にオブザーバーとして参画をいただき、今後より一層取り組みを強化・継続する。
また、政策・制度予算要請にあたっては各自治体の新型コロナウイルス感染症対策に注目しながら、今後の財政運営にも注目し、取り組みを強化・推進していく。
「首長との政策懇談会」は実行委員会を立ち上げ参加首長の調整を行った。懇談会については、参集型では初めて、行政規模で3グループに分け、シンポジウム形式で実施した。政策小委員会で総括を行い、次年度につなげていく。 政策懇談会での行政課題もふまえ、政策・制度予算要請の地域独自要請項目を策定し、要請行動を行う。 |
(3)社会貢献小委員会
「ベルマーク運動」は定着し始め、集まる点数も多くなってきている。協賛する4団体と共に、活動の強化・推進に取り組む。
新たな社会貢献の取り組みとして「使用済み切手の収集」に取り組む。
また、地域に根差した運動として連合大阪と連携し、フードバンクや子ども食堂の支援等、情報収集を行い支援のあり方を模索する。
「使用済み切手運動」について送付先の受入れが再開され寄贈をおこなった。今後も「ベルマーク運動」「使用済み切手運動」両活動の周知強化を行う。 |
(4)研修小委員会
「ユニオンセミナー」は、次世代育成として非常に重要な取り組みである。実行委員会形式を継続し、研修委員会としても側面的に支援し、取り組みを強化・継続する。開催に向けては「with/afterコロナ」を見据えた企画・運営を実施していく。
研修委員会としては、引き続きユニオンセミナーの企画・運営に関与しながら、労働運動を担う次世代の育成に向けて、新しい取り組みを検討するなど、活動を強化・推進する。
「ユニオンセミナー」は実行委員会形式を継続し、企画・運営を行った。参集型で開催し、「with/afterコロナ」に対応し、交流イベントは体育館で行う等工夫した。研修内容については、次世代の育成にむけて、課題・議論の合意形成のツールとして「ホワイトボードミーテイング」の実践的な研修を行った。 実行委員会形式を継続し、次年度に向け更に研修内容を豊富にしていく。 |
日 時 | 2022年10月25日(火)総会17:00~17:40 懇親会18:00~20:00 |
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場 所 | ホテルサンプラザ堺ANNEX |
参加者 | 56人(総会45人、懇親会52人) |
第14回総会を、3年ぶりにリアルで開催しました。
総会冒頭に、今年8月に逝去された中西 喜夫顧問と2021年に逝去された高橋 一行さんへ哀悼の意を表し黙祷を捧げました。中西顧問へは、連合大阪5区地域協議会から今日までの絆の礎を築いていただいたご労苦へ、会員から感謝の意も込められていたと思います。
そして、森本会長から、3年ぶりに顔を合わせての総会と懇親会が開催できた喜びと、総会盛会へのご協力を祈念した挨拶がありました。
ご来賓として、連合大阪南地域協議会森 義仁議長、高石市阪口 伸六市長、岬町中口 守可副町長からご挨拶を頂きました。
≪確認された議案≫
◆第1号議案 2022年度(活動方針案)
◆第2号議案(予算案)
◆第3号議案 2022年度役員(案)
3地区役員OB会の役員選出は、今後開催される各総会で決定されることから、今総会では、地域役員OB会の4人の三役のみを選出し、承認されました。
会 長 森本 實 (大阪南3代目議長)
副会長 鎌倉 幸信 (大阪南4代目議長)
副会長 山脇 和夫 (連合大阪元副会長)
事務局長 南出 正昭 (大阪南3代目事務局長)
◆第4号議案 名称の変更について
ジェンダー平等の観点から『役員OB』という限定された名称を大胆に改名します。改名にむけては、会員からの「新名称」の募集をおこない、第2回地域地区代表者会議(8月25日)において新名称を確認しました
新名称『連合大阪大阪南地域協議会 きずなの会』
なお、堺地区協議会役員OB会、泉州地区協議会役員OB会、泉南地区協議会役員OB会も同時に「きずなの会」に改名することを要請しております。
◆第5号議案 会員構成の変更について
連合大阪南地域協議会役員の退任者の入会希望により構成している本会に、「政策・政治フォーラム会員経験者」を新たに加えます。これは、より「絆」を止 めることなく培うことが望ましいとの声を受け、元推薦議員の方々の希望される方にも入会頂くこととしました。
◆第6号議案 運営要綱の一部変更について
4号議案ならびに5号議案の確認を受けた運営要綱の一部変更を確認いたしました。新要綱は、第14回総会(2022年10月25日)より適用します。
~連合大阪大阪南地域協議会 きずなの会 懇親交流会~
総会終了後、久しぶりに顔を合わせた懇親交流会が開催され、会は太田さんの乾杯のご挨拶ではじまりました。阪口市長は、総会でのご挨拶のあと一旦退席されましたが、公務をすませた後、懇親交流会へ駆けつけていただきました。
懇親交流会から政策政治フォーラム会員の皆さまも参加いただき、ご紹介をいたしました。特に来春の統一自治体選挙へ向けた決意は大変力強いものでした。久々の再開を喜び合い近況を交換する姿を見ますと、懇親会を催した甲斐があったとしみじみと感じました。
懇親交流会の中締めの挨拶は堺地区役員ОB会の一瀬会長にお願いしましたが、挨拶の前に堺地区現役役員一同からサプライズとして花束の贈呈が行われました。花束は当日偶然にも一瀬さんのお誕生日であったことから急遽用意されたものでした。現退一致の微笑ましいひと時でありました。ご挨拶では、花束のお礼と来春の闘いに向けた力強い決意表明がなされました。
クリーンキャンペーンは、2000年に連合大阪大阪南地域協議会・堺地区協議会が、堺経営者協会と協力して始めた清掃ボランティアを発端とする活動で、これまで20年以上継続して実施してきました。現在は「連合大阪環境行動」として、大阪府下全域で実施されています。
2020年はコロナウイルスの影響でやむなく中止とし、2021年は連合大阪が30周年記念事業として行っている「ごみ拾いSNSピリカ」を活用した、個人・単組での取り組みを行いました。
日 時 | 2022年10月22日(土)10:00~ |
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場 所 | 各構成組織事業所・地域周辺 |
内 容 | ビブス着用で清掃活動を行いピリカにアップする |
参 加 | 27単組 200人 |
ゴミの量 | 4,717L |
日 時 | 2022年10月22日(土)10:30~12:00 |
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場 所 | 忠岡町役場周辺 |
参 加 | 78人 |
ゴミの量 | 770L |
内 容 | ①主催者挨拶 連合泉州地区協議会 田中 政和 議長 ②来賓紹介 浜田 千秋 和泉市議会議員 野田 悦子 泉大津市議会議員 谷野 司 泉大津市議会議員 ③2班に分かれて清掃開始 ④終了後マックカードを配布して解散 |
日 時 | 2022年10月22日(土)9:00~10:30 |
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場 所 | 泉南市 マーブルビーチ |
参 加 | 65人 |
ゴミの量 | 1,600L |
内 容 | ①主催者挨拶 連合泉南地区協議会 岸 茂朗 議長 ②来賓挨拶 河部 優 泉南市議会議長 南野 敬介 貝塚市議会議員 ③清掃手順説明 ④清掃 ⑤閉会挨拶 連合泉南地区協議会 久保田 将功 副議長 *終了後ファミリーイベント(BBQ)を実施 |
10月22日(土)、社会貢献活動の一環として泉南市マーブルビーチ周辺で連合泉南地区協議会クリーンキャンペーンを実施しました。参集型では3年ぶりとなりましが地区協幹事役員さんをはじめ組合員や子どもたち65名もの仲間が集まっていただきました。
当日は、朝から秋晴れとなり清掃活動を行うにはちょうど良い天候となりました。
岸議長のあいさつの後、連合推薦議員の河部 優泉南市議よりご挨拶を頂戴した後、来年4月実施予定の第20回統一地方自治体選挙に立候補を表明した南野 敬介貝塚市議会副議長より5期目に挑戦する旨の決意と日ごろのご支援に対するお礼が述べられました。
その後、泉南市清掃課の方々からもごみ回収時の注意点などを説明していただき、参加者の皆さんで付近の海岸線の清掃活動を実施しました。
周辺の海岸にはたくさんの海洋プラスチックや空き缶などが漂着しており、短い時間ではすべてのごみを回収することはできませんでしたが、終了時には2tダンプ車と軽四ダンプ車が一杯になるほどのごみが回収できました。
ご協力いただきました泉南市清掃課の皆さん、ありがとうございました。
最後に久保田副議長の閉会挨拶後、記念撮影を行い、無事終了しました。
新型コロナウイルスの感染拡大により3年ぶりの開催となったクリーンキャンペーンにご参加いただきました組合員さん、ご家族の皆さまに感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
(2022年9月9日~12日)
大阪南地域協議会 幹事(泉南地区教職員組合 執行委員長)荒木 寿樹
北方領土の学習会、アイヌ民族博物館訪問、平和ノサップ集会参加と三泊四日盛りだくさんの内容だった。伊丹から羽田で乗り換え、中標津空港の降り立った。意外の暑さに服装を失敗したのではないかと不安になったが、今日が特別暑いらしく「明日はまた20℃前後になりますよ」というバスガイドさんの言葉に安心した。(といってもその日も26℃程度です)
到着してさっそく語り部による学習会をおこなった。その方は母が国後島から強制送還され今中標津で住んでおられるという事だった。資料を追い、ネットで知らない言葉の意味をさぐりながらの聞き取りで自分の知識不足を痛感した。と同時に大阪や自分の暮らしてきた場所では、あまり報道されず、自分自身も関心を持ってこなかったのだろうと猛省した。その方の言葉で「共住」という言葉がたびたび出てきた。初めて触れる言葉だった。そんな考え方もあるんだと驚いた。今実際ロシアの方が住んでいてそこを故郷とする子どもたちもいる。お互いの思いに寄り添い、より良い解決方法を模索する様子をしり、解決の方法は一つではないと感じることができた。
僕の中でもう一つ心に残った言葉があった。「母は強制送還され、根室に住んだ時、島民というのを隠して生きていた」という話だった。自分のルーツを語れなかったらしい。戦後どの地域も苦しい生活をしている中、マイノリティを排除する傾向があったのだろう。僕の身近にも様々な人権課題がある中が、それらの課題は自分を隠したり、自分の事を語れなかったりという事に表れることが多い。いつの時代、どこの場所でも同じことがあるのだと人間の弱い部分を思い知らされた。
2日目は、アイヌ民族博物館の見学とジャーナリストの石川一洋さんの「プーチンの衝撃と北方領土問題」という講話と毎日新聞記者の本間浩昭さんの「北方領土の自然と領土問題」という講話を聞いた。ロシア政府が5日に北方領土への「ビザなし交流」と「自由訪問」を中止すると発表した数日後だっただけに、ロシア軍のウクライナ侵攻がここ根室に大きな影響を受けていることを実感した。
そもそも平和な状況でなければ交渉なんてできない。墓参や交流などをおこない粘り強く平和的解決方法を模索してこられたみなさんや島民のことを考えるとやるせない気持ちになった。
また北方四島が自然豊かで、歴史を紐解いて見てもソ連(ロシア)や欧米、日本から搾取の対象になっていたことがわかった。知床半島が世界自然文化遺産になるんだから当然北方四島も同じぐらい素晴らしい所なんだろうと想像できた。ただ、数年ほったらかしになっていた島だったのが、ロシアによるインフラ整備のより開発が進んでいるという。便利になることはいいことだがすばらしい自然がなくなるのではないかと、開発に不安を感じているという。現在ロシアとの関係は良いとは言えないが、将来の返還に向けて資源の確保など、交渉が始まった時の準備が必要だと感じた。
3日目は、2022平和ノサップ集会に参加した。北方四島が見える岬に立ち、望遠鏡で北方四島を見ると、ロシアの警備塔などを眺めることができる。普段国境というものを身近に感じることがない僕にとっては、何とも言えない緊張感を感じた。周りには、条件を満たし漁を許された赤い印を付けた日本の船がコンブ漁を行っていたが、国境周辺で漁業をする方はこんな緊張感の中、そして国際情勢も心配されながら仕事をしているんだと思った。集会で元島民の方が話をされた。島に住んでいた子どものころ、ロシアの子と一緒に楽しく遊んだ思い出の話が印象に残っている。決してロシアを恨んでいるという話ではなかった。ただ、故郷に帰りたいというまっすぐな気持ちに心を打たれ、それが叶わないことへの憤りや虚しさを感じた。
集会の後「北方四島交流センターニホロ」の見学をおこなった。北海道が日本とロシアの架け橋にという願いがこめられ、日本のニ・北海道のホ・ロシアのロをとってニホロという名前がついている。そこには北方四島の歴史をはじめ、ロシアの文化などもたくさん紹介されていた。大阪の小中学校ではよく一番近い国ということで韓国・朝鮮の学習をすることが多いがここでは一番近い国といったらロシアなのだろう。韓国・朝鮮の学習をする場合も子どもたちがどんな情報に触れているかを配慮しないといけないが、ロシアの場合も難しい場面があるだろうなと感じた。
4日目は空路を乗り継ぎ帰阪した。北海道が特段寒いとは感じていなかったが、帰ってきたらやはり蒸し暑い。次の日のクーラーのない理科室での授業は異常な汗をかき、倒れそうだった。
僕は今まで領土問題はあまり積極的に学習してこなかった。それは領土問題になると「北方四島は日本固有の領土だ!返せ!」等と少し過激になることが多いからだ。今回この平和行動に参加してやはり「固有の領土だから返せ」の主張の違和感を改めて感じる。琉球王国も同じだが、アイヌ民族もそこに住んでいて、北方領土にももちろん住んでいて、それぞれの文化を築いていた。幕府からの開発という名の同化政策のなかで、土地を奪われ、搾取されてきた歴史がある。このようなことを思うと固有の領土ってどこまでなのか?と感じる。しかし、北方四島の返還の運動は共住や交流など多岐にわたり、元島民や今北方四島に住むロシアの方の思いにも即した活動が行われていることがわかった。そのことの重要性や大切さを改めて感じることができた。少なくとも元島民の方々にはまだ戦後が訪れていないんだと思う。いち早く北方四島に平和が訪れることを願う。またぜひこの地を訪れ、学びを深めたいと思う。
日 時 | 2022年9月3日(土)11:00〜14:00 |
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場 所 | サロン・ド・リアン絆+オンライン(Zoom) |
参加者 | 32人(直接参加24人、オンライン参加8人) |
内 容 | ①ヨガ・リンパマッサージ講座 講師:武田明子 様 ②意見交換会・発表 |
第4回となる「女性交流会」を、オンライン併用で開催しました。
今回、未だコロナウイルスの蔓延が治まらない中、政府・行政から行動制限もなく、開催にあたり大変難しい判断となりましたが、参加者全員に抗原検査キットをお配りし、会場での感染対策を徹底して、会場とオンラインの併用開催といたしました。
交流会は、実行委員会でありますUAゼンセン川本産業労組 都丸実行委員の司会で始まり、冒頭、主催者を代表して組織強化小委員会の山下委員長から「組織強化委員会の主催する女性交流会に、オンラインも含めて32名もの皆さんに集まって頂き感謝申し上げます。この交流会開催にむけて実行委員会を結成し準備を進めてまいりました。女性の活躍の推進にむけた取り組みとして、参加者皆様のご協力をお願いします。」とのご挨拶を頂き、交流会がスタートしました。
第1部は、ヨガ・ウェルネスコーチ武田明子さんから「ヨガ・リンパマッサージ講座」を受けました。講演内容の選定にあたり、前回の女性交流会参加者アンケートで受けてみたい研修・講演の上位に、ヨガとリンパマッサージがありました。実行委員会でも両方体験できる企画ができないか考慮していたところ、以前労組事務担当者交流会で「仕事着そのままヨガ」を講演いただいた武田先生が両方対応いただけるとのことで、講師をお願いいたしました。上半身を中心としたヨガですが、正しい姿勢の取り方や、呼吸法を学び、解した身体でリンパマッサージを行う手法を学びました。仕事のストレスや身体の疲れを、ちょっとした休憩時間で癒す手法として、取り入れていただければと思います。
その後、昼食に移りました。当初の企画ではランチ懇親会を行ってそのまま意見交換会に移っていく予定でしたが、昼食はマスク会食・黙食をお願いいたしました。
オンラインの方々の食事は昨年(フルオンライン)と同様、自宅(組合事務所)へ配送されるフードボックスでしたが、今年はメニューを選べるようにいたしました。
食事と意見交換会を明確に分け意見交換会に時間を多く配分する予定でしたが、感染対策を取りながらの食事は時間がかかり15分超過となってしまい、オンライン参加の方々をお待たせしてしまいました。結果どちらも時間に余裕がなくなった事は次回に向けての反省点です。
会場となりましたサロン・ド・リアン〜絆〜の食事内容は、大変ご好評いただきました。
第2部は、「男性が主体である労働組合の世界に女性の意見をしっかりと反映させる為の意見交換会」として実施しました。今回は、6名のグループで、実行委員がファシリテーターを務め、事前にアンケートをとった興味のあるテーマ(女性活躍推進、産休・育休、労働組合、政治、趣味)を軸に意見交換をいたしました。「趣味」をアイスブレーキングとして話を進め内容を深めたり、最初から「女性活躍推進」について各組合の実態を話し合ったりと、グループごとに特色がありました。
意見交換の内容はファシリテーター(実行委員)が最後に発表いたしました。「コロナ禍で工夫して行った組合行事」、「他社や産業を超えての意見交換」や「女性に配慮した労働条件、組合活動の改善」等、情報共有から課題解決に向けた意見交換がしっかりなされたグループもあれば、趣味のお話しで終わったグループもあり様々でした。
第4回となり、ようやく実行委員会で企画した内容での交流会がリアル開催できました。感染症対策のため、企画した内容を100%実施することはできませんでしたが、実行委員会が中心となった交流会の運営は120%達成できたと思います。参加者アンケートを踏まえ総括を行って来期に繋げていきたいと考えます。
最後にJAMダイキン工業労組堺支部 西田実行委員から、本日のご協力へのお礼と、この交流会が、女性の活躍推進にむけた取り組みのステップとして継続する必要性を申し上げて、閉会となりました。
日 時 | 2022年8月21日(日)10:30〜17:00 |
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場 所 | 大阪府羽衣青少年センター |
参加者 | 受講者22人,スタッフ18人,合計40人 |
主 催 | 連合大阪大阪南地域協議会(研修小委員会) |
共 催 | 大阪南地域労働者福祉協議会 |
協 賛 | 一般社団法人 大阪労働者福祉協議会 |
研修小委員会が主催する第33年度のユニオンセミナーを、22名の参加者を得て、大阪府羽衣青少年センターで開催しました。
古川委員の司会で始まり、冒頭、森議長より主催者を代表しての挨拶がありました。
セミナー開始にあたり、蛯原研修委員と久利実行委員が「アイスブレーキング」で、参加者の緊張をほぐしていただきました。自己紹介を名前のしりとりで紹介するのですが、これが意外とゲーム感覚で面白く、参加者も盛り上がっていました。
緊張が解けたところで最初の講義、大阪労福協の高﨑事務局長による、「労働組合の自主福祉活動の歴史と役割」を行いました。ご家族が高熱を出されたとのことで、大事を取って急遽オンラインでの講演となりました。共済事業の原点として、社会運動の先駆者である賀川豊彦など歴史上の人物から”助け合い・支え合い“の精神を紐解き、むしろ現代に必要不可欠なものであり、その中で生まれた労働金庫やこくみん共済 coop <全労済>などの福祉事業団体との共同関係が重要だと再確認いたしました。
ここでお昼休憩。昼食は、バイキング形式です。班単位で昼食を取ってもらいましたが、食堂に向かう時間を班ごとにずらしたり黙食をお願いすることなど、新型コロナウイルス感染対策をとったため、他のメンバーとの交流を深める機会とならなかったのが残念でなりません。
休憩後、2つ目の講義として、岸研修委員長による「労働組合の役割と職場の活動」です。労組の委員長として、経験してきた内容でしたが、産別が変わっていく中での苦労話は中々聞けない貴重なお話だったのではないでしょうか。質疑のなかでもかなり詳しく掘り下げて聞かせていただきました。
その後、班対抗の交流イベントを実施しました。当初はフィールドワーク(ウォークラリー)を野外で行う企画を検討していましたが、天候や感染症の対策を踏まえ、最終的に体育館内での「ウォークラリー体育館バージョン」として実施いたしました。
交流イベントは6つのミッションを行う形式で、最後まで勝敗がわからない様、ゲームバランスを考えながらの進行といたしました。
結果、最後までリードしていた3班が逆転される展開となり、4班が優勝。女性の活躍が目立ったイベントとなりました。
今回、夕食懇親会(BBQ)は開催できませんでしたが、参加者からは、「BBQを大変楽しみにしていました。来年も参加したい。」との決意もいただきました。
最後に研修委員長の岸副議長から閉会の挨拶を頂き、集合写真を撮影して第33度のユニオンセミナーを終了しました。
今回は、新型コロナウイルスの蔓延が終息されないなかでの開催となり、参加者全員に抗原検査キットを配布するなど感染防止対策を徹底しての参集型の開催となりました。コロナ禍で各種イベントがリアルに開催されない状況が続くなかでのリアル開催に、参加者はとても盛り上がったセミナーとなりました。
今回の参加者が、自組織で今回学んだ内容や交流イベントを報告していただければ、次回も多くの参加者が得られるのではないかと期待しています。終了後、回答いただいた参加者アンケートの意見を総括し、役員一同、さらに充実したセミナー作りに努力していきます。
(事務局長 藤原一也)
(2022年8月8日~10日)
大阪南地域協議会副議長(JP労組泉州南支部)山下 一房
8月8日から3日間、被爆77年を迎えた長崎へ8名の参加者とともに平和行動に参加してきました。
・長崎歴史文化博物館の見学
長崎開港によって花開いた南蛮文化やキリスト教の普及、出島の造成、美術工芸品(ガラス・べっ甲細工等)など今日の長崎における歴史、文化を学び、感じました。
また、幕末から明治にかけて日本文化の先駆けとなった長崎。坂本龍馬、勝海舟など数々の幕末武士に影響を与えたそうです。
・連合2022平和ナガサキ集会
「〜語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう〜」をスローガンに、1,115名の全国の仲間が集まりました。
国際労働組合総連合(ITUC)シャラン・バロウさんからは、「私たちの連帯と平和への想いは日本の皆さんとともにある」との力強いビデオメッセージ。
長崎平和推進協会、三瀬誠一郎さんからは「平和は人類共有の世界遺産、一人ひとりがしっかりと平和の尊さを噛みしめる必要があると信じてやまない」と、当時10歳の生々しい体験を交えながらの被爆者の訴え。空襲警報時では、「親指を耳の中、中指などで目を塞ぐように」と日頃から学校で教えられていたそうで、当時の緊迫した状況を知り改めて戦争の怖さを感じました。
長崎大学核兵器廃絶研究センター長教授、吉田文彦さんからは、ウクライナ危機後の核軍縮について、「核軍縮の批准、長崎を最後の被爆地にする必要がある」と講演を受けました。
最後に、「世界で唯一の被爆国である日本の役割と責任を果たし、恒久平和の実現を目指す」との平和アピール宣言を全員で確認し集会を終えました。
・被爆77周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典
コロナ、警備等の関係で入場制限があり長崎原爆資料館でのモニター中継となりました。
式典前に資料館を見学。原爆投下直後の悲惨な街の惨状、思わず目を背けたくなるほどの人々の残酷な遺体など原爆の破壊力や恐ろしさを痛感しました。また、生き残った人々も心と体に大きな痛手を受け、今なお多くの被爆者が苦しんでいる現状にとても心が痛みました。
被爆者合唱団「ひまわり」による平和を願う合唱で始まった式典。
長崎市長、田上富久さんからは「存在する限りは使われる懸念がある核兵器廃絶への強い思い、日本政府への核不拡散条約(NPT)の批准および核兵器禁止条約への署名を求めるなど、核兵器廃絶と世界恒久平和に力を尽くし続ける」との長崎平和宣言。
被爆者代表の宮田 隆さんからは「核兵器禁止条約への署名、批准。核兵器のない世界実現への願いを次世代に引き継ぐことを誓う」との平和への誓いがありました。
元首相への銃撃事件もあり特に来賓者への物々しい警備の中でしたが、長崎の未来を託す児童の平和を願う「千羽鶴」合唱で無事式典が終わりました。
・ピースウオーク(慰霊碑巡り)
連合長崎青年委員会によるピースガイドから、原子爆弾落下中心地碑、長崎の鐘、平和記念像など数々の史跡等(30ヶ所)を見学、説明を受け改めて平和の尊さを実感しました。
・万灯流し
1949年8月9日、犠牲者の慰霊と恒久平和を願い手作りの万灯を浦上川に流したのが始まりの万灯流し。各自で平和への思いを書き込み捧げました。
・世界文化遺産「軍艦島(端島・はしま)」見学
海底炭鉱の島で高層鉄筋アパートが立ち並ぶ外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれています。様々な厳しい気象条件等があり上陸1割程度。当日も断念、船からの見学だけとなりました。老朽化が激しいそうです。
この3日間を終え、ロシアが核の脅威をちらつかせ北朝鮮は核実験を繰り返す中、日本はアメリカの「核の傘」に頼らざるを得ない現状ですが、核兵器が奪う一人ひとりのかけがえのない人生、同じ過ちを繰り返すほど愚かなことはありません。知恵を絞り策を講じ、核軍縮、廃絶に向け訴え、取り組み続けることの必要性と大切さを改めて感じました。
戦争ほど残酷なものは無く、戦争ほど悲惨なものはありません。全ての国に人々に平和が訪れることを心から願い、長崎を後にしました。
日 時 | 2022年7月30日(土)13:00〜16:30 |
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場 所 | ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺 |
参加者 | 115人 |
<自治体代表者> | 高石市 阪口伸六 市長/和泉市 辻宏康 市長 泉大津市 南出賢一 市長/忠岡町 杉原健士 町長 貝塚市 酒井了 市長/泉南市 山本優真 市長 阪南市 水野謙二 市長/熊取町 藤原敏司 町長 岬町 田代堯 町長 堺市 山岡由佳 副市長/岸和田市 戎井靖貴 副市長 泉佐野市 八島弘之 副市長/田尻町 山本一男 副町長 |
<連合大阪> | 黒田悦治 副事務局長 |
<大阪南> | 地域・地区役員/単組役員/大阪南OB役員 |
内 容 | ①主催者挨拶 連合大阪南 森 義仁 議長 ②連合大阪代表挨拶・取り組み報告 連合大阪 黒田悦治 副事務局長 ③シンポジウム「アフターコロナを見据えた行政の活性化について」コーディネーター 連合大阪南 佐野建也 副議長 ④閉会挨拶 連合大阪南 藤原 事務局長 |
昨年はコロナ禍でフルオンラインでの開催とし、全体で130名というこれまでにない規模の参加(ご視聴)をいただきました。
第33年度の「首長との政策懇談会」は、ウイズコロナに対応した取り組みとして、連合大阪・行政の対応方針を鑑みながら、感染症対策を徹底し、ようやくリアル開催が実現いたしました。
新型コロナウイルス感染症と共存した対応を求められる新たなステージに突入したと考えています。
冒頭、主催者を代表して森議長から、日頃のご支援・ご協力と、本日ご参加いただいたことへの感謝が述べられました。
次に、連合大阪を代表して黒田副事務局長から、ご挨拶と連合大阪の政策・制度予算要請に関する取り組みについてご報告いただきました。
開催にあたり政策小委員会では、これまでの参加者アンケートの結果や、各首長の皆さんからいただいた意見を参考に、本懇談会を更に活性化させるべく、あらたな試みとして、行政規模ごとに3つのグループでシンポジウムを企画いたしました。規模の近い自治体同士、また規模の違う自治体での特徴的な政策を共有いただき、更なる住民サービス向上に向けた気づきの場としていただく事を目的としました。
各自治体の発表については、今回のテーマを「アフターコロナを見据えた行政の活性化について」とし、全自治体共通して、1ターン目は「自治体財政」を共通のテーマに報告を、2ターン目はアンケート項目に基づいた自治体独自の取り組みを中心に発言をいただくこととしました。
発表の順番と内容は、以下の通りです。
自治体 | 主な発表内容 |
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堺市 山岡 副市長 |
①堺市行政の財政状況について
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岸和田市 戎井 副市長 |
①行財政再建プランについて
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和泉市 辻 市長 |
①財政状況について
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泉佐野市 八島 副市長 |
①財政状況について
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自治体 | 主な発表内容 |
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忠岡町 杉原 町長 |
①財政状況について
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熊取町 藤原 町長 |
①財政状況について
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田尻町 山本 副町長 |
①財政状況について
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岬町 田代 町長 |
①財政状況について
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自治体 | 主な発表内容 |
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高石市 阪口 市長 |
①子育て支援について
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泉大津市 南出 市長 |
①財政状況について
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貝塚市 酒井 市長 |
①財政状況について
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泉南市 山本 市長 |
①財政状況について
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阪南市 水野 市長 |
①財政非常事態からの脱却に向けて
|
1ターン5分程度でお願いしていましたが、各首長の皆さんが時間を融通しあいながら、市政の報告を盛り込まれ、且つグループ全体の発表時間をきちんと守っていただき、非常にスムーズな進行ができました。また、全ての発表内容について、事前に補足資料の配布と、あわせてプロジェクターで映像を使ってわかりやすくご説明をいただきました。
最後に事務局長の藤原から、全体総括と御礼の挨拶をさせていただき、懇談会を終了しました。
新型コロナウイル感染症の第7波が広がるなか、シンポジウム終了まで参加いただいた首長、行政関係者の方々に感謝申し上げます。本来でしたら、自治体規模の違うグループの発表も視聴いただき共有する目的でしたが、首長の皆さま方には発表グループのコアタイムでの、出席を促す結果となりましたことは残念です。
終了後実施いたしました参加者アンケートを参考に、政策小委員会でしっかりと総括し、今後の取り組みにつなげていきます。
本懇談会にご協力いただいた全ての人に感謝申し上げると共に、今後とものご理解、ご協力をお願いします。
(事務局長 藤原 一也)
(2022年8月5日~6日)
今回、連合大阪2022平和行動 in 広島に参加させていただき、戦後生まれの私たちにとって、戦争を経験した方・被爆体験の話は非常に貴重であり、二度と戦争を起こしてはいけないと強く思いました。
しかし、ロシアによるウクライナ進行や日本周辺においても、北朝鮮によるミサイル発射、中国による台湾への軍事的、政治的圧力の強化や尖閣諸島周辺の領海侵犯、さらには中国・ロシアによる接続水域侵入など、軍事衝突が起きかねない危険な状況となっていることに憤りを感じます。
世界には1万発以上の核弾頭があり、今もなお人類は核兵器の脅威にさらされています。日本は世界唯一の被爆国であり、資料や体験談をより多くの世界の人々向け理解活動をしていかなければいけないと感じました。
広島平和記念公園にて原爆ドーム・各モニュメントを見学しそれぞれの由来や歴史的な意味などについて説明を受けました。動員学徒慰霊塔や原爆供養塔・峠三吉詩碑は特に印象に残っています。連合広島青年委員による説明は非常にわかりやすく当時の悲惨さが伝わってきました。
過去の過ちを今後繰り返さないよう、今回の平和行動での体験を多くの人に伝えていけるよう活動していきたいと思います。
(2022年6月23日~25日)
沖縄での3日間の平和行動に参加させていただきました。
昭和19年、沖縄から九州へ大勢の女性や子供を乗せて疎開させようとした対馬丸が米軍の潜水艦の攻撃を受け沈没する事件がありました。対馬丸記念館には当時の撃沈直後の悲惨な状況が克明に記されており、沈没までの11分間の船内で逃げ惑う様子や、乗船していた女性や子供たちの顔写真の展示を見ると、戦争に巻き込まれてしまうことの憤りや無念さが伝わってきました。
法政大学教授の明田川融さんによる「沖縄の施政権返還50年と日米地位協定」についての講演を聞き、現在の日米地位協定が成り立った経緯や不公平な協定(よく言われる刑事裁判権が日本にないことや、米軍関係者は入出国時の検疫が不要であること、航空法は米軍には適用されないなど)であることを学びました。地位協定は多少の運用改善はされているものの、あくまでも努力義務であり強制力がない為、抜本的な見直しが必要であるとも説明されました。また、玉城デニー県知事からは、日本の0.6%の面積である沖縄に、米軍基地の70.3%が集中していると述べ、基地負担と日米地位協定の見直しを求める訴えがありました。
日本軍の軍需物資の倉庫、病院の分室として使われるようになった鍾乳洞で、女学生達で構成されたひめゆり学徒隊も配属され、多くの負傷兵の看護にあたっていたそうです。実際にガマの内部に入りましたが、全長270mと広く、涼しく感じるが、暗く、足場が悪い為、このような場所で看護を行うのは非常に過酷だったと思われます。
当時学徒隊であった人の証言が数多く展示されていました。
各地のガマで看護をしていた時の記録では、糞尿や死体の処理も日が経つにつれ、感覚がマヒしてしまい、苦にならなくなったとの証言もありました。
また、米軍が迫り解散命令が出た後どのように逃げたかも詳細に記されており、中には捕虜になって辱めを受けると教えられていた為に自決してしまった人もいたとのことです。
平和の礎(いしじ)を見学することができました。沖縄戦で亡くなられた国内外約24万人へ追悼の意を表し、礎に全員の名前が刻印されています。刻銘は毎年追加されており、今年は55名が刻銘されたとのことです。
併設されている資料館では戦時中の生々しい写真や遺留品などが展示されていました。米軍の数多の戦艦が迫ってくる様子や、米軍に追い詰められた民間人が崖から飛び降りる映像も残されており、戦争の悲惨さを感じました。
佐喜真美術館では屋上から普天間基地を見ることができたのですが、思っていた以上の広さで沖縄における基地の割合の大きさを実感しました。また、美術館の方から戦時中の話やオスプレイの騒音問題についてのお話を聞くことができました。特に印象的だったのは「TVでウクライナの街が破壊される様子を見ると、今でも戦時中を思い出し涙が出てくる」という言葉でした。戦争は心に深い傷を残すことを改めて感じさせられました。
瀬嵩の浜から普天間基地移設予定地の辺野古を視察しました。
現在埋め立てが進められていますが、これはジュゴンの餌場が無くなってしまうなど、多くの生きものの生態系を壊してしまうことにも繋がるそうです。
道の駅かでなの展望台より嘉手納基地を視察しました。
普天間基地もそうでしたが、住宅地の真ん中にあることに驚きました。騒音問題や航空機事故の懸念もあり、安心した生活を送るのは難しいと感じました。
リゾート地としてのイメージが強い沖縄ですが、日米地位協定や米軍基地があることによって様々な問題が健在していることをもっと知る必要があると感じました。
また、沖縄には戦時中の情景が分かる資料が数多く残されており、何の罪もない民間人が巻き込まれ、苦しい思いをしてきたこと、尊い命が奪われたことを鮮明に知ることができます。
世界では当時の沖縄で起きたような悲劇がまさに今起こっている国もあります。戦争の悲惨さについて知り、改めて平和について考える必要があると感じました。
今回初めて平和行動に参加させてもらい、事前に行われた平和学習会に参加するまではどういった活動かまで理解しないままでおり、普段自分が電機連合等で開催されている活動様に安易な考えで参加しておりました。
平和学習会に参加し、学習会での話を聞く中で活動の意義などを感じ、身が引き締まる思いがありました。その中で、活動内での自己紹介でも話をさせてもらいましたが、自分の祖父母の話を思い出し、その当時の話を思い出し、現在、自分が感じている戦争に対する考えを改めて考えさせられる事前学習会となりました。
活動初日6月23日、伊丹空港から沖縄に到着し対馬丸記念館を訪れるまでのバスの中で初めて対馬丸を知り、対馬丸の悲劇を知りました。記念館を訪れ資料を拝見し、戦争で被害を受けた方の思い、残された家族の思いと当時の悲惨さや今でも語り継がれる話などの様々な感情があり、今自分たちが何ごともなく過ごしている事が非日常的に感じてしまうくらいでした。
また、この対馬丸記念館での資料を拝見し、自分の祖父母たちも同じ体験をしたのかと思い、改めて痛感させられました。
昼食時間を挟み、那覇文化芸術劇場なはーとでの平和オキナワ集会に参加し、全国の連合からたくさんの組合員さんが参加されており、非常に驚きと今回の沖縄での平和活動が全国的なものである事を感じ、とても素晴らしい活動であると思いました。
日米地位協定の話、連合会長の話、沖縄県知事の話、長崎・広島と繋がっている平和行動の話を聞き、こういった活動には今後も参加したいと思いました。
2日目のピースフィールドワークでは、体調不良となり、糸数アブチラガマに入る事ができず大変悔いが残っています。移動中のバスの中での話、お昼からまわった魂魄の塔、平和祈念公園、ひめゆりの塔での話を聞き、資料館で見た当時の状況を考えると、沖縄地上戦での悲惨さ、今まさに続いている戦争等を思い、決して許される行為ではないと改めて感じ、また同じことを絶対に繰り返してはならないと思いになりましたし、起こしてはならないと思いました。
2日目が終了し、少しだけ沖縄観光をさせてもらいました。国際通りを歩きコロナの影響で以前の様な人通りがまだ戻っていない様に感じました。その中でも観光で沖縄を訪れている人がいる事は経済が少しずつ回復しつつあるのかなとも感じました。
また、沖縄での最後の夜をみなさんと堪能でき、一日の疲れを癒すことができたとも思いました。
3日目は佐喜真美術館を訪問し、館長さんの話を聞きながら拝見した美術品は沖縄で過ごし感じたすべてを象徴するかの様な美術品であり、非常に感慨深いものになりました。また、同美術館の屋上で語り部の方からお聞きした話は、聞いていて非常に被害者意識が強い、被害者目線での話ではありましたがこういった感情が戦争を経験した方の率直な感情である話であり、聞いていて自分の感情を揺さぶる話を聞けた気がしました。
辺野古移設工事の対岸 瀬嵩の浜で移設工事の状況を見て、規模の大きさ、環境への影響、地元の漁師さんたちへの影響を間近で見る事ができ、今まで他人事の様にニュースで見ていた事を恥ずかしく思えてきました。
道の駅かでなで嘉手納基地を見学し、目の前に広がる基地の大きさ、道の駅内にあった資料館で見た様々な資料を拝見し、米軍基地が与える過去からの沖縄に与えて影響が計り知れないものである事を感じる事ができました。
今回の平和行動に参加させてもらい、今までに感じた事のない沖縄に対するイメージを感じる事ができました。
戦争に対す沖縄の方の思いや、今でも残る戦争の痕跡、そして今でも続く米軍に関する様々な事案などを間近で聞き、感じ、体験する事で、今までの沖縄に対するイメージからより違った目線で見る事ができる様になれたと思います。
今回の活動に参加した事でより一層『平和』に関する考えが変わるいい機会となりました。また今後、同じ様な活動に参加できる事があれば、是非とも参加させて頂きたと思います。
日 時 | 2022年6月17日(金)16:00〜17:30 |
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場 所 | DDS+オンライン(Zoom) |
参加者 | 74人(現地:45人,オンライン29人) |
テーマ | 「報道現場からみた、この10年の大阪の行政 講師 毎日放送 西 靖 チーフアナウンサー |
2022年6月17日(金)、連合大阪大阪南地域協議会「時節講演会」が、大阪南地域・地区協議会役員、単組役員、労組事務担当者、その他関係者74人の参加者を得て、オンラインを併用して開催されました。
本講演会は、報道の立場から見たこの10年の大阪の行政を語って頂こうという思いで企画されました。毎日放送に要請をいたしましたところ快諾頂き講演会が実施できる事となりました。
当初は、2月5日(土)開催で準備を進めてきましたが、講演を行っていただく西靖チーフアナウンサーが新型コロナウイルス感染症に罹患され、急遽延期となっていました。
その後、府内の感染状況も落ち着きを見せ、4月には放送局の番組改編もあり6月の開催となりました。
講演では、情報番組と報道番組の違い「情報番組は二次情報がメインであるが、報道番組は、独自の取材による発信が基本」の説明に始まって、放送局の原稿システムを活用してキーワード検索で「この10年間」を振り返りました。
まずは、報道原稿の中のリード文や本記のなかに「連合」というキーワードが出てきた回数が18件という状況に驚かされました。また、「労働組合」というキーワードでのオンエア原稿は220本という状況で反復的に登場するのは「メーデー5本」「労働相談4本」でそれ以外では橋本氏と組合との関連が多く、2015年を境に少なくなっています。
近年では2020年から、「新型コロナ」が報道の軸になり、そのなかで「吉村大阪府知事」の評価が高くなっています。大阪では、いわゆる庁舎内での「定例カコミ取材」やマスコミ会見などが二次情報素材となり府外の各情報番組にも活用され吉村知事の露出度アップの要因となっています。また、未知のウイルスであり国の対応の遅さもあって、「国にモノ申す姿勢」に共感が生まれていることもあります。
現在、放送局ではテレビにおける報道番組と情報番組(ワイドショー)の融合が進んでいる状況も、このようなキーワード検索の結果の要因のひとつではないでしょうか。
今後の放送局や新聞を取り巻く状況についても、利用するメディアがテレビからネットへ移り変わり、放送局の収入源である広告料がテレビをネットが上回っている状況です。
10代のメディア利用は、ネットが中心であり、テレビを見なくなっています。広告料のネットへ移り変わりによる財政の悪化が、取材体制の不足に繋がり、独自の取材力が低下することと、報道番組と情報番組(ワイドショー)の融合と相まって、二次情報素材を多用した番組づくりが進むことが懸念されるところです。
報道現場で、西チーフアナウンサーが、この様な危機感をもっておられることに、心強さも感じながら、私たち連合の運動が地域の皆さんに理解・共感されるようなものでならないと思いました。
最後に、本講演会をお受けいただいた西チーフアナウンサーには、全くなんの手当も出ないことが明かされ、参加者一同感謝と慰労の拍手で終了いたしました。
因みに、西チーフアナウンサーは岡山県から、「おかやま晴れの国大使」を任命されているとのことです。安心して旅行ができるようになりましたら、是非とも岡山県へ観光に来てくださいとのメッセージをいただきました。
(事務局長 藤原 一也)
日時 | 2022年5月19日(木) |
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場所 | 北九州市 リーガロイヤルホテル小倉 |
主催 | 連合福岡 北九州地域協議会 |
参加者 | 大阪南 森議長,藤原事務局長 堺地区 平間議長,永田副議長 |
2022年5月19日(木)〜5月20日(金)北九州市「リーガロイヤルホテル小倉」にて、連合政令指定都市地域協議会の「第25回連絡会議」が、幹事地方連合会を含め160名の参加を得て開催されました。本会議は、2020年に開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。本年、「まん延防止措置」等、規制が解除されるなか、福岡県の感染防止対策基準を徹底し、開催することができました。
次 第
司会進行 | 遠藤 禎幸 連合福岡・北九州地域協議会 事務局長 |
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1. 開催地協挨拶 | 清田 博己 連合福岡・北九州地域協議会 議長 |
2. 来賓挨拶 | 藤田 佳三 連合福岡 会長 |
3.特別講演/講演 | <特別講演> 「SDGsを原動力に日本一住みよいまちへ」 北橋 健治 北九州市長 <講 演> 「SDGs未来都市のトップランナーを目指して」 上田 ゆかり 北九州市企画調整局・SDGsプロジェクト担当部長 |
4. 地協報告 | ①さいたま市地域協議会 内田 均 議長 ②大阪市地域協議会 徳野 尚 事務局長 |
5. 地協事務局長会議 (事務局長のみ参加) |
次期開催地の決定:横浜地域連合 |
6.夕食懇親会 |
第25回となる「政令指定都市地域協議会 連絡会議」が、福岡県北九州市で開催されました。この会議体は、全国に20ある政令指定都市を所管している地域協議会が、相互に情報交換を行う場として、独自に集まっているものです。前回は大阪南3名、堺地区3名で参加してきましたが、コロナ禍のなか、最小限の参加人数とさせていただき大阪南2名、堺地区2名での参加といたしました。
今回の開催地である北九州市は、関門海峡に面した九州地方最北端の都市。九州地方の玄関口として栄えた歴史を持ち、北九州工業地帯の中核を担っています。変遷としては、1963年2月10日に門司市、小倉市 、若松市、八幡市、戸畑市の五市の合併を経て誕生し、4月1日に三大都市圏を除く地域では初の政令指定都市に移行しました(都道府県庁所在地以外及び本州以外の都市としても初)。県庁所在地の福岡市に1979年に抜かれるまでは、九州地方最大の人口を誇る都市でありました。
今回、4期にわたり首長を務められている 北橋 健治 北九州市長をお迎えし特別講演が行われました。
北橋市長は、1986年、第38回衆議院議員総選挙に民社党公認で出馬し初当選、そのあと6期衆議院議員を務められ、2007年2月、北九州市長選挙に無所属(民主・社民・国民新推薦)で出馬、当選し現在にいたります。この間、連合福岡・北九州地域協議会と密接に強調し市政運営を推進されてきました。
4選を迎えるにあたり「SDGsを原動力に日本一住みよいまちへ」を掲げ、地方創生の「モデル都市」を目指してきました。
特別講演において、北橋市長は、「ボトムアップで施策を進めることにより、行政から積極的な働きかけを行い伴走型の支援が可能となった」「このスタイルにより、企業と学校・大学とのマッチングを果たし、新規企業誘致にもつながった」「自治体の技術(インフラ整備等)や公害を克服してきた経験をアジアの国々へ輸出し、国際的なSDGs推進にも貢献してきた」等、好循環によりSDGsの17の目標に向かっていく姿がしめされました。
続く講演では、特別講演の具体的な北九州市の取り組みとして「SDGs未来都市のトップランナーを目指して」と題して、行政から北九州市企画調整局 上田 ゆかりSDGsプロジェクト担当部長から、取り組みの報告を受けました。
北九州市は、高度経済成長のなかで問題となった公害を、市民運動から「産・官・学・民」の連携で克服してきました。この公害克服が「低炭素社会づくり」への挑戦につながりOECDから「グリーンシティ」に選定され、このような市民主役での取り組みがSDGsの取り組みにつながたこと。また、行政から企業・団体へSDGsを取り組むメリットを積極的に働きかけ、OECDより「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」、国より「SDGs未来都市」と選定されるにいたりました。さらに、公害克服のノウハウやインフラ整備の技術を生かして国際貢献へつなげようとしています。
今回の行政からの報告には、「子ども食堂への支援のありかた」や「公・労・使が連携した雇用政策」等、連合地域運動の進むべき絵姿があったように思います。
地域報告では、さいたま市地域協議会の内田議長から活動報告を、大阪市地域協議会の徳野事務局長から大阪の政治情勢報告「なぜ維新か強いのか」を受けました。
終了後、事務局長会議を開催し、以降の詳細なスケジュールを確認すると共に、来期以降の開催地についても議論され、2023年度は横浜市での開催が確認されました。
本年主催された連合福岡・北九州地域協議会の皆さんに感謝申し上げ、報告とします。ありがとうございました。
(事務局長 藤原 一也)
実施日 | 2022年5月27日(金)18:30〜19:30 |
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場 所 | 堺東東洋ビル+オンライン(Zoom) |
参加者 | 51人(現地:18人,オンライン33人) |
内 容 | 第1部「選挙制度について 講師:連合大阪南 藤原 事務局長 第2部「参議院選挙の対応について 講師:連合大阪 黒田 副事務局長 |
2022年5月27日(金)連合大阪大阪南地域協議会の第33年度役員研修会が、大阪南地域・地区協議会役員、構成組織役員・組合員の参加者を得て、オンラインを併用して開催されました。当日は配信会場の役員を含め51人が視聴しました。
この研修会は、連合大阪南研修小委員会が主体となり、本年予定されている「第26回参議院議員選挙」に向けて、「選挙制度について」確認するため企画されました。また、連合大阪の参議院選挙の対応について、対応方針が示されましたので合わせてオンライン併用で開催いたしました。
第1部は「選挙制度について」をテーマに、連合大阪大阪南地域協議会藤原事務局長から、参議院議員選挙にかかわる部分を中心に解説されました。また、来年の統一自治体選挙に向け、役員交代により、新しい役員が増える中、あらためて「選挙制度について」理解を深める必要性が提起されました。
第2部は連合大阪黒田副事務局長に登壇いただき、「連合大阪第26回参院選対応方針(その3)」について意義と目的を説明いただきました。今参議院議員選挙において大阪選挙区 立憲民主党石田としたか氏、国民民主党大谷ゆり子氏の連合推薦の推薦決定が5月19日となったため、急遽お二人に参加のご案内をいたしました。
急遽の案内となったため国民民主党大谷ゆり子氏の参加は叶いませんでしたが、立憲民主党石田としたか氏から連帯のご挨拶と決意表明がなされました。
最後に、連合大阪南森議長の団結がんばろうで、会場・オンライン参加者全員が一体となり、閉会となりました。
ご案内が不十分であったにもかかわらず研修会終了後、アンケートにも回答いただきました。来年実施される第20回統一地方選挙へ向けて、いただいた意見を踏まえ研修を重ねていきたいと思います。
実施日 | 2022年5月1日(日)10:00〜10:30 |
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場 所 | Zoomウェビナー(配信場所:フェニーチェ堺大スタジオ) |
参加者 | 3,129人(アクセス数1,000) |
5月1日(日)、堺・泉州・泉南地区【合同】での地区メーデーをオンラインで開催いたしました。
2019年まで、三つの地区は堺市から岬町までの地域において各地区メーデーを開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年は中止、昨年もこれまでのような多くの仲間が同じ場所に結集することが叶わない状況のなか、労働の尊厳を確立し称えるメーデーの意義は不変であり、地域から声を上げていくことを第一義に考え、「堺・泉州・泉南地区合同メーデー」としてオンラインで開催しました。
本年も、まん延防止等重点措置が3月21日に解除されたものの集会・イベントについては制限が継続される状況です。
このようななか、連合堺・泉州・泉南地区は各地区でのメーデー開催にむけて実行委員会を立ち上げリアル開催を目標に取り組みを進めてきました。しかしながら、各メーデー会場での参加者制限のなかオンライン配信との併用も模索しましたが各地区単独での開催は断念し、三地区合同でのオンライン開催としました。
三地区合同でのオンライン開催にあたり三地区のメーデー実行委員会を結集した合同実行委員会を結成し、昨年よりも充実したオンラインメーデーを目指し、実施しました。
配信方法については、働く仲間と時間や場所の制約を超えて思いを結集するため、Zoomウェビナーを活用することとし、リアルタイムでご視聴いただきました。事前の接続等ご準備いただかなければならないなか、抽選会参加者を含めて3,129人という大勢の皆さんに視聴参加いただけたことに、心より感謝申し上げます。
泉州地区メーデー実行委員会北野副実行委員長の司会で始まった地区合同メーデーでは、式典に入る前に独自に作成したメーデー紹介動画を配信いたしました。動画では、これまでの堺・泉州・泉南地区メーデーの写真を背景に、メーデーの成り立ちについて紹介いたしました。
式典では三地区を代表し、主催者挨拶を堺地区平間議長が行い、来賓として大阪南地域森議長からご挨拶をいただきました。
また、本メーデーにいただきました多数の祝電・メッセージの中から、代表して森山衆議院議員からの祝辞を泉南地区メーデー実行委員会井隈実行委員長が披露させていただきました。
次に、7月に予定されている第26回参議院議員選挙の対応について司会から説明を行ったあと、連合大阪が推薦決定している予定候補者の必勝にむけ、泉州地区田中議長から「特別決議(案)」、続いて泉州地区メーデー実行委員会刀祢実行委員長からメーデー宣言(案)」が提案され、それぞれ採択されました。
式典の節目には三地区実行委員会全員が会場からプラカードを使って人文字で「キーワード」を掲げました。最後に、泉南地区岸議長の「団結ガンバロー」で式典が終了いたしました。
抽選会登録は、メーデー式典で出されたキーワード「ヘ・イ・ワ」を、抽選フォームに記入いただく形で実施いたしました。抽選会は5月9日にオンライン配信において開催し、90人を超える皆様にご視聴いただきました。
最後に、本メーデーの開催にあたり、協賛金をご提供いただきました団体のみなさま、準備運営に携わっていただいた役員の皆さま、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
日時 | 2022年4月16日(土)13:30〜15:30 |
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場所 | ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺3F 春慶 |
参加 | 34人 連合推薦議員12人、予定候補1人、OB会12人、現役連合大阪南役職員9人 |
司会 | OB会事務局長 南出正昭 |
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※3.について
連合本部は2月17日に第26回参議院選協の基本方針を確認した。その基本は、立憲民主党、国民民主党と引き続き連携をはかる。9産別推薦比例候補の当選を勝ち取る。連合大阪は、大阪選挙区で出馬予定の立憲、国民の両候補の必勝に向け戦う。
明年の統一地方選挙にむけては、推薦手続きについて説明を行った。
※4.について
森山衆議院議員は、現在の岸田内閣は安倍、菅内閣とは異なり「無茶はしないだろう」との評価であるが着々と自民党の強権法案を通している。注視しなければならない。大阪選挙区立憲候補は、本日候補者を決定した。との報告があった。
堺市議会木畑、小堀、西、渕上市議からは、永藤堺市政の多くの問題点が報告され、明年の同時選挙にむけて候補者擁立への決意などの報告がなされた。
清水高石市議からは議席減、コロナ禍での活動などについての課題報告があった。
浜田和泉市議からは、子ども食堂など「子供の居場所」への活動報告。
野田泉大津市議からは、「小さな声を議会に届ける」活動の継続、同谷野市議からは、市民病院建設業者選考についての報告と対維新との対応についての決意表明がなされた。
平岩貝塚市議からは先般、維新の市長の当選報告。同南野市議からは人口減少にある議員定数問題、「空き家対策」への活動が報告された。
河部泉南市議からは、明日4/17告示の泉南市長選挙で維新対無所属の一騎打ちの戦いについての情勢報告があった。
堺市東区選挙区に再度挑戦する「池田一紗」さんは、前回落選後からの活動報告と決意表明があった。
※6について
山脇副会長は、減少する人口と高齢化が進む退職者の活動がますます厳しくなりますが、政治改革にむけ頑張ろう。と締めくくっていただきました。
日時 | 2022年3月31日(木)9:00〜9:30 |
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場所 | 大阪府立堺聴覚支援学校 |
参加者 | 社会貢献委員会 中井 委員長 大阪南地域協議会 森 議長 藤原 事務局長 大林 職員 |
連合大阪南社会貢献委員会を中心に取り組んでいる「ベルマーク運動」について、8回目となる寄贈に行ってきましたので報告します。
連合大阪大阪南地域協議会・大阪南地域労働者福祉協議会・近畿労働金庫・こくみん共済coop4団体の協同事業として2015年より取り組んでいる「ベルマーク運動」ですが、2021年の集計結果は、昨年を上回る12839.3点となりました。今年は収集いただいたベルマークを単組の皆さんで予め切り揃えていただきましたので集計作業がスムーズに進みました。「ベルマーク運動」が更に浸透したことを委員会として実感し、心より感謝申し上げます。
寄贈実績
回数 | 収集期間 | 寄贈先 | 点数 |
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第1回 | 2015年9月~2015年12月 | 堺市立上神谷支援学校 | 3058.3点 |
第2回 | 2016年1月~2016年6月 | 堺市立上神谷支援学校 | 3045.7点 |
第3回 | 2016年7月~2016年12月 | 堺市立上神谷支援学校 | 4209.3点 |
第4回 | 2017年1月~2017年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 11435.4点 |
第5回 | 2018年1月~2018年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 9063.7点 |
第6回 | 2019年1月~2019年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 18738.8点 |
第7回 | 2020年1月~2020年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 10306.8点 |
第8回 | 2021年1月~2021年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 12839.3点 |
2022年3月31日、社会貢献委員会として、寄贈先である「大阪府立堺聴覚支援学校」に伺いました。今年も、コロナウイルス対策を考慮して、中井委員長と事務局の最小限の訪問・寄贈とさせていただきました。学校側は、校長先生の吉田様、各学年担任の先生方が対応してくれました。
校長室で、中井委員長・森議長から集計されたベルマークを、吉田校長先生に受け取って頂き、記念写真を撮りました。
吉田校長先生から「昨年、寄贈いただいたベルマークは、予算要望しても叶わない教材の購入に役立たせていただいております。更に9月に寄贈いただいた液晶ディスプレイは、授業で活用させていただき大変助かっています。新型コロナウイルスの第6波の感染はこれまで感染がなかった生徒たちにも広がってきました。コロナウイルス感染対策を徹底しても感染が止まらない現状に危惧しております。12000点もの点数をいただき、生徒の為に有意義に活用させていただきます。」と、感謝の言葉が述べられました。
堺聴覚支援学校の校区と連合大阪南地域の構成が同一であり、今後寄贈式だけではなく日頃の意見交換をさせていただいて、ベルマーク運動の寄贈とあわせて貢献できる内容を模索したいと考えます。私たちのできる地域貢献の一助として、今後とも活動の輪を広げ、より多くのベルマークを寄贈できるよう、啓発・取り組みを強化していきます。
今後とも、よろしくお願いします。
実施日 | 2022年2月5日(土)16:00〜16:30 |
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場 所 | オンライン(Zoom) |
参加者 | 70名 |
2022年2月5日(土)連合大阪大阪南地域政策・政治フォーラム第8回定期総会を、大阪南地域・地区協議会役員、推薦議員、連携候補予定者、大阪南OB会役員、計70名の参加者を得て開催しました。
今回は新型コロナウイルス(オミクロン株)の甚大な影響により、事前に予定していた「時節講演会」も延期せざるを得なくなり、定期総会のみフルオンラインでの開催となりました。
定期総会では、冒頭、森代表幹事、木畑代表幹事、森山顧問よりご挨拶を頂きました。
続いて、西幹事長から経過報告並びに会計報告、谷野会計監査から会計監査報告がなされました。
その後、協議事項「会員の変更について」「第8期活動方針」「第8期予算」「第8期役員体制」が提起され、満場一致で確認されました。
最後に、佐野副代表幹事から閉会の挨拶をいただき、総会は盛会裏に終了しました。
昨年に引き続きオンラインでの開催になってしまいましたが、70名もの皆様にご参加いただけたことに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、連携する議員・候補者との絆を深めながら、大阪南政策・政治フォーラムを更に前進させていきましょう。